なお、当ブログにおいては、通常は曲名とともに歌手名を記載するのですが、歌手名のクレジットが非常に長く、入りきれないので、今回は記載しておりません。歌手名クレジットは、スペシャルウィーク(和氣あず未)、サイレンススズカ(高野麻里佳)、トウカイテイオー(Machico)、ウオッカ(大橋彩香)、ダイワスカーレット(木村千咲)、ゴールドシップ(上田瞳)、メジロマックイーン(大西沙織)となっております(敬称略)。
『ユメヲカケル!』、Yume wo Kakeru!
【地声最低音】mid2A(A3)
★Sunshine 前を向m2A[け]m2A#[ば] Passion 高鳴hiA[る]hiA#[ファン][ファ]ーレ【Aメロ】
【地声最高音】hiD(D5) ※曲全体で6回
★風も音hiA[も]ヒhiD[カ]リも 追い越しA[ちゃっ]hiB[て]【サビ後半】
★hiA#[は]hiA[し]りA#[た][い]よ hiD[と][も]hiC[に] So [We] A#[Can] hiC#[Fly!]【ラストサビ】
★(ほら)キミと夢を重ねてる (ほら)この胸にのhiC[ぼ]hiB[る]hiD[太]陽
【補足】hiB(一部略)~hiE[コーラスの部分]を含むフレーズ一覧
★パッと耳澄hiA[ま]hiA#[せて]hiC[Fee]l Me! そA#[の]A[せ]な[か]【Aメロ】
★気持ちhiA#[い]ちれつ それぞA#[れ]hiC[につ]A#[づ]く地へ[い]線【Bメロ】
★(No More!)迷わhiA[な]hiA#[い][で](Let’s Go!)止まら[ず]A#[行]hiC[こう]
★キミと夢をかhiC#[け]るよ 何回だっhiA#[て 巻き]起こせhiB[スパート]【サビ前半】
★hiB[誰]も知A[ら]hiC[な]B[い]あしA[た]へ進B[め]【サビ後半】
★(hiE[ほ]hiD[ら])その姿こhiC[の]hiB[ひ]とB[み] [う]つってるから
★同hiA#[じ]お[も]hiB–A#[い]で[い]hiC#[ら]れる(目B[指]A#[せ]一着)【Cメロ】
★トモhiA[ダチ]いA[じょ]hiB[う] 仲間[で ラ]A[イ]バ[ル]
☆努力だって なぜか嬉しい 競hiA[い]合って 近[づ]いA[て]hiB[行]hiC#[く]
★hiB[誰]も知A[ら]hiC[な]B[い]あしA[た]へ進B[め]【サビ後半】
★(hiE[ほ]hiD[ら])その姿こhiC[の]hiB[ひ]とB[み] [う]つってるから
★同hiA#[じ]お[も]hiB–A#[い]で[い]hiC#[ら]れる(目B[指]A#[せ]一着)【Cメロ】
★トモhiA[ダチ]いA[じょ]hiB[う] 仲間[で ラ]A[イ]バ[ル]
☆努力だって なぜか嬉しい 競hiA[い]合って 近[づ]いA[て]hiB[行]hiC#[く]
★Pride!響け!全身で すべて出hiA[し]hiA#[て] hiC[お][も]うまま[に]【ラストサビ】
まず、『ユメヲカケル!』についてです。この楽曲は、2021年に放送されたアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』のオープニングテーマとして制作され、CDシングルとしてもリリースされました。歌唱は、作品内に登場するチーム・スピカの7頭(7人)により歌われております。
『ウマ娘 プリティーダービー』はCygamesによるスマートフォン向けゲームアプリであり、それを中心としてアニメや漫画などメディアミックスがなされております。
今回取り上げる『ユメヲカケル!』は、現実のトウカイテイオーの写真集『夢を駆ける』をオマージュしたものではないかと想像されます。アニメ2期では、トウカイテイオーとメジロマックイーンのライバル関係に焦点を当てて物語が描かれております(私自身は、現在第1期の途中まで視聴しております)。
『ユメヲカケル!』はアップテンポのポップナンバーです。どことなくフュージョンのような趣があります。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られており、馴染みやすいです。反面、転調が極めて多く、それが歌メロにも反映されております。ポップではありますが、しっかり聴き込んでいないと音程が非常に取りにくい楽曲になっております。作詞はマイクスギヤマさん、作曲編曲は東大路憲太さんによりなされております。作詞のマイクスギヤマさんは、これまで多くのアニメソング、特撮ソングの作詞を手掛けております。
『ユメヲカケル!』の音域的な特徴についてです。同曲は、一般的な女性の声域よりやや高めに歌メロが作られております。曲全体を通して、hiA以上の中高音域が非常に多く登場しますので、スタミナが要求されます。また、7人で歌唱していることもがり、歌メロが間断なく続きます。そのため、息継ぎを入れるタイミングも少なく、1人で歌唱するには難儀します。場合によっては、複数人で歌うことも選択肢に入れてください。
最後に『ユメヲカケル!』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりもやや高め(コーラスもふくめると「高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiDは通常サビ、ラストサビ等で登場します。回数は6回程度です。この辺りは、一般的な女性の声域としてはやや高めですので、場合によってはキーを下げることも選択肢に入れてください。目安として、原曲キーから1~2つ程度さげてみてください(♭1~2)。
『ユメヲカケル!』は低音部分にある程度の余裕があり、キー調整は可能です。高音が得意でない人向けの調整も可能なのではないかと私は分析しております。一方で、同曲は歌メロが断続的に続くことや、転調が多く音程が取り辛い部分があることなどから、歌い慣れていない人向けの練習曲としてはやや使いにくいかもしれません。その辺りは留意しておいてください。
『ユメヲカケル!』は、とりわけ楽曲の後半である【Cメロ】や【ラストサビ】で、歌メロを挟んだ多くの転調が行われております。そのため、歌手は音程が取り辛いです。私自身も音域調査をしている際は、【Pride!響け!全身で すべて出hiA[し]hiA#[て] hiC[お][も]うまま[に]】辺りのフレーズで非常に苦労させられました。
全体的にポップな楽曲ですが、「5回くらい聴いていると自然と歌えるようになる曲」というわけでないですので、何度も聴きながら練習を重ねてください。「音程の取り辛さ」は聞き込んでいくとある程度解決していくのではないかと思います。
『ユメヲカケル!』は「音程が取り辛い」、「息継ぎするタイミングが少ない」といった難しさはありますが、歌メロ自体はポップで親しみやすく、カラオケ向きです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
本家はただ歌うだけでなくキャラの声も維持しなきゃいけないので、声優ってすごいんだなって改めて思いますね
ロウさんコメントありがとうございます。
そうですよね。
ただ歌ってるんじゃなくて、キャラクターの声をキープしつつ
表現してるのですから、ホントに職人芸ですよね。
人気の作品になると10年以上作品と付き合うことになりますし
最近は、紅白など歌番組にも出演することもありますので
声優に求められることのレベルが凄く高くなっていると感じます。
リクエストさせてください!
siipさんのPanspermiaという曲をお願いします!
リストアップしておきます。
リクエストありがとうございます。
初めて聴くアーティストなので楽しみです。
1期のopも好きです。競馬場感あって良いです。競馬場行ったことないですけど
銀河さんコメントありがとうございます。
私も勧められて、今1期から見てるのですが、
1期もOP曲いいですよね。
アニメ自体もテンポが良くて面白いです。