『ヒカリアレ』(BURNOUT SYNDROMES)
【地声最低音】mid1D(D3)
★m1D–m1E–F#[から]だ中]の細]胞E[に火]をお]こす[よ]うに【Aメロ】
★m1G–m1F#[目[一]ぱ]いに空m2E[気]を吸い込m1G–F#[ん[だ]
【地声最高音】mid2G(G4) ※全体で50回超
★最大音量で叫べよ 光m2G[あれ] YEA[H!]【Aメロ~サビ】
★m2G–m2F#[未来]へ]のG[祈]り]をG–F#[合図]に[スター]トを[切]る])【サビ】
★光m2G–m2F#–E[あれ]行け]闇]を滑走路にして
★(光あれ 一寸先の) 絶望m2G[へ] 二寸先のm2E[栄]光を信じm1G[て]
★(迷える友の明日を) m2G–F#[照]らす[よ])
★歪曲らm2G–F#[ず]屈折[せ])ず 理想を追い続ける【2番サビ】
【裏声最高音】hiD(D5) ※サビで登場
★m1G–m2G–F#[おの[れ]の]道を敬虔G地–hiC–hiD–B[に[駆[け]ろ]【サビ】
まず、『ヒカリアレ』についてです。この楽曲は、2016年にロックバンドBURNOUT SYNDROMESによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年に発表された『檸檬』に初収録されました。同アルバムにはバンドとしては初のフルアルバムであり、『FLY HIGH!!』、『檸檬』などの楽曲が収められております。
さて、『ヒカリアレ』は、古舘春一さんの漫画を原作としたテレビアニメ『『ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校』のオープニングテーマとして書き下ろされました。バーンアウトは1枚目のシングル『FLY HIGH!!』、2020年には『PHOENIX』主題歌を担当しており、『ハイキュー!!』シリーズと縁の深いバンドとなっています。
『ヒカリアレ』はアップテンポのバンド曲です。バンドメンバーの演奏が活きたサウンドアレンジであり、ロックが好きな方にはマッチしやすいと思います。歌メロはAメロサビから成り、全体的にサビの尺が長いです。作詞作曲はボーカル&ギターの熊谷和海さん、編曲はBURNOUT SYNDROMESといしわたり淳治さんによりなされました。いしわたりさんはチャットモンチーなどのアレンジで知られ、バーンアウトの1~2枚目のアルバムなどのプロデュースも担当しています。
『ヒカリアレ』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域の範囲内、もしくはやや高めのレンジで歌メロが作られております。原キーがマッチする人も多いかもしれませんが、場合によっては少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲はAメロではmid1D~mid1F#などの低音域が登場します。一方、サビではmid2E~mid2Gといった中高音域が多く見られます。おおよそ男性の音域の範囲内ですが、mid2Gは登場回数が多く、ロングトーンが含まれるため、人によっては高音感があるかもしれません。また、裏声についてはサビを中心に登場しますが、割合としては大きくないです。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回はAメロでmid1D-mid1Eなどの低音域が登場するため、こうした点を考慮すると、いくらかキーを上げた方がより歌いやすくなると推測されます。
最後に『ヒカリアレ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】mid2G(G4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内、もしくはやや高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1DはAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。「高音域が非常に得意な男性」などは少しキーを上げてもよいかもしれません。
次に、地声最高音mid2Gはサビで登場します。登場回数は50回超とかなり多く、ロングトーンも含まれます。今回はボーカルが休憩できる間奏もあるため、原キーが歌いやすい男性も多いかもしれません。ただ、人によっては少しキーを下げた方がマッチする可能性もあります。
『ヒカリアレ』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意なレンジに調整することができると思います。一方、裏声のレンジなども考慮すると、今回の楽曲は音域が広く、ビギナーにとっては一部歌いにくい部分が出てくる可能性があると私は分析しました。もし、キー調整をしても歌いにくいと感じた場合は、別の易しめの曲と並行して練習してください。
今回の楽曲はメロについては比較的わかりやすく、私も何度か聴いているうちに自然と口ずさめるようになりました。一方、サビについてはメロが速く、息継ぎがしにくい部分があります(特にラストサビ)。【最大音量(フルボリューム)】など読み方が特徴的な場面もありますので、歌詞などはしっかり覚えておきたいところです。個人的にはカラオケで歌うと気持ちよさそう曲だと感じました。
『ヒカリアレ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~mid2Gといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はサビを中心にmid2Gなどが多く、ロングトーンなども含まれます。一方低音域についてはmid1Dなどが登場します。
こうした点を考慮すると、「標準(orやや高め)~ある程度高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などは少しキーを上げるのもよいと思います。
【まとめ】
①Aメロは中低音中心、サビではmid2Gなどの中高音が多い
②裏声も登場するが、割合は大きくない
③原キーだと「標準(orやや高め)~ある程度高音域が得意な男性」などに合いそう
④メロは分かりやすいが、サビ等は一部息継ぎが大変そうな場面がある
⑤カラオケで歌うと気持ちよさそう
コメント
リクエストした者です。応えて頂きありがとうございます!
mid2G頻出は知ってたのでキツイかと思ってましたが
意外と程よい高さで気持ちよく歌えました。
記事にある通り休憩箇所が重要かも知れないですね。
コメントありがとうございます。
この曲はmid2Gを力強く歌ってるのですが
その感覚が掴めると歌いやすいかもですね
間奏の有る無しは歌の難易度に影響がありますね
歌唱と話題がは逸れますが、バンドサウンドも歌詞もいい曲だと感じました