『ナノ・セカンド』(UVERworld)の音域

★「いm1D#[ち]ども間違いの無い」

★m1D#[た]やす叶うゆ[め]は[～]

★hiC[don’t know why bu-][-t]hiA#（冒頭）

★終わっhiC[て]hiA#[行っ]m2G#[て] 良いわけないだろう（サビ）

★hiC[Ride] hiA#[on] m2G[Ride] on

★to hiC[be] hiA#[or not] m2G#[to] A#{be]

【補足】mid2G～hiB辺りの注意箇所

★hiA#[everything] m2G#[ye-]hiA#[-ar] [life]（冒頭）

★そm2G#[れ]が[幻想]m2G[の]G#[ま]G[ま]で（サビ）

★m2G#[と]も[な]う[き]ず　いhiA#[と]hiB[わ]A#[ず]　










　まず、UVERworld（ウーバーワールド）について説明します。UVERworldは2000年に結成された6人組(2014年～)のバンドです。ジャンルとしては、ロックをベースとして、ヒップホップ、インダストリアル等の要素が加わっています。また、ジャズなどの要素も見られます。
　私としては演奏が非常にテクニカルな印象で、デジタル色も強いです。一方で、ボーカルTAKUYA∞（タクヤ）さんの高音域のボーカルも魅力の一つです。アニメなどのタイアップも多く見られ、それぞれに記憶に残る楽曲があると思います。

　さて、『ナノ・セカンド』についてです。この楽曲は、2013年にUVERworldによりリリースされたシングル作品です。アルバム『Ø CHOIR』（ゼロクワイア）に収録されております。
　『ナノ・セカンド』はブルースハープ（ハーモニカ）からの楽曲が始まります。エフェクトのかかったボーカル、打ち込みのリズムパターンなどデジタル色のも垣間見えます。また、四つ打ちのリズムパターンが多く用いられており、非常に心地よいです。歌メロディーは決してテンポが速いわけでは無いですが、ライブなどでは非常に盛り上がるのではないかと思います。





　さて、『ナノ・セカンド』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D#(D#3) ～【地声最高音】hiC(C5)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。

　まず、地声最高音のhiCが楽曲全体を通して頻出します。hiCは普通の男性キーと比較しても非常に高いです。裏声などで対応するのも難しいですので、キーを下げて対応するのがベストなのではないかと思います。原曲キーから4つ程度下げると、hiCがmid2G#辺りに設定されます。この辺りであれば、ある程度届きうるキーになります。ただ、普段歌い慣れていない人は、この辺りのキーでも難しいと思います。

　『ナノ・セカンド』は音域自体はやや広めな楽曲です。よって、キーを大きく下げて練習するといった使い方にはあまり向かないと思います。普段歌い慣れていない人は、別の曲で歌い慣れた上で、この『ナノ・セカンド』に挑戦した方が良いと思います。
　『ナノ・セカンド』は非常にノリの良い楽曲ですが、歌メロディーのテンポはそこまで速くなく、キーが高い点を除けば、かなり歌いやすいのではないかと思います。