『ラブソング』(サンボマスター)
【地声最低音】mid1E(E3)
★m1G[僕はずっ]とおもって[たん]だ[よ]ぉ【Aメロ】
★m1G[僕は何]も知らなG–m1E[か[った]ぁ]
★神様ってm2E[ひ]とがm1G–m1E[ぁ君を[連]れ]去って【Bメロ】
★二度とは逢えないとぼm1G–m1E[くに[言]う]
【地声最高音】hiB(B4) ※全体で41回登場
★僕m2F#[は]な[に]も[できhiA–hiB^-G[な[かっ]た]よ]【Bメロ】
★うhiA–m2G[つ]く[し]す[ぎ]た[ひ]と[よ] hiB[uhh] A[ba]by]
★hiB–m2G[あ]いた]くて×2 B[ど]んなき]A-hiB-G[み[で]も]ぉぉ【サビ】
★hiB–m2G[こ]ころのな]かは涙hiB–A[の]あ]めの]A–B[メ[ロ][デ]ィー
★今夜も君のすがm2G[た] hiB–hiA[さ]が]して]しまうよ【Dメロ】
★奇跡がおきるm2G[なら] hiB–A[も]うい]ち度] B–A[も]うい]ち度]だA[け]
【補足】mid2F#~hiAを含むフレーズ一覧
★m2G[いつまでも]つm2E[づ]いてm1G[ゆく]ぅと【Aメロ】
★m2F#–hiA–G[どこに行くん[だ]よ]【Bメロ】
★m2G–F#[願いごとがもし]ひ]と[つ]かなうなG[らば]【サビ】
★m2G–hiA[忘れ[る]なんF#–G–A[て[で[き]ないん[だG[よ]
まず、『ラブソング』についてです。この楽曲は、2009年にロックバンド・サンボマスターによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年に発売された『きみのためにつよくなりたい』に初収録されました。同アルバムには、『できっこないを やらなくちゃ』(過去記事)や、『君を守って 君を愛して』、『世界をかえさせておくれよ』といった楽曲が収録されております。
さて、『ラブソング』はノンタイアップの楽曲として発表されました。同曲は最高順位も62位と高くはありません。ただ、2018年にはアニメの主題歌としてカバーされ、最近も情報番組で歌唱されるなどし、長く愛され続けております。また、サンボのライブでも比較的多く演奏されます。
ちなみに、同曲はタイトルに【ラブソング】とありますが、恋人などの伴侶だけではなく、広い意味での多くの人に向けた楽曲だそうです。期せずして別れることになった人に向けての気持ちを歌った作品であり、そうした点が多くの人の心を打つのだと私は感じました。
『ラブソング』はスローなバンド曲です。サンボマスターは3人が主体となったバンドサウンドが魅力的なロックバンドですが、同曲はピアノやストリングスアレンジが活きたアレンジとなっております。また、歌メロが美しく、歌の良さが活きやすい楽曲です。作詞作曲は唄&ギター担当の山口隆さん、編曲はバンドによりなされました。
『ラブソング』の音域的な特徴についてです。。同曲は男性の音域としては高いレンジ(体感的にはかなり高いでもよいかも)で歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は全体的に中高音寄りの声域で歌メロが進行します。Aメロではmid1E-mid1Gなどの低音が登場しますが、そうした点を考慮しても男性の音域としては高く、特にサビではかなり高いレンジが要求されます。地声最高音hiBの回数が非常に多いため、高音域が得意な人でも体力的に辛くなりやすいです。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広く、低音も高音も多く登場します。そのため、キーを上げ過ぎると歌いにくくなる可能性があります。同曲は過去に声優の南條愛乃さんが原キーでカバーしております。低音域が得意な女性などは原キーでのカバーを視野に入れてもよいかもしれません。
※過去に声優の石見舞菜香がアニメの主題歌として原キーよりも3つ高いキー(m1G~hiD)でカバーされています。このレンジだと「標準より高い声域の女性」向けだと思います。
最後に『ラブソング』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高い(体感的にはかなり高い)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1EはAメロやBメロで登場します。いずれもmid1Gとコンボになっています。この辺りは男性の音域の範囲内です。また、低音域な女性だと歌唱可能かもしれません(一般的には少しキーを上げた方が良さげ)。
次に、地声最高音hiBはBメロやサビで登場します。登場回数は40回超とかなり多いです。このhiBに次ぐ地声高音としては、hiAがピークとなる場面が全体で22回登場します。こうしたことから男性の音域としてはかなり高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は過去にアニメの挿入歌として声優の中村悠一さんがカバーしております。中村さんは原曲よりも5つ低いキー(mid1B~mid2F#)で歌われております。この辺りを一つの目安にしてよいのではないかと私は推測しています。
『ラブソング』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意なレンジに調整することができると思います。一方、同曲は音域がそれなりに広く、最低音・最高音ともに多く登場します。こうしたことから、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
今回の楽曲はメロがよく、リズムなども取りやすい楽曲です。音域が合うのであれば、練習曲としてはよいと思いますが、歌の良さが活きやすい分、力量も問われます。
『ラブソング』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G~hiBといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回は最低音hiBの登場回数が多く、男性曲としてはかなり高音感があります。一方、低音域はmid1E程度です。
こうしたことを踏まえると、「高音域が非常に得意な男性」「標準より低め~やや低めの音域の女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。原曲とはやや異なるニュアンスになりますが、可能であれば、要所で裏声を使いこなすのもよいかもしれません。
【まとめ】
①サビが特に盛り上がるが、Aメロでも中高音がよく見られる
②最高音の回数がかなり多く見た目よりも高音感がある(音域も広め)
