なお、『Droshky!』は最低音の位置がわかりにくくなっており、サイトなどでもバラバラになるのではないかと思います。そのため、最低音については大よその目安と考えて下さい。同曲は、曲全体でみると、かなり高音寄りとなっており、その点を把握しているとよいと思います。
『Droshky!』([Alexandros])
【地声最低音】mid1E(E3)
★hiB[Hey] Guys! Ivo[ted for]m2B Mr.【Aメロ】
☆m1E[time] m1F#[is] ticking (m2G[I] m2F#[know] G[I’m] [run]ning outta time)【Bメロ】
※☆は低音パートを主旋律と解釈しました。ここを除くとm2Bが最低音と高い
【地声最高音】hiE(E5) ※曲全体で3回
★hiE–hiA#[Wel]come ba][by]hiA step inside [my] hiB[brain]【Aメロ】
※出るに越したことは無いですが、厳密にこだわらなくてもよい
【補足】mid2G(一部のみ)~hiDを含むフレーズ一覧
★you may sit m2G[down] and [take] a [sip of] my [track]【Aメロ】
★if you hiA[like] [it A[let’s] hiB[go] A[al]l the way down
★hiD[Take] hiB[a] hiA[look] at all the fake A[ass] B[rock] star
★I m2G[know that shit just] hiA[ha][ppens] all [the] hiB[time]【サビ】
★I sing out loud but hiD[no] hiC[one] hiB[turns] A[a]round
★people say “it’s just the hiA[way it is”] But [I] hiB[don’t be][lieve]hiD B[in] [the] word
★Whate[ver]m2F# m2G[happens I’ll turn] [it] the way I want
※hiDが曲全体で7回程度
★hiB[Hey] Guys! Ivo[ted for]m2B Mr.【Aメロ】
☆m1E[time] m1F#[is] ticking (m2G[I] m2F#[know] G[I’m] [run]ning outta time)【Bメロ】
※☆は低音パートを主旋律と解釈しました。ここを除くとm2Bが最低音と高い
【地声最高音】hiE(E5) ※曲全体で3回
★hiE–hiA#[Wel]come ba][by]hiA step inside [my] hiB[brain]【Aメロ】
※出るに越したことは無いですが、厳密にこだわらなくてもよい
【補足】mid2G(一部のみ)~hiDを含むフレーズ一覧
★you may sit m2G[down] and [take] a [sip of] my [track]【Aメロ】
★if you hiA[like] [it A[let’s] hiB[go] A[al]l the way down
★hiD[Take] hiB[a] hiA[look] at all the fake A[ass] B[rock] star
★I m2G[know that shit just] hiA[ha][ppens] all [the] hiB[time]【サビ】
★I sing out loud but hiD[no] hiC[one] hiB[turns] A[a]round
★people say “it’s just the hiA[way it is”] But [I] hiB[don’t be][lieve]hiD B[in] [the] word
★Whate[ver]m2F# m2G[happens I’ll turn] [it] the way I want
※hiDが曲全体で7回程度
まず、『Droshky!』(ドロシュキー)についてです。この楽曲は、2014年に4人組ロックバンド[Alexandros]によりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2015年にリリースされた『ALXD』(エー エル エックス ディー)に収められております。同アルバムには、『ワタリドリ』(過去記事)、『Run Away』(過去記事)などの人気曲も収録されております。『ALXD』は、出荷ベースで10万枚に達するセールスを記録しており、日本レコード協会よりゴールド認定がなされております。
