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『セレナーデ』(なとり)の音域

こんにちは。今回はなとりさんの『セレナーデ』(2026)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『セレナーデ』(なとり)
『セレナーデ』(なとり)の音域







【地声最低音】lowE(E2) 

★つ1G[ご]う[の]い[い]お[も]い[を]燃やし1C#m1B[て[ぇ]【Aメロ】
lowF#[こ]m1B[か]らうF#lowE[ご[け]ない]
m1C#E[生ま]れてし]まった C#[あるいは][わ]れてし]まった
m1C#E[それ][も]心のど[こC#[か]で]君を感じていた


【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で1回のみ

★僕2E地[は]愛し方[をhiB裏G#F#[わ]す]れ]m2G#地[た]【2番Bメロ】


【裏声最高音】hiD(D5) ※ラストサビで2回程度

m2F#[し]F#地hiD裏C#[わ[せ]に]なってF#地[ね]【ラスサビ】
★ぼEm2F#地hiD裏C#[く[じゃ[な]く][たっ]


【補足】その他の中高音(mid2EhiB辺りを含むフレーズ)

★許m2ED#[せ]な]い今の僕は誰 【Aメロ[副旋律かも]】
★「勘違いだ」ってうm2E裏[そ]じゃないm1E[よ]【Bメロ】
★望んだも2D#裏m2E[の[じゃ]なく1E[と]
★あなたに出m1C#E[会]え]た痛みだm2E裏[け]
★ぼm2F#地E[く]に][れF#[な]いで【サビ①】
★ぼ2F#E[く]な][でF#[上]手く
m2F#[し]F#地G裏hiA^-F#地[わ[せ[に]なっ]てね]
★なm2F#E[に]を][ばF#地hiA裏^[なし[て]も]
★こ2F#地E[れ]が][いhiA裏GF#地[だっ]て]信]じ][いた]
DEm2F#[ば[つ[を]ください
m2F#[誰]F#E[も]ない] F#[な]た]F#[な]た][け]【サビ②】
★忘hiA裏2GF#^[れ](て][れ])m2F#地E[な]くて]
★ねEm2F#[が[い][か]れ])てもう[たF#[う]よ] セレナーデ
★シm2C#[ナ]リ[オ]ど[お]り[の]コ[メm2G#裏[ディ]【2番Aメロ】
★暗闇が光らせたぶたm2D#m2E[い[のう]えで
★ただ踊っm2G#裏F#E[てい]ら]れ]たならよかった
★あと何回かm2D[ぞ]えたら あと何回きm2F#裏E[ず]つ]けば【Dメロ】
★こhiB裏m2F#地E[の]お]も]BF#[は]満]た]F#地[れる]

 まず、『セレナーデ』についてです。この楽曲は、2026年に男性シンガーソングライターのなとりさんによりリリースされたシングル作品です。作詞作曲編曲はなとりさんによりなされました。また、編曲・ギター・コーラスにボカロPとしても活躍されるツミキさんが参加しています。
 同曲は、アニメ『【推しの子】』の第3期エンディングテーマとして書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲はストリーミングランキングでもチャートインしています。また、YouTubeチャンネルで公開されたMVは公開1か月弱で770万回を超える再生回数を記録しています。


 『セレナーデ』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としてはやや高め(体感的には「高め」かも)のレンジで歌メロが作られています。一般的にはは少しキーを下げた方が歌いやすいと私は推測しています(場合によっては原キーでも良い)。
 今回の楽曲は、1番のAメロBメロなどでは中低音が多く見られます。ただ、全体でみるとサビ等中高音が登場する場面の尺が長いため、見た目より高く感じやすい曲ではないかと私は分析しています。中高音としてはmid2F#がかなり多いため、その辺りがしっかり歌いこなせることが地声高音のカギとなります。
 同曲は要所要所で裏声と地声が切り替わります。そのため、地声と裏声の器用な使い分けが不可欠となります。低い音階の裏声もあるため、「高音域が非常に得意な男性」などは裏声の場面を地声で歌ってもよいかもしれません。

