『Romeo+Juliet – Love goes on-』(平井大)、Romeo+Juliet – Love goes on-(Dai Hirai)
【地声最低音】lowG(G2) ※Aメロで登場
★m1C[あ]とどれくらいで “ボクはキミを知ってる”って言えるかな[ぁ]C【Aメロ】
★lowG[ひゃ]く万回の Kiss の後ね」とキミが笑った
★その手のひらのm1A#[う]えで舞う男のはな,1A#[し]さ
★lowG[そこ]からまたはm2D#[じ]まる新たなエピソード【2番Aメロ】
※lowG出るに越したことはないが、多少音程がずれても違和感は少ない
【地声最高音】mid2G(G4) ※サビを中心に超頻出(30回程度登場)
★m2F–m2G[不[ぞ]ろ]m2D#[い]なふ[た]りの [Love] F[Story]【サビ】
★クセm2F[の]つ[よい] Ro[me]o [と]気[の]つF–m2G[よ[い] Ju]liet
★m2F[シェイ]クスhiA#裏[ピ]G地[アも][そう]て[い]が[い]G[の]
★Bad End じゃ終われm2G–m2F[な]い] F[ふ]た[り]の G[Sto]ry
★Love hiA#[goes] m2G[on] 会m2F[え]な[い]よ[る]に[は]コ[コロで] G[Kiss]しよう【サビ後半】
★Bad End じゃ終われm2G–m2F[な]ぁ[ぁい]【ラストサビ】
【裏声最高音】hiC(C5) ※サビで登場
★とびっきhiC裏[り]m2G地[の]ロm2F[マ]ン[ス]が[ほ]ら G[きっ][と]あるよ【サビ】
【補足】mid2D#(一部略)~mid2Fを含むフレーズ一覧
★街が明かりに包まれたらm2D#[はじ]めm2F[よう]【Bメロ】
まず、『Romeo+Juliet – Love goes on-』についてです。この楽曲は、2021年に男性シンガーソングライターの平井大さんによりリリースされたアルバム『Life Goes On』に収録されました。同アルバムは大ヒット曲『Stand by me, Stand by you.』(過去記事)、『題名のない今日』(過去記事)などが収められておりますが、リリース形式が少し特殊であり、当初は配信限定のアルバム作品でした。その後、2022年にリリースされたアルバム『HOPE / WISH』のボーナスディスクとして、この『Life Goes On』が付属しております。
さて、『Romeo+Juliet – Love goes on-』はアルバム『Life Goes On』のリード曲であり、ABEMAの恋愛番組「セカンドチャンスウェディング」の主題歌としてタイアップがつきました。歌詞内容についてもそうした恋愛番組にマッチしそうなラブソングといえます。同曲は、平井大さんのYouTube公式チャンネルでミュージックビデオが公開されており、2022年7月現在、約900万回もの再生回数を記録しております。
『Romeo+Juliet – Love goes on-』は、シェイクスピアの作品である「ロミオとジュリエット」をモチーフとしております。シェイクスピアの原作では悲劇作品となっておりますが、平井大さんの作品については、タイトルに【Love goes on】とあるように、ハッピーエンドに向かっていく暖かいミドルナンバーとなっております。ちなみに、歌詞の中に登場するレオナルド・ディカプリオも1996年に公開された映画『ロミオ+ジュリエット』で、現代設定のロミオ役を演じております。
『Romeo+Juliet – Love goes on-』の音域的な特徴についてです。同曲は一般的な男性の音域よりもやや高めのレンジで歌メロが作られております。一方で、同曲は低音域についても低めであり、大きなキー下げには向きにくいです。そのため、キー調整するにしても歌い慣れた人向けの楽曲になると私は分析しました。
ちなみに、同曲の低音は女性の音域としてはかなり低いです。そのため、女性だと原キーでの歌唱は向きにくいといえます。女性の場合はキー上げ推奨です。
最後に『Romeo+Juliet – Love goes on-』の音域についてですが、【地声最低音】lowG(G2)~【地声最高音】mid2G(G4)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べやや高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音lowGについてはAメロで登場します。私なりの分析ですが、このlowGについては余り厳密にこだわらなくてもよいと感じました。場合によっては少し音程がズレても良いと思います。ただ、lowGを除外しても、同曲は全体的に低音域が低いです。そのため、高音域が得意な人などは少し歌いにくく感じられるかもしれません。また、女性にとっては相当低いレンジであるため、通常はキーを上げた方が合いやすいです。
次に、地声最高音mid2Gについてはサビを中心に登場します。登場回数は30回程度とかなり多いです。このmid2Gは一般的な男性の音域の範囲内ですが、登場回数などを考えると、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいのではないかと思います。
同曲を原キーで歌唱する場合、「標準よりやや高め~ある程度高音域が得意な男性」などが合いやすそうです。逆に「高音域が非常に得意な男性」などはキーを上げても良いと思います。
『Romeo+Juliet – Love goes on-』は音域が広い楽曲であり、低音域もかなり低いです。そのため、キー下げなどはしにくいといえます。歌い慣れた男性であれば、自分の得意なレンジに調整することも可能かもしれませんが、場合によってはキーを調整しても難しい部分が出てくるかもしれません。その点は留意しておいてください。
同曲は、エッジボイスというガラガラしたニュアンスの歌声が使われており、そうした表現が出来ると平井さんのような歌唱に近づきやすいです。一方で、同曲はリズムなどが難しい部分もあり、慣れていないとスムーズに歌えないと思います。歌詞やメロディーなどをしっかり覚えておきたいところです。
『Romeo+Juliet – Love goes on-』は穏やかなラブソングであり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。また、しっかり歌いこなせると非常に映える楽曲です。人によっては原キーでの歌唱が難しいかもしれませんが、J-POPの他の人気曲と比べると高音域は控えめであり、表現面での学びを得やすいと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみて下さい。
コメント
こんばんは、リクエストにお応え頂きありがとうございます!
まさかの最低音G2に加えて、最高音G4が”30回”もあるのには衝撃を受けました…。平井大さんの歌唱力+この音域は恐るべし…と言った感じでした。
いつもリクエストに応えてくださってありがとうございます^^
コメントありがとうございます。
滅茶苦茶に高音域が登場するわけではないですが
比較的高めの音がサビで連続するので、じわじわ体力を削られる系の楽曲だといえます。
この楽曲はキーの高さ以上に表現力が求められると思います。
そして、早速ですみませんが、もしよければ
「妄想税」「バレリーコ」の音域調査、解説をして頂けないでしょうか。どちらもかなり前のボカロになりますが、最近とてもハマっていてカラオケでも歌っているところなので、リクエストお応えいただけると嬉しいです…!
2曲ともリストアップしておきます。
デコニーナさんの方は別の曲にリクエストが来てるので、
バレリーコを優先させます。