『あなたがいればいいのに』(LEGO BIG MORL)
【地声最低音】mid1D(D3)
★きm1D#[お]くは大切だかD#[ら 捨て]てしま[おう]【Aメロ】
★m1D#[ど]のきせ[つ]m1D[に][も あ]なたのにD#[お]m1D[いが]したD#[ぁ]
★m1D#[か]わかないひ[とみ]m1D[で]D#[は 目]の前m2F[す]m2D#[ら]【Bメロ】
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※ラストサビで登場
☆ああ そm2F[ば]にいな[い]m2G–m2G#地[あ[な]た][の]しあG地[わ]せG[なん]か【ラストサビ】
★交わすこm2G–m2G#[と[ば]も]なm2F[い]僕らG[の][ぉ]ぉ※☆の部分は1番2番のサビでは裏声で歌唱されております。
【裏声最高音】hiA#(D#5) ※サビで登場
★ねm2F[が]えないのはぼく[ぅ]が小さいhiA#裏[だ]m2G#[け]かな[ぁ]【サビ】
【補足】mid2F~mid2G#を含むフレーズ一覧
★これからぼm2F[く]m2G地[が]どうやって生きていくのか【Aメロ】
★(すべては運命ってのに)ゆm2F[だ]m2G裏[ね][て]もいい?
★目の前すらm2F[に]m2G地[じん]でいく[ん]だ[ぁ]【Bメロ】
☆ああ そm2F[ば]にいな[い]m2G–m2G#裏[あ[な]た][の]しあG地[わ]せG[なん]か【サビ】
★m2D#[か]m2F[す][か]だっ[て]F[い][い] [明かりと]も[して]F[く][れ][ぇ]【2番サビ】
★m2D#[頬]をつm2F–m2F#[た[う]な[み]だ][ぁ]【ラストサビ】
★m2G[時]m2F[がな]がれ[ゆ][く] G[雨][がな]がし[て][く] G[あな][たの]匂[いも]ぉ
まず、LEGO BIG MORL(レゴ・ビッグ・モール)について少し説明します。LEGO BIG MORLは2006年に結成、2009年にメジャーデビューしたロックバンドです。2019年までは4人組で活動し、現在は3ピースのバンドとなっております。知名度はそこまで高くないかもしれませんが、これまでに7枚のフルアルバムをリリースしております。
LEGO BIG MORLはジャンルとしてはロックなどに属しますが、近年はエレクトロなどの要素も取り入れております。レゴは、日本を代表する音楽プロデューサーである小林武史さんとの縁が深く、デビューや初期のアルバムなどでもお世話になっているそうです(今回取り上げる楽曲にもアレンジャーして携わっております)。また、所属事務所も2019年までは小林武史さんの設立した烏龍舎(ウーロンシャ)に所属しておりました。
LEGO BIG MORLのカラオケでの人気曲としては、アニメの主題歌にもなった『RAINBOW』、初期の人気曲『Ray』、今回取り上げる『あなたがいればいいのに』などが挙げられます。私自身は今回の記事を書くに当たって、いくつかの楽曲を視聴してみたのですが、『Strike a Bell』や新曲の『愛を食べた』なども非常に耳に残りました。これからもっと深めてみたいバンドだと感じました。ボーカルのカナタタケヒロさんは、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんや、椿屋四重奏の中田裕二さんのような男性の艶っぽさを感じるボーカルであります。
★m2D#[頬]をつm2F–m2F#[た[う]な[み]だ][ぁ]【ラストサビ】
★m2G[時]m2F[がな]がれ[ゆ][く] G[雨][がな]がし[て][く] G[あな][たの]匂[いも]ぉ
まず、LEGO BIG MORL(レゴ・ビッグ・モール)について少し説明します。LEGO BIG MORLは2006年に結成、2009年にメジャーデビューしたロックバンドです。2019年までは4人組で活動し、現在は3ピースのバンドとなっております。知名度はそこまで高くないかもしれませんが、これまでに7枚のフルアルバムをリリースしております。
LEGO BIG MORLはジャンルとしてはロックなどに属しますが、近年はエレクトロなどの要素も取り入れております。レゴは、日本を代表する音楽プロデューサーである小林武史さんとの縁が深く、デビューや初期のアルバムなどでもお世話になっているそうです(今回取り上げる楽曲にもアレンジャーして携わっております)。また、所属事務所も2019年までは小林武史さんの設立した烏龍舎(ウーロンシャ)に所属しておりました。
LEGO BIG MORLのカラオケでの人気曲としては、アニメの主題歌にもなった『RAINBOW』、初期の人気曲『Ray』、今回取り上げる『あなたがいればいいのに』などが挙げられます。私自身は今回の記事を書くに当たって、いくつかの楽曲を視聴してみたのですが、『Strike a Bell』や新曲の『愛を食べた』なども非常に耳に残りました。これからもっと深めてみたいバンドだと感じました。ボーカルのカナタタケヒロさんは、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんや、椿屋四重奏の中田裕二さんのような男性の艶っぽさを感じるボーカルであります。
