『ログマロープ』(日食なつこ)

【地声最低音】mid1F(F3)
★その切っ2A–G–m1F[先に[立っ[てん][だ]【Aメロ】
【地声最高音】hiB(B4) ※サビで計10回(いずれもロングトーン)
★hiB地L–m2F#[は]が]ねの心[臓]【サビ】
★矢hiB地–A–2F#[印]ばっ]か]の世界[を]
【裏声最高音】hiD(D5) ※歌詞表記はないが、重要だと考え記載
★なm2F#[ま]意気[に]歩[こ]うhiA[ぜ] hiD裏[Fly]【サビ】
★ひっくm2G[り]返しF#[て]遊[ぼG–hiA[う[ぜ] hiD裏[Fly]【ラストAメロ】
【補足】mid2FからhiBを含むフレーズ一覧
★m2F[断崖]絶壁切り立った崖の【Aメロ】
★m2A[もう]1秒だって今の自分で居たくhiA–m2G[ないん]だ]
★F–m2G–hiA[始めるこ[と[も]終]わ]ら[すことG[も]出]G–hiA[来[る]
★2F#[最]後に m2A[歓]せE–F#[い[を] F#[上]げたのは hiA[いつ]だ【Bメロ】
★打m2F#[た]れるE–F#[た[び]熱くなm2A[る]【サビ】
★もうm2F#[1秒だっ]て今の自分で居たくhiB裏–hIA地[ないん]だ]【ラストAメロ】
★m2F[断崖]絶壁切り立った崖の【Aメロ】
★m2A[もう]1秒だって今の自分で居たくhiA–m2G[ないん]だ]
★F–m2G–hiA[始めるこ[と[も]終]わ]ら[すことG[も]出]G–hiA[来[る]
★2F#[最]後に m2A[歓]せE–F#[い[を] F#[上]げたのは hiA[いつ]だ【Bメロ】
★打m2F#[た]れるE–F#[た[び]熱くなm2A[る]【サビ】
★もうm2F#[1秒だっ]て今の自分で居たくhiB裏–hIA地[ないん]だ]【ラストAメロ】
まず、『ログマロープ』についてです。この楽曲は、2017年に女性シンガーソングライターの日食なつこさんによりリリースされたミニアルバム『逆鱗マニア』に収録されています。アルバムの中の1曲ですが、ミュージックビデオも制作されており、リード曲のような位置づけだと考えられます。
ちなみに、同曲は漫才グランプリの「M-1グランプリ2023」のプロモーションソングとしてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、『水流のロック』(過去記事)などと共に日食なつこさんの人気曲の1つとなっています。
『ログマロープ』の音域的な特徴についてです。同曲は、大よそ女性の音域の範囲内の声域で歌メロが作られています(若干低音寄りか)。一般的な女性が原曲キーで歌唱しうるのですが、人によっては少しキー調整をしてもよいかもしれません。
今回の楽曲は、AメロBメロサビと歌メロが作られています。サビを中心にhiB辺りの高音が目立ち、ABメロではmid2F~hiA辺りがよく登場します。①hiBやhiAの回数、②間奏の長さ、③日食なつこさんの高音の強さといった要素を考慮すると、低め~標準的くらいのレンジであり、一般的な音域の女性が原曲キーで歌唱しうると私は想定しています。ただ、今回は低音の一部それなりに低いため、人によっては少しキーを上げてもよいかもしれません(特に「中高音寄りの声域の女性」)。その辺りは実際に歌唱して微調整を加えて下さい。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから4~6つ程度下げてみてください。今回は高音が力強いニュアンスであるため、「高音域が非常に得意な男性」の一部は、もしかしたら原曲キーで歌唱しうるかもしれません(それでも若干キーを下げた方が安定する)。
最後に『ログマロープ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内(やや中低音寄り)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1FはAメロを中心に5回程度登場します。このmid1Fに次ぐ低音としては、mid1F#が2回(主にラストAメロ)、mid1Gが2回、mid2Aが6回程度登場します。こうした点を考慮すると、女性の音域の範囲内ではあるものの、それなりに低音感があると私は想定しています。そのため、人によっては少しキーを上げた方が歌いやすいかもしれません。特に、「高音域が得意な女性」などはキーを上げた方がよいと思います。
次に、地声最高音hiBがサビで計10回登場します(hiBはいずれもハイトーンです)。このhiBに次ぐ地声高音としては、hiAがピークとなる場面が計16回、mid2Gが3回程度登場します。こうした点を考慮すると、大よそ女性の音域の範囲内です。今回は高音がかなり力強く、間奏も長いため、「標準より低めの音域の女性」なども原曲キーで歌唱しうると私は分析しています。
『ログマロープ』は低音が低く、キーを下げる余地はほとんどありません。逆に最高音はhiB程度なので、いくらかキーを上げることは可能だと思います。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回は音域がそれなりに広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。
粉期の楽曲はメロやリズムは比較的分かりやすいです。音域がマッチするのであれば、練習曲やカラオケにもおススメです。一方で、今回はAメロの歌い回しがかなり速いため、歌詞やメロなどをしっかり覚えた上で練習に励みたいです。慣れないうちはBメロやサビ辺りから手を付けるのもよいかもしれません。日食さんの声質などを考慮すると、暗めの声質の人にマッチしやすいと考えています。
『ログマロープ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiBといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビでhiBがロングトーンで登場し、Aメロ~サビなどで要所要所hiAが登場します。低音についてはmid1F~mid2A辺りを含み、やや低音感があります。一方、1番サビ後に14秒程度、ラスサビ前に30秒程度間奏があり、その分負担が軽減されます。
こうした点を考慮すると、「標準より(やや)低め~標準より高めの音域の女性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は分析しました。「高音域が得意(or非常に得意)な女性」については若干キーを上げた方がより歌いやすそうです。
【まとめ】
①Aメロは中低音と中高音が混じる。低音はそれなりに低い
②原キーだと「標準より(やや)低め~高めの音域の女性」向け
③Aメロはかなりメロが速い。歌詞などはしっかり覚えておきたい
④ビギナーには少し音域が広いが、練習曲やカラオケにもよい