③原キーだと「高音域が非常に得意な男性」などに合いそう
④女性だと「標準より低め~やや低めの音域の女性」が原キーに合う可能性がある
⑤メロがよく、音域が合うのであれば練習曲向き(歌の良さが活きやすい)。
★hiB–m2G[こ]ころのな]かは涙hiB–A[の]あ]めの]A–B[メ[ロ][デ]ィー
★今夜も君のすがm2G[た] hiB–hiA[さ]が]して]しまうよ【Dメロ】
★奇跡がおきるm2G[なら] hiB–A[も]うい]ち度] B–A[も]うい]ち度]だA[け]
【補足】mid2F#~hiAを含むフレーズ一覧
★m2G[いつまでも]つm2E[づ]いてm1G[ゆく]ぅと【Aメロ】
★m2F#–hiA–G[どこに行くん[だ]よ]【Bメロ】
★m2G–F#[願いごとがもし]ひ]と[つ]かなうなG[らば]【サビ】
★m2G–hiA[忘れ[る]なんF#–G–A[て[で[き]ないん[だG[よ]
まず、『ラブソング』についてです。この楽曲は、2009年にロックバンド・サンボマスターによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年に発売された『きみのためにつよくなりたい』に初収録されました。同アルバムには、『できっこないを やらなくちゃ』(過去記事)や、『君を守って 君を愛して』、『世界をかえさせておくれよ』といった楽曲が収録されております。
さて、『ラブソング』はノンタイアップの楽曲として発表されました。同曲は最高順位も62位と高くはありません。ただ、2018年にはアニメの主題歌としてカバーされ、最近も情報番組で歌唱されるなどし、長く愛され続けております。また、サンボのライブでも比較的多く演奏されます。
ちなみに、同曲はタイトルに【ラブソング】とありますが、恋人などの伴侶だけではなく、広い意味での多くの人に向けた楽曲だそうです。期せずして別れることになった人に向けての気持ちを歌った作品であり、そうした点が多くの人の心を打つのだと私は感じました。
『ラブソング』はスローなバンド曲です。サンボマスターは3人が主体となったバンドサウンドが魅力的なロックバンドですが、同曲はピアノやストリングスアレンジが活きたアレンジとなっております。また、歌メロが美しく、歌の良さが活きやすい楽曲です。作詞作曲は唄&ギター担当の山口隆さん、編曲はバンドによりなされました。
『ラブソング』の音域的な特徴についてです。。同曲は男性の音域としては高いレンジ(体感的にはかなり高いでもよいかも)で歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は全体的に中高音寄りの声域で歌メロが進行します。Aメロではmid1E-mid1Gなどの低音が登場しますが、そうした点を考慮しても男性の音域としては高く、特にサビではかなり高いレンジが要求されます。地声最高音hiBの回数が非常に多いため、高音域が得意な人でも体力的に辛くなりやすいです。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広く、低音も高音も多く登場します。そのため、キーを上げ過ぎると歌いにくくなる可能性があります。同曲は過去に声優の南條愛乃さんが原キーでカバーしております。低音域が得意な女性などは原キーでのカバーを視野に入れてもよいかもしれません。
※過去に声優の石見舞菜香がアニメの主題歌として原キーよりも3つ高いキー(m1G~hiD)でカバーされています。このレンジだと「標準より高い声域の女性」向けだと思います。
最後に『ラブソング』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高い(体感的にはかなり高い)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1EはAメロやBメロで登場します。いずれもmid1Gとコンボになっています。この辺りは男性の音域の範囲内です。また、低音域な女性だと歌唱可能かもしれません(一般的には少しキーを上げた方が良さげ)。
次に、地声最高音hiBはBメロやサビで登場します。登場回数は40回超とかなり多いです。このhiBに次ぐ地声高音としては、hiAがピークとなる場面が全体で22回登場します。こうしたことから男性の音域としてはかなり高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は過去にアニメの挿入歌として声優の中村悠一さんがカバーしております。中村さんは原曲よりも5つ低いキー(mid1B~mid2F#)で歌われております。この辺りを一つの目安にしてよいのではないかと私は推測しています。
『ラブソング』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意なレンジに調整することができると思います。一方、同曲は音域がそれなりに広く、最低音・最高音ともに多く登場します。こうしたことから、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
今回の楽曲はメロがよく、リズムなども取りやすい楽曲です。音域が合うのであれば、練習曲としてはよいと思いますが、歌の良さが活きやすい分、力量も問われます。
『ラブソング』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G~hiBといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回は最低音hiBの登場回数が多く、男性曲としてはかなり高音感があります。一方、低音域はmid1E程度です。
こうしたことを踏まえると、「高音域が非常に得意な男性」「標準より低め~やや低めの音域の女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。原曲とはやや異なるニュアンスになりますが、可能であれば、要所で裏声を使いこなすのもよいかもしれません。
【まとめ】
①サビが特に盛り上がるが、Aメロでも中高音がよく見られる
②最高音の回数がかなり多く見た目よりも高音感がある(音域も広め)
③原キーだと「高音域が非常に得意な男性」などに合いそう
④女性だと「標準より低め~やや低めの音域の女性」が原キーに合う可能性がある
⑤メロがよく、音域が合うのであれば練習曲向き(歌の良さが活きやすい)。
コメント
サンボ普通にどの曲も高いですよね…
忠実に歌おうとするとかなり難しい気がします
コメントありがとうございます
この曲はかなり高いですね
サンボは有名曲でもかなり高くて難しいですよね
個人的にこの曲は今後もっと人気が出る気がします
ホントにいい曲です