さて、『あなたがいればいいのに』についてです。この楽曲は、2017年にロックバンド・LEGO BIG MORLによりリリースされたアルバム『心臓の居場所』に収められております。同アルバムには、シングル曲としては、『end-end』(エンドエンド)という作品が収められております。アルバムはほぼ全ての曲が、LEGO BIG MORLによりなされております。
その中で、『あなたがいればいいのに』はアルバム内で唯一、アレンジャーとして小林武史さんが迎えられております。小林武史さんは、日本を代表するプロデューサーであり、これまで多くのヒット曲を世に送り出して、Mr.Children、レミオロメン、back numberなどの人気バンドのアレンジャーとして知られております。
『あなたがいればいいのに』はスローなテンポのバンドナンバーです。同曲は、ストリングスなども用いられており、多くの人に届きうるような壮大なナンバーになっております。歌メロはAメロBメロサビといった形で作られており、こうした点でも親しみやすいと思います。
同曲が含まれるアルバム『心臓の居場所』は、「何年経っても聴いてもらえるようないいアルバムを作ろう」と決心して作られた作品だそうです(引用元)。私自身、まだアルバムを通して視聴はしていないのですが、この『あなたがいればいいのに』に関しては、非常に多くの人に届きうる楽曲だと強く感じました。何かをきっかけに大きなヒットに繋がるような普遍性があると思います。
ちなみに、同曲のMVは人気俳優の吉沢亮さんが出演されており、非常に印象深い作品になっております。MVでは死別を想起させるような演出がされており、単線の鉄道などの景色も非常に素晴らしいです。
『あなたがいればいいのに』の声域的な特徴についてです。同曲は、大よそ一般的な男性の声域の範囲内(もしくは若干高い)レンジで歌メロが作られております。歌い慣れた人であれば、比較的アプローチしやすいのではないかと思います。一方で、低音は意外と低いので、低音が苦手な男性などは少し歌いにくいかもしれません。キー調整は可能ですが、やや行いにくいです。
同曲は、バラード曲ということもあり、ボーカル・カナタタケヒロさんの声質の良さが非常に活きております。音域面でも滅茶苦茶には高くないので、表現の学びが多いのではないかと思います。カナタさんの声がとても良いです。
最後に『あなたがいればいいのに』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiA#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の声域の範囲内(一部やや高い)といったところです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1DについてはAメロで登場します。このmid1Dはmid1D#等ともに多く登場しますので、意外と低音感があります。声が高い人などはキーを上げてもよいかもしれません。サビとのメリハリを付けて歌唱したいところです。
一方、地声最高音mid2G#はラストのサビで登場します。曲全体で3回程度であります。このmid2G#辺りから上の音階は、歌い慣れた男性であってもスムーズな発声が損なわれやすくなります。原曲キーでも比較的チャレンジしやすいですが、場合によっては、キーを下げることも検討してください。
『あなたがいればいいのに』は低音部分に若干の余地があり、キー下げは可能です。ただ、先にも述べたように、最低音mid1Dなどの登場回数が多いので、大きなキー下げには向きにくいです。滅茶苦茶に難しい作品というわけではないですが、ある程度歌い慣れた人向けであると私は分析しました。
もし、キーを下げても歌いにくいと感じた場合は、別の曲と並行して練習してください。また、「Aメロは少し曖昧でもいいから、サビを頑張る」といったように練習に強弱を付けてもよいと思います。
『あなたがいればいいのに』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~mid2G#辺りがしっかり歌いこなせる力が求められます。この辺りは、最近のJ-POPの人気曲と比べると高いというわけではないです。ただ、ボーカルのカナタさんのような艶のある発声をするためには、技量が必要となります。そうした点も含めて、練習を重ねてください。私なりのイメージですが、一般的な男性の場合、このmid2D#~mid2Gがしっかり歌えると歌が上手いと感じます。
『あなたがいればいいのに』は音域自体は滅茶苦茶には高くなく、またリズム自体もそこまで難しくはありません(バラードなので、ロングトーンなどの難しさはあります)。カラオケ等で歌いこなせると非常に映えると思いますし、私自身ももっと多くの人に届きうる作品であると感じました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。