『Transmit feat.鏡音リン』(シグナルP)
【地声最低音】mid2C(C4)
★hiA[手]を[伸]ばしてm2C[ここから]ぁ 届ける願い【Aメロ】
【最高音】hihiD#(D#6) ※終盤で1回
★hihiA#–C–C#–hihiD#–C[もう[逃[げ[な]い]【ラストサビ[転調₊1]】
【補足】hiD~hihiFを含むフレーズ一覧
★かすかに浮かhiA[ぶ]月 うっすら残るhiB–hiC[星[た][ち]【Aメロ】
★流れに身をまhiB[か]すのは かんたんだ[けhiD–C[れ]ど]それでも【Bメロ】
★(逆らう事も) hiB[だ]い[じhiD–hiE[だ[と] E–hiF^-D–C[わ[す]れ]な]い]で]
★抱きしhiD–hiE[め[て]い]まhiD[も]う[いhiG–E[ち]ど]【サビ】
★その胸にhiD–hiE[ち[か]っ]てhiF–E[き]ざ]み]E[込]んで
★せつなさ感hiD[じ]るD–hiF–E[た[び]そ]そ]ぐ 優しいひ[か]り
★泣いた日もhiD[さ]いごhiF–E[に]は]せ]め[てhiF–E[え]が]お]E[で]終わって
★そしていまhiE[は] ただおhiD#–hiF[も[い]が]とF–hiF#[どく[と]信じて【ラスト[転調₊1]】
★そばにいるからなみhiD#–hiF地–hihiA#–C–hihiC#[だ[を[拭[い[て]
☆lala C#6–D#6[la[la]la]la D#5–F6–C#[la[la]la] lala C#6[la]la C#–D#6[la[la]la…
※なお、今回はボカロ曲ということもあり、地声と裏声を区別せずに【最高音】としております(終盤のフェイクは最高音から除外してます)。また、一部は表記上の理由として、【hihiA,hihiC#】などの音階名を国際式の【A5,C#6】で表記しております。その点はご了承ください。
まず、『Transmit feat.鏡音リン』についてです(以下、『Transmit』)。この楽曲は、2008年にボカロPのシグナルPによりリリースされました。フィジカルとしては、2011年にリリースされたアルバム『EXIT TUNES PRESENTS THE BEST OF Dios/シグナルP』に収録されております。
さて、『Transmit』は2008年にリリースされ、ニコニコ動画では60万回を超える再生回数を記録し、殿堂入りを果たしております(2023年11月現在)。シグナルPは「伝説のリン廃」としても知られていますが、同曲もボーカロイドとして鏡音リンを使用しております。ボカロ曲としてはかなり言葉が聞き取りやすく、歌声が明瞭である点が耳を惹きます。ノリの良いポップであり、カラオケなどにも向きやすそうです(ただし原キーでの難易度は高いです)。
ちなみに、シグナルPはDiosや荒井洋明といった名義でも活動されております(ボカロPとしては最近はシグナルP/Dios表記が多い)。荒井洋明名義としては、玉置成実さんの『Realize』などのアレンジで知られております。
『Transmit』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域として「かなり高い」レンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は最低音がmid2Cと女性としてはやや高いです。そのため、相対的に中高音域が多く、歌い出しの時点でhiA~hiCといった中高音が登場します。アウトロのフェイクは別にしても、通常のサビでもhiE~hiGといった音階も含まれるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすそうです。
ちなみに、男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいと思います。私なりの印象ですが、今回の楽曲は相当高いですので、「ある程度高音域が得意な男性」などでも1オクターブ下を歌唱した方がよいのではないかと思います。私なりのざっくりとした印象ですが、今回に関しては、原キーだと男性の方が歌いやすいかもしれません(1オクターブ下という条件ではありますが)。
★その胸にhiD–hiE[ち[か]っ]てhiF–E[き]ざ]み]E[込]んで
★せつなさ感hiD[じ]るD–hiF–E[た[び]そ]そ]ぐ 優しいひ[か]り
★泣いた日もhiD[さ]いごhiF–E[に]は]せ]め[てhiF–E[え]が]お]E[で]終わって
★そしていまhiE[は] ただおhiD#–hiF[も[い]が]とF–hiF#[どく[と]信じて【ラスト[転調₊1]】
★そばにいるからなみhiD#–hiF地–hihiA#–C–hihiC#[だ[を[拭[い[て]
☆lala C#6–D#6[la[la]la]la D#5–F6–C#[la[la]la] lala C#6[la]la C#–D#6[la[la]la…
※なお、今回はボカロ曲ということもあり、地声と裏声を区別せずに【最高音】としております(終盤のフェイクは最高音から除外してます)。また、一部は表記上の理由として、【hihiA,hihiC#】などの音階名を国際式の【A5,C#6】で表記しております。その点はご了承ください。
