『Blessing』(halyosy)
【地声最低音】mid1G(G3)
★剥がしても何故m2E[だ]か増えてくm2A–m1G[タ[グ]と【Aメロ】
★m1G–m2A[ラ]ン]クG[付]けG[さ]れてく理不尽2A–1G[な[価値]
★よくm2A–m1G[食[べて] hiB–hiA[よ]く]眠って【Eメロ】
【最高音】hiF#(F#5) ※終盤で2回
★hiC#–D–hiE[た[と[え]きれhiF#–E–C#[い]ご]と]だって構わない【ラストサビ[転調₊2]】
【補足】hiB~hiEを含むフレーズ一覧
★hiB–hiA[Ble]ssings for] your birthday B[Ble]ssings for] your A–hiD–B[e[very]day]【サビ】
★hiB–hiC–hiD[さ[い[ご]のいhiE–D[ち]びょ]う]まで前を向け
★そんな数値で人を推しはhiA–hiB[か[ら]ない]でB[と]【Aメロ】
★最高hiD–hiC–B–A[の]み]か]た]がう[つってるB[で]しょ]hiA#[そ]れ]は命の証【Bメロ】
★ロックでいったらこんな風 hiD[Like this] hiE[Like this Yeah]【Dメロ】
★ごく普通なhiA–hiB[まい[に]ちを]ぉ
★hiB–hiA[何も]なく]てB[も] hiD–hiE[愛せ[なく]ても
★それでもhiA–B–C–D–hiD#[生[き[て[欲[しい]
★hiC–hiA#[Ble]ssings for] your A#–hiD#–C[e[very]day]【サビ[転調₊1]】
★生き抜hiA#–hiC[く[た]めな]ら
★hiA#–hiC–C#–hiD#–hiE[一[緒[にい[わ[おう]
★hiC#–hiB[Ble]ssings for] your B–hiE–C#[e[very]day]【サビ[転調₊2]】
★Hip hip [HOORAY]hiE これからさB–hiC#[き[も]
★これからさhiE–hiC#[き]も]【ラストサビ[4:20辺り]】
まず、『Blessing』(ブレッシング)についてです。この楽曲は、2014年にhalyosy(ハルヨシ)さんによりリースされたボカロ作品です。halyosyを中心とする歌い手集団「ニコニコラボ」としても提供されました。JOYSOUNDやDAMといったカラオケで配信されているのはボカロ盤であるため、今回はボカロ盤の音域調査をしております(ちなみに、歌い手版はキーが7つ低い[mid1C~hiB])。
さて、『Blessing』はミドルテンポの打ち込みソングです。頭サビで歌メロが始まり、AメロBメロサビと展開されます。終盤には転調が繰り返され、サビのキーが1つ、2つと上がっていく点も特徴的です。同曲は、使用ボカロとして、初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカ・MEIKO・KAITOが参加しており、合唱曲のような趣があります。メロは分かりやすく、耳に残りやすいです。
『Blessing』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいです(複数人で歌うのもおススメ)。
同曲は、ボカロ曲ということもあり、hiD~hiF#といった中高音域が要所で登場します。そうしたこともあり、女性曲としては高い印象です。私なりの印象としては、裏声を上手く使うことでhiD-hiF#のレンジを歌いこなすとより歌いやすそうに感じました。
同曲は初音ミクをはじめ、6組のボカロが歌唱しています。そうしたこともあってか、ボーカルが代わる代わるチェンジし、間断なく歌メロが続きます。歌メロが重なっている部分も多いため、できれば2人以上で歌った方がより完成度を高めやすいと思います。
最後に『Blessing』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【最高音】hiF#(F#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高め(体感的には明確に「高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1GはAメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、高音域が非常に得意な女性だとやや低く感じやすいかもしれません。
次に、最高音hiF#はラストサビで登場します。登場回数は2回程度です。hiF#に次ぐ高音としては、hiFがピークとなる場面が全体で2回、hiEが20回、hiD#が5回、hiDが14回程度登場します。こうしたことから女性の音域としては高いです。一般的には「キーを下げる」、もしくは「hiD~hiF#を裏声で歌う」などした方が歌いやすいと思います。
『Blessing』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。ただ、今回の楽曲は音域自体がかなり広いため、歌い慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。全体でみると中高音に寄ったメロですので、ある程度高音域が得意な人の方がマッチしやすいといえます。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムなども取りやすいです。一方、メロとメロの間隔が短く、息継ぎなどがしにくい場面がBメロやサビ等で多く見られます。このため、可能であれば複数人で歌唱するのがよいと私は推測しています。ソロで歌う場合は、「ここで息継ぎを入れる」、「ここは妥協する」といった自分なりの約束事を決めておくとよいと思います。
『Blessing』を原曲キーで歌唱する場合、hiB~hiF#といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。hiD~hiF#などの高音については裏声で歌うとより歌いやすいのではないかと私は推測しています。一方、低音域はmid1GがAメロで登場します。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意な)女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。ただ、先述のように同曲は息継ぎが入れにくい曲です。そのため、可能であれば複数人で歌唱するのがよいです。複数人で歌唱する場合だと、「標準よりやや高めの音域の女性」などもチャレンジ可能だと思います。
【まとめ】
①AメロBメロは中低音、Bメロ後半やサビ以降は中高音中心(音域は広い)
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意な)女性」に合いそう(ソロの場合)
③息継ぎしにくい場面が多いので、複数人で歌唱するのがおススメ
④メロ自体は分かりやすく、リズムも取りやすい
コメント
リクエストありがとうございました^_^
こちらこそありがとうございます
以前にもリクエストが来てた時、少し複雑に感じて挫折してたのです
思い入れのある人も多いと思うので今回記事できてよかったです