 女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから4~6つ程度上げてみてください。
 今回の1番Aメロに登場する【ここから動けない(lowF#[こ]m1B[か]らうF#lowE[ご[け]ない])】は、キーを上げてもかなり低いため、女性の場合は1オクターブ上のレンジを歌うのもよいかもしれません。この1フレーズを除けば、地声最低音mid1B~地声最高音mid2G#(裏声hiD)のレンジになります(それでも広いレンジだが、音域が広い人なら歌唱しうるかもです)。



 最後に『セレナーデ』の音域についてですが、【地声最低音】lowE(E2)~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域としてはやや高め(体感的には高め)です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音lowEは1番Aメロで登場します。この辺りは男性の音域としてはかなり低いです。ただ、今回はlowなどの低音が登場するのがこの1フレーズだけであるため、頑張って原キー歌うのもよいと思います(「高音域が非常に得意な男性」などは少しキーを上げても良いかも)。
 ※今回は、【ここから動けない】の1フレーズを除くと、最低音がmid1Bであり、このmid1B辺りが安定して歌えると低音は形にやりやすいです。今回は、低音は見た目ほどは辛くなく、体感的には中高音の方がしんどい曲だと私は分析しています。

 次に、地声最高音mid2G#は2番Bメロで1回だけ登場します。このmid2G#に次ぐ地声高音としては、mid2F#がピークとなる場面が全体で105回(サビ②を割愛すると73回)と頻出します。①mid2F#などの回数、②息継ぎのし辛さを考慮すると体感よりはやや高め(or高め)の曲であると私は分析しています。人によっては少しキーを下げることも選択肢に入れてみてください。キーを下げる際は原キーから1~2つ程度下げてみてください。


 『セレナーデ』は低音域が低く、キーを下げる余地はありません。原曲の音程に厳密に歌う場合、音域がかなり広いため、慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。
 ただ、今回は最低音が登場するフレーズは1回のみであり、それ以外はmid1B程度の低音です。そのため、高音が辛い方は少しキーを下げて歌うというのもよいと思います。
 今回の楽曲は、メロやリズムは比較的分かりやすいです。ただ、今回はメロが速く、歌メロも断続的続くため、体力的に辛くなりやすいです。最低でも歌詞などはしっかり覚えておきたいです。また、裏声と地声の器用な使い分けは必須です。

 『セレナーデ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~mid2G#(裏声はhiDまで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビやDメロ辺りを中心に中高音が頻出します。回数としてはmid2F#が非常に多いです。低音は主にABメロで見られますが、最低音lowEなどが登場する場面は1か所に限定されます。その他の低音としては大体mid1B辺りまでが安定して歌えると形になりやすいです。
 こうした点を考慮すると、「標準より(やや)高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は分析しました。「高音域が非常に得意な男性」についても原キーで歌唱しうると思いますが、場合によっては少しキーを上げてください。1人で歌うとかなり大変な曲なので、場合によっては2人以上で分担して歌うのも選択肢だと思います。


【まとめ】

①Aメロは中低音が中心、サビは中高音が頻出(低音よりも中高音が顕著な曲)
②原キーだと「標準より(やや)高め~高音域が得意な男性」向け
③裏声と地声の器用な使い分けが必須
④メロは比較的分かりやすい。ただ、メロが速く、体力的に辛くなりやすい
⑤場合によっては2人以上で歌うのもよいかも

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コメント

  1. おこめ より:

    ありがとうございます!
    自分もセレナーデリクエストしようと思ってました。
    なとりさんのAメロのリズム、アクセントの入れ方とかが独特で好きなんですよね。
    前々から感じてたんですが、推しの子の描き下ろし曲って最低音がかなり低めな気がします。
    「メフィスト」のmid1A、「ファタール」のlowF、そして今回の「セレナーデ」のlowE。
    どんどん低くなっていってますね笑笑 全て曲の最初のほうに最低音が使われていて、なにか意図があるんじゃないかと思っちゃいます笑笑
    あと最低音lowEの使い方が米津さんの「恥ずかしくってしょうがねえ」と似てるなって思ったんですが、セレナーデではlowEを使った後に小さめのフェイクのようにlowF#に上がるのが面白いと思いましたね。