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『Famous Day』([Alexandros])の音域

こんにちは。今回は[Alexandros]の『Famous Day』(2015)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『Famous Day』([Alexandros])
『Famous Day』([Alexandros])の音域






【地声最低音】mid1C(C3) 

m1C#[Coz] m1C[I’ve] [been] wai[ting] C[for] [this] very moment all this life【ラストサビ前】
m1C#[I’m never gonna] give [it] all [a]way  It’s m2G#[mine]


【地声最高音】hiC#(C#5)  ※曲全体で10回程度

★Coz I’ve been m2G#[wai]ting for this [ve][ry]hiC hiC#C[mo][ment] hiA#[all] A[this] A#[life]【サビ】
★I’ll make my day until I could hiChiC#[be][lieve] [it’s] hiD#C[fa][mous] C#[day]
★And I be[lieve]hiC# m2G#[I’d] hiA#[be] the G#[king]【Cメロ】


【裏声最高音】hiF(F5) ※曲全体で2か所

m2G#[But I’m] hiFhiD#[ne][ver] hiC#hiC[e][ver] [wrong]C#【Cメロ】
★ I could hiChiC#[be][lieve] [it’s] hiD#hiF[fa][mous] C#[day]【ラストサビ】


【補足】mid2G#(一部略)hiD#を含むフレーズ一覧

m2F[Walking down the street] I m2F#[lost] [my]self【Aメロ】
★I try I try I try m2F[届]m2G#[かず]くすぶってる

★わhiC#[たし]hiC[をさ]hiD#[がし]C#[て] 居hiC#[場所]hiC[をさ]D#[がし]【Bメロ】
★追い求めて辿り着いた時に hiA#[夜]m2F[が来]て 見えA#{なく]F[なっ]

★the m2G#[world] m2F[is] mine you never m2F[ask] why【サビ】

★I guess it’s about to kiss m2F[this] m2F#[song] [good]-byy[yy]ye m2G#【ラストサビ】

 まず、『Famous Day』(フェイマス・デイ)についてです。この楽曲は、2015年にロックバンド[Alexandros]によりリリースされたアルバム『ALXD』(エー エル エックス ディー)に収録されております。同アルバムは、バンド名が[Alexandros]に改名してから初のオリジナルアルバムになり、彼らの代名詞ともいえる楽曲『ワタリドリ』(過去記事)などが収録されております。それ以前は、[Champagne](シャンペイン)として活動されておりました。
 『Famous Day』は非シングル曲でありますが、アルバム曲としてMVが制作されており、リード曲のような位置づけになるのではないかと思います。アルバムのリリース前には、MVも公開されており、2021年7月現在、約800万回もの再生回数を記録しております。

 『Famous Day』はアップテンポのロックナンバーです。私自身はドラムが非常に耳に残っております。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作れております。作詞作曲は川上洋平さん、アレンジはドロス自身によりなされております。
 ちなみに、タイトルの『Famous Day』については、MVの字幕では、文脈などから「最高の日」、「好機」などと表現されております。famoousには「すばらしい」、「素敵な」などといったポジティブな意味合いがありますので、そうしたニュアンスを表現しているのではないかと私は推測しております。歌詞自体も「くすぶっている日がいつか報われる」といった前向きなものになっております。

 『Famous Day』の音域的な特徴についてです。同曲は、上図のピアノの画像を見ると音域が極めて広く見えます。ただ、これはラストサビの前に、「1オクターブ下のサビメロ」が登場しているためであります。このオク下げのサビの場面を除くと、低音はmid1G辺りになるため、全体としては「中~高音域が続く楽曲(+一部フレーズで低音が登場する)」といった特徴になります。。
 原曲キーなどで歌唱する場合、mid2F~hiC#辺りが多く登場します。終盤にはヘバる可能性も考え、練習やペース配分を行っていく必要があります。一般的な男性の声域よりもかなり高いです。
 ちなみに、私自身は、ドロスの関しては人気曲の『starrrrrrr』(過去記事)などを歌唱するのですが、『Famous Day』は同曲よりもずっと大変そうに見えます。


 最後に『Famous Day』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1Cはラストサビ前で登場します。ここは先にも述べたように、サビメロの1オクターブ下を歌唱しております。このフレーズを除くと、低音はmid1G辺りになります。

 一方、地声最高音hiC#については、サビなどで登場します。曲全体で10回程度であり、回数としても多いです。一般的な男性の場合は、キーを下げた方が歌いやすいです。ただ、一般的な男性の声域に合わせると、大きな調整が必要になるため、違和感などを感じられる方も居られるかもしれません。音域自体も広めであるため、キー調整にはやや向きにくいです。全体として歌い慣れた人向けの楽曲であると思います。

 上述しておりますが、『Famous Day』を原曲キーで歌唱する場合、冒頭からmid2F,mid2F#といった中高音域が登場します【(例)m2F[Walking down the street] I m2F#[lost][my]self】。先に述べた「オク下げのサビ」の場面以外は、基本的にmid2F以上を含んだメロになります。そのため、スタミナが必須となります。それらを踏まえた上で練習に励んでください。歌詞に英語詞が含まれているので、そうした点も淀みなく歌えるようにしておくとよいと思います。

 ドロスの楽曲はhiC等の高音域が多く登場するものが多く、なかなか一般的な男性には歌いにくいです。今後、Dracula La(ドラキュララ)といった比較的低めの楽曲とをり上げてみてもよいかもしれません。

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コメント

  1. ぴたっくま より:

    音域が超広い曲かと思ったら地声もメロから高いめだったんですね(出だしからm2F、Cメロでも最高音、歌ってるだけじゃこの辺は気付けないですね)
    ラスサビ前の音域知れたのもよかったです、ちなみに自分はここのフレーズ低くて割と限界近いです

  2. もりっしー より:

    コメントありがとうございます。

    そうですね。「一部が低いから音域が広い」、「全体としては中高音が多くキー高め」
    という2つの要素を持ってます。
    殆どのフレーズでmid2F~hiFの音が登場する感じです。

    低音の部分にも気付いていただきありがとうございます。
    最近は、低音のコンボとかも気にするようにしてますね。
    例えば、ミセスの『インフェルノ』とかは瞬間的にlow音階が登場するけど
    そこまで低音がきついという感じではないですよね。
    最低音を見ただけでは分かりにくい「低音がキツイ」という感覚に、
    もう少し理解が深められればと考えております。

    ちなみに、自分もこのhiCが続く曲で、突然m1Cとかが来ると辛いと思います。
    高音続く中で、急に低音が出ると、声出にくくなりますよね。

  3. ぴたっくま より:

    インフェルノは最低音付近よりBメロの方が低くて歌いづらいですね
    自分の場合はどちらかと言うとサビも低めの音がつづく方が歌いにくいですね、DIR EN GREYの-I’ll-という曲が最低音mid1Cなのに低くて歌えないです