『Droshky!』(ドロシュキー)は、楽曲『Adventure』との両A面シングルとしてリリースされました。ちなみに、同シングルは、バンドが[Alexandros]名義になってから初のシングルであり、「バンドの再出発」という記念すべきシングルとも言えます(以前は、[Champagne]というバンド名で活動)。ちなみに、『Droshky!』とは「屋根の無い馬車」を意味するそうで、主にロシアなどで使われたそうです。
『Droshky!』はアップテンポのバンドナンバーです。ロック色が強い作品ですが、ホーンセクションなどが用いられており、その点で特徴的です。歌メロについては、大よそAメロBメロサビといった展開をしますが、全体としてハイテンションであり、その分歌メロの音域も高めになります。
『Droshky!』は歌メロが全て英語で書かれております。歌の節回しも非常に速いですので、個人的には音域よりもむしろ歌詞を滑らかに歌唱することの方が難しいのではないかと思います。英語詞が非常に速いテンポで歌われるという点が、カラオケなどでも非常に大きなハードルになります。
『Droshky!』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性としてはかなり高いレンジで歌メロが作られております。ただ、私なりのイメージですが、ドロスの高音域は意外と出やすいことが多いです。この楽曲は英語詞という点が非常に大きなハードルですが、ある程度高音域が得意な人がhiC,hiDなどを地声で歌いこなすきっかけになりうるのではないかと思います。反面、一般的な男性の場合は、キーを下げた方が歌いやすいといえます。
ちなみに、同曲は音域的には女性の方が歌いやすいレンジであります。そのため、女性の方が原曲キーでのチャレンジがしやすいです。ボーカルとしてはロック色が強いですので、ロック系の楽曲に歌い慣れている人の方が合いやすいといえます。
最後に『Droshky!』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1EはBメロで登場します。ここは主旋律が分かりにくかったので、人によっては1オクターブ上のレンジを歌唱してもよいと思います。このmid1E辺りを除くと、mid2Aが最低音となり、男性曲としてはかなり高くなります。
『Droshky!』は全体的にみると、高音寄りの楽曲であります。そのため、男性にとってはかなり高い反面、女性が原曲キーで歌唱することも可能であります。ただ、同曲はhiD,hiEなどの高音域が登場するため、女性であっても人によってはキーを調整しないと歌いにくいかもしれません。
次に、地声最高音hiEはAメロで登場します。ただ、私個人の考えですが、このhiEについてはそこまで厳密に音程にこだわらなくてもよいのではないかと思います。原曲でも同じフレーズでhiD辺りになっている場面があります。よって、微妙な音程にこだわり過ぎて、他の部分がおざなりにならないようにしたいです。
とはいえ、このhiEを除いても、サビ等を中心にhiDが登場します。また、hiB,hiAといった音階の頻度も高いです。そのため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいです。
『Droshky!』は低音域に余地があり、キー下げなどはしやすいです。ただ、同曲は音域以上に、非常にテンポの速い英語詞などがハードルになりやすいです。その点で、歌詞やリズムなどを含め、しっかりとした下準備が必要になります。その点で、歌い慣れた人向けの楽曲と言えます。私自身、洋楽曲も好きで、歌ったりすることもあります。ただ、この『Droshky!』についてはキー調整をしたとしても、テンポの速さで非常に難易度が高い作品ではないかと思います。
『Droshky!』を原曲キーで歌唱する場合、一つの目安ですが、サビで登場するhiD辺りをしっかり歌いこなせる力が求められます。その点で非常にハードルが高いです。原曲キーの場合は、「高音域が非常に得意な男性」、「標準からやや高めの音域の女性」などが合いやすいといえます。
『Droshky!』は非常に速い歌い回しの英語詞であり、原キーだと音域面でもハードルが高い作品です。ただ、私自身はサウンド等も含め、非常にカッコイイ楽曲だと感じました。カラオケ等で歌いこなせると映えると思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
閃光で最高音更新したと思ってたら実はhiEまで出てたのですね、かなり貴重なデータです、助かりました
歌メロも早く平均キーも高く全英詩、難易度MAXですね
ぴたっくまさん、コメントありがとうございます。
この曲は、キーの高さに加え、英語詞が特に大変だと感じました。
私自身、直感的に「歌えない」と感じた曲ですね。
ぴたっくまさんの他のリクエスト曲についても近いうちに上がると思います。
そちらも相当高かったです。