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『Best Friend』( Kiroro ) の 音域

こんにちは。今回はKiroroの『Best Friend』(2001)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。今回はKiroroがYouTube公式チャンネルにミュージックビデオをフル公開されましたので、盛り上げたいと感じ取り上げました。


『Best Friend』(Kiroro)
『Best Friend』(Kiroro)の音域






【地声最低音】mid1G(G3) 

※補足を参照下さい。

【地声最高音】hiC(C5) ※全体で6回程度

★時hiA#hiC[に[は]い]m2G#[そ]ぎすぎて [み][し]なう【サビ】


【補足】mid2Fmid2G#を含むフレーズ

★もうだm2F[い]じょうぶ心配ないと【Aメロ】
★泣きm1GG#[そ]う]なたm2Gm2G#[し[の]2G[で]
★まだ まだ まだ やm2F[れ]るよ【Bメロ】
★だっていつでもかm2Gm2F[が]や]G[てる]ぅ]

★いつものように抱きm2Fm2G[し[め]た]【サビ】
★あなたのえがm2Gm2F[おに]ぃ] 何度たm1G[す][ら]れたm2F[だろ]
★ありがとう ありがとう m2F[Be]st Friend
★どんなことも力m2Gm2G#[に[変]わ]【2番サビ】
★ずっと ずっm2Gm2F[とずっ]と] Best [Frie]nd【ラスト】


 まず、『Best Friend』(ベストフレンド)についてです。この楽曲は、2001年に2人組音楽ユニットKiroro(キロロ)によりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、ベストアルバムの『Kiroroのうた①』に初収録されました。

 さて、『Best Friend』はNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』の主題歌としてタイアップが付きました。『ちゅらさん』の大ヒットに伴い、主題歌の『Best Friend』も大きなヒットを記録、CDシングルとしては30万枚のヒットを記録し、その後行われた配信シングルでもダブル・プラチナ(50万ダウンロード)を記録しました。『長い間』、『未来へ』などと並びKiroroの代表的なシングル曲といえます。


 『Best Friend』の音域的な特徴についてです。同曲は、大よそ一般的な女性の音域の範囲内で歌メロが作られております。高音域が苦手な女性などはキーを下げてもよいかもしれません。逆に得意な人はキーを上げてもよいです。
 同曲は朝ドラの主題歌らしく、メロディーなどは親しみやすく、またリズムなどで難しい部分も多くありません。そのため、練習曲としては使いやすいのではないかと思います。個人的にはおすすめしやすい1曲です。
 ちなみに、同曲を男性が歌う場合は、キーを下げた方が歌いやすいと思います。高音域が得意な人は原曲キーでも歌唱可能ですが、ボーカル玉城千春さんのようなニュアンスで歌うのは非常に大変だと思います。



 最後に『Best Friend』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiCはサビで登場します。各サビ2回ずつ、計6回です。このhiCは女性の音域の範囲内ですが、慣れていないとスムーズな発声が損なわれやすいです。ただ、比較的克服しやすい高音ですので、少しずつ練習を重ねてください。高音域が苦手な人や、ビギナーなどは少しキーを下げてもよさそうです。

 『Best Friend』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。歌い慣れた人はもちろんですが、ビギナーなどもある程度自分の歌唱可能なレンジで調整できるのではないかと思います。同曲はメロディー自体は親しみやすいので、個人的には練習曲としてもおすすめしたいです。もし、キーを調整しても難しく感じる場合は、もう少し音域の狭い楽曲などと並行して練習するのもよさそうです。

 『Best Friend』を原曲キーで歌唱する場合、hiA#~hiC辺りの高音をしっかり歌いこなせる力が求められます。同曲は、hiA#以上の音階を含む場面が6回程度でそこまで多くなく、それ以外はmid2G#以下となります。そのため、女性曲としては比較的取っつきやすい音域です。そのため、「標準よりやや低めの音域~標準的な音域の女性」などが原曲キーに合いやすいのではないかと私は分析しました。


 『Best Friend』は親しみやすいポップ曲であり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。音域的にも女性の声域とマッチしており、練習曲としても悪くないです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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