なお、『ゼロのままでいられたら』はOfficial髭男dismの公式チャンネルでライブの動画が公開されています。よって、当ブログにおいても、ライブの動画を添付いたします。
『ゼロのままでいられたら』(Official髭男dism)、Zero no Mama de Iraretara
【地声最低音】mid1D(D3) ※Bメロで登場
★「じゃあね」と手を振っm1D#[て は]しの向こうm1D#[の]m1D[バス]D#[停]へ
【地声最高音】hiC(C5) ※各サビで1回ずつ登場
★hiC[どん]A#[な]m2G[か]m2G#[ず][が]掛かっG[て]も変わhiA#裏[ら]ない
【裏声最高音】hiA#(A#4) ※サビで登場
【補足】mid2G~hiA#の注意箇所
★繋いだ手をはm2G[な]m2G#[せ][ば] また会う日までひG[と]りで
★hiC[どん]A#[な]m2G[か]m2G#[ず][が]掛かっG[て]も変わhiA#裏[ら]ない
【補足】mid2G~hiA#の注意箇所
★繋いだ手をはm2G[な]m2G#[せ][ば] また会う日までひG[と]りで
★ため息とただの呼吸の区別ももうつm2G[か]ないよ
★消えてく背中が恋m2G[しく]m2G#[て]G[「[あ]と5日」(Bメロ)
★そm2G[れ]は寂しさをm2G[あお]m2G#[る]ようで
★hiA#[一体] m2G#[何年]m2G[先の]未来までこうG[やって] (サビ)
★ゼロm2G#[の]m2G[ま]までいられたら
★ゼロm2G#[の]m2G[ま]までいられたら
まず、『ゼロのままでいられたら』についてです。この楽曲は、2016年に4人組バンドOfficial髭男dismによりリリースされたアルバム『MAN IN THE MIRROR』(マン・イン・ザ・ミラー)に収録されているナンバーです。タイアップなどは現在確認できません。アルバム発売からしばらくして、Official髭男dismの公式チャンネルでライブの動画が公開され、2019年12月現在、460万回もの再生回数を記録しています。
『ゼロのままでいられたら』は別れをテーマとしたバラード作品です。この頃のヒゲダンはピアノ・ロックの要素が強く、歌メロディーも非常にポップです。そうした意味で、『ゼロのままでいられたら』は非常に多くの人に届きうる普遍性の強い楽曲であると思います。
『ゼロのままでいられたら』は別れをテーマとしたバラード作品です。この頃のヒゲダンはピアノ・ロックの要素が強く、歌メロディーも非常にポップです。そうした意味で、『ゼロのままでいられたら』は非常に多くの人に届きうる普遍性の強い楽曲であると思います。
『ゼロのままでいられたら』の音域的な特徴についてです。ヒゲダンらしく高音域が目立つ作品です。一方で、低音部も比較的広いため、大きなキーの調整はし辛いと言えます。全体として音域は広めの作品と言えます。キーを下げて歌唱するとしても、ある程度歌い慣れた人ではないと難しい作品ではないでしょうか。
さて、最後に『ゼロのままでいられたら』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されています。 一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音はhiCで各サビで1回ずつ登場します。一般的な男性には辛い音階になります。ただ、hiA#あたりまで安定的に歌唱できる人であれば、このhiCは裏声で歌唱してもよいかもしれません。ニュアンスが少し変化しますが、hiA#を安定的に歌唱できるのであれば楽曲の雰囲気は維持できるのではないかと思います。
一般的な男性の場合はキーを下げるのがオーソドックスな対処法なのではないかと思います。例えば、原曲キーから4つ下げて、地声最高音をmid2G#あたりに設定すると歌いやすくなると思います。
一方で、『ゼロのままでいられたら』は低音部についても広いため、全体として音域は広めの作品になります。よって、キーを下げ過ぎると低音部が逆に辛くなります。普段歌い慣れていない人がキーを大きく下げて歌唱する程には融通は利きません。よって、歌い慣れていない人は、別の曲で歌い慣れた上で、この『ゼロのままでいられたら』にチャンレジするとよいと思います。
ヒゲダン作品の中では『Tell Me Baby』、『FIRE GROUND』、『始まりの朝』、『SWEET TWEET』、『ノーダウト』あたりがキー調整の融通が利きやすい作品と言えます(原曲キーだと難しい曲も多いですので、「キー調整しやすい曲」であることに留意しておいてください)。『始まりの朝』、『SWEET TWEET』の2曲がポップ色が強いです。