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『恋愛サーキュレーション』(千石撫子(花澤香菜))の音域

こんにちは。今回は千石撫子(花澤香菜)の『恋愛サーキュレーション』(2010)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。なお、今回はAメロのラップのようなパートは音域調査から除外しています。その点はご了承ください。


『恋愛サーキュレーション』(千石撫子(花澤香菜))
『恋愛サーキュレーション』(千石撫子(花澤香菜))の音域







【地声最低音】mid2B(B3) 

★でm2B{も]そんなん[じゃ]だめ もうそんなんじゃほm2G#[ら]【イントロ】
★こm2B[こ]ろはしB[ん]かする2F#[よ] もっともっm2G#[と]


【地声最高音】hiB(B4) ※全体で24回程度

m2G#hiA[ふ[わ][わ]hiB[り] [ふA[わ]ふAB[わ[る]【Bメロ】
hiBhiA2G#[あ]な]た]A[が]名]前を呼ぶ [そ]れだけで宙へ浮か[ぶ]
hiBm2G#[か]み][まあ]りがと[う]【サビ】


【裏声最高音】hiC#(C#5) ※サビで登場

m2G#hiC#裏[う[ん]めい]のいたずら[で]【サビ】

 まず、『恋愛サーキュレーション』についてです。この楽曲は、2009年に放送されたアニメ『化物語』第10話のオープニングテーマとして発表されました。主題歌としては1話のみの放送でしたが、人気が高く、ニコニコ動画などでカバーなども多くなされていきます。音源は2010年以降に配信などが開始されましたが、2020年には25万ダウンロードを達成し、日本レコード協会よりプラチナ認定がなされました。歌唱は千石撫子(花澤香菜さん)が担当し、作詞はmeg rock、作曲編曲は神前暁さんによりなされました。


 『恋愛サーキュレーション』の音域的な特徴についてです。同曲は女性の音域の範囲内(発声ニュアンスなどを考えると「やや高め」かも)で歌メロが作られています。一般的な音域の女性が原曲キーで歌唱しうる楽曲です。
 同曲は中高音としてmid2G#~hiB辺りが登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、低音がmid2Bとやや高いため、見た目より高く感じるかもしれません。「大よそ標準的」としていますが、低音が高い分「中高音域が得意な女性」の方が歌いやすいと私は考えています。その辺りは実際に歌唱して微調整を加えてください。全体的に可愛らしさや癒しが強調された作品であるため、明るい声質の人に合いやすいです。
 今回はサビの一部で「裏声」が登場するため、その辺りはしっかり意識したいです。高音域が得意な女性の場合は、そのまま地声で歌うのもよいかもしれません。

 男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーからキーを6~7つ程度下げてみてください。今回は高音が柔らかであるため、そうしたニュアンスも考慮して、少し低めを意識しています。ただ、曲調が可愛らしいため、男性としては取っ付きにくいかもしれません。

 

 最後に『恋愛サーキュレーション』の音域についてですが、【地声最低音】mid2B(B3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内(もしくは「やや高め」)です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid2Bはイントロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、女性曲としては低音がやや高いため、その点で中低音が得意な人は持ち味を活かしにくいです。

 次に、地声最高音hiBはBメロやサビで計24回登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、花澤香菜さんの発声が柔らかであるため、人によっては原曲のように歌うのがすこし難しいかもしれません。一般的な音域の女性が原曲キーで歌唱しうる楽曲ですが、場合によっては少しキーを下げてもよいと思います。


 『恋愛サーキュレーション』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。今回の楽曲は地声レンジは1オクターブと広くないため、歌い慣れた人はもちろんビギナー向けの調整も可能だと私は分析しています。
 今回の楽曲はメロやリズムなどは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。ただ、今回の楽曲は花澤香菜さんの癒しボイスが活かされた可愛らしいニュアンスの作品です。その点で、明るい声質の人に合いやすいと私は分析しています。反面、暗めの声質の方でも原曲に縛られずに自分の歌唱表現を追求してみるというのも面白いと思います。

 『恋愛サーキュレーション』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G#~hiB(裏声はhiC#)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はmid2G#辺りが比較的多く、Bメロやサビの要所でhiB等も登場します(大よそ女性の音域の範囲内)。反面、低音はmid2Bとやや高いです。
 こうした点を考慮すると、「標準的(orやや高め)~高音域が得意な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。「高音域が非常に得意な女性」についても原キーで歌唱しうると思いますが、場合によっては少しキーを上げてもよいかもしれません。

【まとめ】

①やや中高音寄りの曲(ただ地声最高音はそこまで高くない)
②原キーだと「標準的(orやや高め)~高音域が得意な女性」などに合いそう
③地声音域が広くないため、キー調整しやすい
④音域が合うのであれば、練習曲やカラオケにおすすめ
⑤明るい声質の人に合いやすい(可愛らしい声質の人にもよい)

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