『Monster』(嵐)、Monster(Arashi)
【地声最低音】mid1D#(D#3)
★12時を少し過ぎる頃(Oh No!) m1D#[ざ]んD#[こ]くなMonster(Aメロ)
★(Just One)君m1D#[の手]を(Two)愛D#[の手]を(Bメロ)
★(Three,Four&Five)抱いD#[てね]むりD#[たい]
★あなたがいたm1D#[か]ら生まれてきたんD#[だ]
※AメロBメロで多く登場します
【地声最高音】mid2G#(G#4)
★こよm2F[い]の闇m2G[へ] 君F[を]いざなm2G#[う] G[Mo-]-nster
※mid2G#は各サビで1~2回、楽曲全体で7回登場します
【補足】mid2D#~mid2G辺りの注意箇所
★きm2D#[み]m2F[の]D#[さ]け[び]で(サビ)
★夜が明m2D#[け]るま[でち]m2F#[か]m2F[く]D#[に]F#[い]F[よう]
★m2G[Mo-]-nster m2F#[Mo-]-nster…(ラスト)
まず、『Monster』(モンスター)についてです。この楽曲は、2010年に5人組アイドルグループ嵐によりリリースされたシングル作品です。アルバム『僕の見ている風景 』はじめ、ベストアルバムにも収録されている人気曲です。私自身は、嵐の代表的な作品の1つなのではないかと考えております。2019年10月にYouTube公式チャンネルに公開されたMVは、2020年5月現在、1700万回の再生回数を記録しております。
『Monster』は日本テレビ系のドラマ『怪物くん』の主題歌としてタイアップが付きました。同ドラマには、嵐のリーダーの大野智さんが主演を務めております。楽曲では、サビの部分を中心の大野さんのソロパートなども盛り込まれており、歌唱力が光る作品であります。
この楽曲は、作曲をCHI-MEY(ちーみー)さん、アレンジを佐々木博史さん、吉岡たくさんが担当しております。楽曲全体を通して、制作陣の仕事ぶりも光る作品だと感じました。
『Monster』の音域的な特徴についてです。図を見ると、低音部分に余裕があるように感じます。ただ、AメロBメロでは最低音mid1D#が多く登場しますので、意外と低音部分の余裕はないと私は考えております。難曲というわけではないですが、見た目以上に歌いこなすのが難しいと思います。
さて、『Monster』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D#(D#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内、もしくは少し高いといったところです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1D#はAメロBメロで多く登場します。この辺りの音階は滅茶苦茶に低いキーではないですが、多く登場すると使いこなすのが難しいです。その点に留意して、練習を重ねてください。この楽曲は、低音部分も見どころが多いです。
一方、地声最高音mid2G#は楽曲全体で7回ほど登場します。mid2G#辺りは一般的な男性の音域のボーダーラインにあたるキーです。登場回数も多めですので、高めのキーが苦手な人は、キーを下げても良いです。
『Monster』は音域自体はそこまで広い楽曲では無いです。ただ、先にの述べましたように、最低音mid1D#、最高音mid2G#は楽曲全体で多く登場します。よって、見た目以上にキーの調整が難しいです。歌い慣れた人の場合は良いかもしれませんが、慣れない人の場合はキーを調整しても歌いにくい場合がございます。その点は留意しておいてください。場合によっては、別の曲で歌い慣れた上でチャレンジすることも考えても良いと思います。
『Monster』は嵐の人気曲であり、個人的にはアレンジ、メロディーなどを含め好きな曲です。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。