『フラッシュバッカー』(結束バンド)、Flashbacker(Kessoku Band)
【地声最低音】mid1G#(G#3)
★転hiB裏–hiA–m2G#[換]点]いつか]ノートに 書いたあの言葉たちm1G#[は]【Aメロ】
【地声最高音】hiC#(C#5) ※全体で1回
★離さない はhiB–hiC#地–G#[な[さ]な]い【ラストサビ】
※高音域が得意でない人は通常サビ同様裏声でも良い
【裏声最高音】hiC#(C#5) ※サビ等で登場
★君の言葉がずっと 離れない はhiB–hiC#裏–G#[な[れ]な]い【サビ】
★透hiB–hiC#裏–2G#地[明[な]こ]のから[だは] 何色に成hiA地[れる]の]【2番Aメロ】
【補足】mid2G#(一部略)~hiBを含むフレーズ一覧
★見hiA地–m2G#–m2F#[と]れ]てい]たんだ G#[嗚呼]【Aメロ】
★いつかは消えてm2G#–hiA[し[まう]け]ど【Bメロ】
★誰かの記憶にはm2G#–hiA–hiB裏[の[こ[れ][る]かな
★この瞬間を切りhiB裏–hiA[取っ]てさ]
★光る朝が 朝が あm2G#[ま]りに眩しい 眩しhIB裏[い]か]らさ【サビ】
★なんかもう そm2G#[れ]だけで 心がhiA地–G#[宙]に]舞う
★フラッシュhiA–m2G#[バッ]カー] 今も思[い]出してる
★寂しげな顔で きhiB裏–hiA[み]が]わ[らう]【2番Bメロ】
まず、『フラッシュバッカー』についてです。この楽曲は、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく』に登場するのロックバンド【結束バンド】により、2022年にリリースされたアルバム『結束バンド』に収録されております。アルバム14曲中13曲目の終盤に収録されております。14曲目はアジカンの『転がる岩、君に朝が降る』(過去記事)のカバーですので、個人的にはこちらの曲の方がアルバムのラストような印象があります。
さて、『フラッシュバッカー』はスローなバンド曲です。バンド感は強いのですが、結束バンドの楽曲群の中ではしっとりした歌メロです。歌メロはAメロBメロサビと展開します。ボーカルは喜多育代役を演じた長谷川育美さん、作詞作曲は音羽-otoha-さん、編曲は三井律郎さんによりなされました。両者はこれまで結束バンドの人気曲を多く手がけております。
ちなみに、『フラッシュバッカー』は作詞作曲を行った音羽-otoha-さん自身も自身のミニアルバム『Unlockable』でセルフカバーされてます。個人的には、音羽さんのバージョンも非常によかったので、両者を聞き比べても面白いかもしれません。どちらも同じキーで歌唱されております。
『フラシュバッカー』の音域的な特徴についてです。同曲はおおよそ一般的な女性の音域の範囲内で歌メロが作られております。低音域にも余地があるため、キー下げも可能です。
同曲は、地声高音としてはmid2G#,hiA辺りが中心であり、女性曲としては高音域が控えめです。そのため、「標準より低めの音域の女性」でも原曲キーでアプローチしやすいです。「女性曲は高すぎて、歌う曲が少ない」というような人でもおススメだとだと思います。一方で、裏声での表現が多く、器用な裏声発声は不可欠となります。
ちなみに、同曲は女性曲としてはそこまで高くないため、「高音域が非常に得意な男性」なども原曲キーでの歌唱が可能なのではないかと私は推測しました。ただ、高音域が得意な男性であっても、表現に余裕を持つために、キーを下げるのもよいのではないかと思います。一般的な男性はキー下げを推奨します。
最後に『フラッシュバッカー』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内(J-POP女性曲として地声高音が控えめ)です。。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiC#はラストサビで1回だけ登場します。ここは、通常サビでは裏声となっているため、高音域が苦手な方などは1番2番と同様に裏声で歌唱してもよいかもしれません。このhiC#以外ではhiAが全体的に登場します。そのため、地声高音はhiA辺りを安定して歌えると形になりやすいです。
このhiAは女性曲の音域の範囲内ですが、普段歌い慣れてない人だとスムーズな発声が損なわれやすいかもしれません。ただ、比較的克服しやすい音域ですので、少しずつ練習を重ねることで、多くの女性が原曲キーでも歌唱可能です。
一方、今回の高音はhiAが中心であるため、高音域が得意な女性だと逆に歌いにくい部分が出てくるかもしれません。「標準より高め~高音域が得意な女性」の場合は、少しキーを上げた方がより歌いやすそうです。
『フラッシュバッカー』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。同曲は音域もそこまで広くないので、キー調整しやすいです。そのため、キー調整に抵抗が無ければビギナーでも練習曲として使いやすいです。最近のJ-POPは歌メロが非常に速く、息継ぎが難しいものも多いですが、今回の楽曲はそうした難しさも少なく、個人的にはおススメだと感じました。適度に裏声表現などもあり、その点でもいい練習になります。
『フラッシュバッカー』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiAといった中高音域をしっかり歌いこなせることが求められます(裏声はhiB,hiC#辺り)。この辺りはJ-POPの女性曲としてはそこまで高くなく、練習すれば克服できる人が多いです。逆に高音域が得意な人だと少し歌いにくいかもしれません。これらを踏まえると、「標準より低め~標準よりやや高めくらいの音域の女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
『フラッシュバッカー』はスローなバンド曲であり、メロも比較的わかりやすいです。カラオケで盛り上がるタイプの曲とは言い難いかもしれませんが、練習曲としても悪くなく、個人的にはおススメだと感じました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
こんなに高音控えめだったんですね、セルフカバーのキーが同じなのも納得です。
「忘れてやらない」もお願いします(結束バンドのリクエストばかりですが…)
コメントありがとうございます。
私ももっと高いレンジかと思ってました。
結束バンドの中ではかなり歌いやすいかもですね。
リクエスト曲リストアップしておきます。
結束バンドは調査しやすいし、多分全曲取り上げます。
音域調査お疲れ様です。リクエスト依頼なのですが
クボタカイさんの『春に微熱』という楽曲を良かったらお願い致します。
夏日の様な暑さが続いていますが春ということで。
リストアップしておきます。
クボタカイさんは私もいつか取り上げたいと感じてました。
Mrs. GREEN APPLEの新曲ケ・セラ・セラの音域お願いします
リストアップしておきます。
新曲ですね。