『シャイニングスター』(魔王魂)
【地声最低音】mid1G#(G#3)
★ただ雲をなm1G#[がめ]て 過m2F#[ご]すのもいいよね【Aメロ】
【地声最高音】hiC#(C#5) ※全体で25回程度
★ゆm2G#[め]に眠るhiC–A#^-hiC#地[まぼ]ろ[し[が]【サビ】
★トキメhiC#[キ]をC#–C^[か]んじ[て]
【裏声最高音】hiD#(D#5) ※サビで登場
★てC–hiC#地[の[ひ]ら]に[降りそhiD#裏–C#[そ]ぐ]【サビ】
【補足】hiA~hiBを含むフレーズ一覧
★誰しも何かm2F#[し]ら 使m2G#–hiA[命を[か]かえてる【Aメロ】
★きhiA–m2G#[せ]き]をは[こA–hiB地[ぶ[か]ぜ]の音]【Bメロ】
★とhiA–m2G#[き]を]閉じ[込A–hiB[め[て]
★シャイm2G#[ニングスター綴]れば
★あhiB地–hiA#[らた]な]せか[い]へ
★一しずhiA#–A[く]のひ]かり
★hiB[LaLaLaLa]LaLaLa [LaLaLaLa]LaLaLaLaLa【アウトロ】
まず、『シャイニングスター』についてです。この楽曲は、音楽素材配信サイト「魔王魂」より配信される楽曲です。『魔王魂』は無料で音楽を配信しており、YouTuberなどの配信者は自分の動画で音楽を使用することが可能です。今回取り上げる『シャイニングスター』は同サイトでも特に人気が高く、2000万回を超える再生回数を獲得しています(2024年8月現在)。
『シャイニングスター』はアップテンポのバンド曲です。全体的にメロがよく、多くの人に届きうる普遍性があります。歌メロはAメロBメロサビと展開します。作詞作曲は森田交一によりなされました。森田さんは「魔王魂」の創設者であり、多くの楽曲の製作を担当しています。
『シャイニングスター』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては「高め」のレンジで歌メロが作られています。低音域に若干余地があるため、一般的な女性はいくらかキーを下げた方が歌いやすいと思います。
今回の楽曲はAメロBメロサビと盛り上がっていきます。hiB~hiC#といった中高音はBメロ後半やサビで見られます。サビではhiC#-hiCのコンボが登場するため、見た目よりも高く感じやすいのではないかと私は推測しました。今回はhiC#の大部分は地声高音としてますが、場合によってはhiC-hiC#辺りを裏声で歌唱するのもよいかもしれません。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原キーから6つ程度下げてみてください(高音が得意な男性は3つ程度下げる)。高音域が苦手な男性はキーを4つ程度上げて、1オクターブ下で歌うのがよいかもしれません。
最後に『シャイニングスター』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1G#はAメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、人によってはにとっては若干低く感じられる可能性もあります。「高音域が非常に得意な女性」などは少しキーを上げて歌唱するのもよいと思います。
次に、地声最高音「hiC#」については、サビを中心に登場します。登場回数は25回程度であり、hiCとのコンボになっている場面もあります。hiC#に次ぐ地声高音としては、hiCがピークとなる場面が全体で8回、hiBが12回登場します。こうした点を考慮すると女性の音域としては高めであり、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。
※今回の楽曲はhiC辺りは裏声感もありますので、場合によってはhiC-hiD#までのレンジを裏声で歌ってみるのもよいかもしれません。ただ、そうした歌唱でもそれなりに高音域が得意な必要があります(器用な裏声発声も不可欠)。
『シャイニングスター』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意とするレンジに調整することができると思います。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
同曲はメロディー自体は比較的分かりやすく、リズムなども取りやすそうです。一方、音程を取るのが苦手な人は、サビ前のBメロは若干難しく感じる可能性があります。慣れてくると克服しうると思いますので少しずつ練習を重ねてみてください。
『シャイニングスター』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiC#(裏声はhiD#まで)といった中高音をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はBメロやサビを中心にこれらが多く登場します。低音域についてはmid1G#であり、大よそ標準的です。
こうした点を考慮すると、「標準より(やや)高め~高音域が得意な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は分析しました。「高音域が非常に得意な女性」などは少しキーを上げてもよいかもしれません。
【まとめ】
①AメロBメロ前半は中低音中心、Bメロ後半とサビは中高音中心
②原キーだと「標準より(やや)高め~高音域が得意な女性」に合いそう
③「高音域が非常に得意な女性」はキーを上げてもよいかも
④裏声が得意な人はサビの高音で裏声を多用して歌ってもよい
⑤メロは分かりやすくカラオケ向き