まず、『Transmit feat.鏡音リン』についてです(以下、『Transmit』)。この楽曲は、2008年にボカロPのシグナルPによりリリースされました。フィジカルとしては、2011年にリリースされたアルバム『EXIT TUNES PRESENTS THE BEST OF Dios/シグナルP』に収録されております。
さて、『Transmit』は2008年にリリースされ、ニコニコ動画では60万回を超える再生回数を記録し、殿堂入りを果たしております(2023年11月現在)。シグナルPは「伝説のリン廃」としても知られていますが、同曲もボーカロイドとして鏡音リンを使用しております。ボカロ曲としてはかなり言葉が聞き取りやすく、歌声が明瞭である点が耳を惹きます。ノリの良いポップであり、カラオケなどにも向きやすそうです(ただし原キーでの難易度は高いです)。
ちなみに、シグナルPはDiosや荒井洋明といった名義でも活動されております(ボカロPとしては最近はシグナルP/Dios表記が多い)。荒井洋明名義としては、玉置成実さんの『Realize』などのアレンジで知られております。
『Transmit』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域として「かなり高い」レンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は最低音がmid2Cと女性としてはやや高いです。そのため、相対的に中高音域が多く、歌い出しの時点でhiA~hiCといった中高音が登場します。アウトロのフェイクは別にしても、通常のサビでもhiE~hiGといった音階も含まれるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすそうです。
ちなみに、男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいと思います。私なりの印象ですが、今回の楽曲は相当高いですので、「ある程度高音域が得意な男性」などでも1オクターブ下を歌唱した方がよいのではないかと思います。私なりのざっくりとした印象ですが、今回に関しては、原キーだと男性の方が歌いやすいかもしれません(1オクターブ下という条件ではありますが)。
最後に『Transmit feat.鏡音リン』の音域についてですが、【地声最低音】mid2C(C4)~【最高音】hihiD#(D#6)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域としては高い(もしくは「かなり高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2CはAメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、女性曲の最低音としてはやや高いため、相対的に中高音域(hiA以上)が多く登場することが示唆されます。
次に、最高音hihiD#(D#6)は楽曲の終盤で登場します(最後のフェイクはhihiFが含まれる)。おそらく裏声で歌うことになると思いますが、登場回数は1回程度です。同曲は、サビの歌い出しで【抱きしhiD–hiE[め[て]い]まhiD[も]う[いhiG–E[ち]ど]】となるように相対的にhiD以上が多く含まれるメロとなります。そのため、女性の音域としてはかなり高く、一般的にキーを下げた方が歌いやすいのではないかと推測されます。一つの目安ですが、原曲キーから4~5つ程度下げてみてください。
『Transmit』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。ただ、今回は終盤を除いても歌メロがmid2C~hiGと音域が広めです。そのため、歌い慣れた人であっても、一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。今回はボカロ曲ということでやや分かりにくくなっていますが、「裏声」なども上手く交えた方が安定した歌唱ができるのではないかと推測されます。
ちなみに、同曲はメロディー自体は分かりやすく、私自身も何度か聞いてるうちに自然と口ずさめるようになりました。
『Transmit』を原曲キーで歌唱する場合、hiD~hiFといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はサビを中心にこうした音が頻出します。そのため、女性の音域としては相当高く、まさにボカロ曲といったレンジだといえます。
こうしたことを踏まえると、「高音域が非常に得意な女性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。また、男性だと1オクターブ下のレンジにはなりますが、原キーのまま歌うのが合うと思います。
【まとめ】
①女性の音域としてはかなり高い(キー下げ推奨です)
②原キーだと「高音域が非常に得意な女性」なら合うかも
③男性だとオクターブ下が合う(「ある程度高音域が得意な男性」でも同様)
④メロは分かりやすく、またカラオケに向きそう