こんにちは。今回は米津玄師さんのアルバム『BOOTLEG』から、『ピースサイン』(2017)『砂の惑星』の2曲を取り上げます。よろしくお願いします。(※『砂の惑星 ( + 初音ミク )』については、youtubeの公式で公開されてる初音ミクバージョンを添付します)
 
 ※米津玄師さんの音域について、当ブログではこれまでに、『アイネクライネ』『爱丽丝(アリス)』『打上花火』(DAOKO×米津玄師)『打上花火』(米津玄師ソロver.)『馬と鹿』『海の幽霊』『orion』、『かいじゅうのマーチ』『恋と病熱』『春雷』『Nighthawks』『ナンバーナイン』『灰色と青 ( + 菅田将暉)』『飛燕』、『LOSER 』『ピースサイン』、『砂の惑星』米津玄師作詞作曲『パプリカ』(Foorin)『パプリカ』(米津玄師セルフカバー)『Flamingo』『フローライト』、『メトロノーム』『マトリョシカ』を取り上げています。興味を持たれた方は参考にどうぞ。


①『ピースサイン』(米津玄師),Peace Sign(Kneshi Yonezu)♪
 

2017年6月21日発売【アルバム『BOOTLEG』収録



【地声最低音】mid1D#(D#3)

いつか僕らの上をスレスレに 通り過ぎていったあの飛行機を(Aメロ)
★不思議なくらいに憶えてる 意味もないのに なぜ
残酷運命が定まってるとして それがいつの日か僕の前に現(あら)れるとして(Bメロ)
★どうでもいい思(も)えた その心を
★君の言葉で蘇る 鮮やかにも 現れてい(Cメロ)



【地声最高音】mid2G#(G#4)  

★どうしようもないど熱烈にー(サビ)mid2G(G4)
★食べかけのま捨てた夢(め)を もう一度取り戻(も)せ

『ピースサイン』(米津玄師)









 まず、『ピースサイン』の音域についてですが、地声最低音mid1D#(D#3)~
地声最高音 mid2G#(G#4) でメロディーが構成されています。音域はあまり広くないですが、上記するように最低音mid1D#が頻繁に登場します。高音域が得意な人はキーを上げることもありえますが、いずれにしても思った以上に余裕がないです。見た目以上に難しい楽曲だと思います。
 ちなみに、イントロの『オーオーオー』の部分の音域で一番高い点は、mid2G(G4)となります。よって、イントロの声の部分も再現しようとすると意外としんどいです。

 メロディーの節回しは速いので、①歌詞をちゃんと覚えておいてください。米津さんやRADWIMPSとBUMP OF CHICKENといったミュージシャンのテンポの速い曲は、歌詞を途中でミスすると、置いていかれることが多いです。
 また、②音の『継ぎ目』を意識することも大切です。具体的には


★「もう一度(継ぎ目)遠くへ行け(継ぎ目)遠くへ行けと(継ぎ目)僕の中で誰かが歌う(継ぎ目)どうしようも(継ぎ目【可能ならば】)ないほど熱烈にぃいぃぃ(継ぎ目)

といった感じです。『(継ぎ目)』の部分では音を繋げずに切ることを意識してください。呼吸が苦しくなると音程が狂いやすくなります。(継ぎ目)の部分で呼吸を節約するイメージを持つと安定すると思います。

 楽曲はアニメ『僕のヒーローアカデミア』のオープニングでも使用されたこともあり、人気が高く、カラオケなどでも盛り上がります。見た目以上に難しい楽曲ですが、手が届かないほど難しいわけではないと思います。





①『砂の惑星 ( + 初音ミク )(米津玄師),Peace Sign( + Miku Hatsune ),(Kneshi Yonezu)♪ 
2017年11月1日発売【アルバム『BOOTLEG』収録

地声最低音   mid1F(F3)

★今後千年草も生えない 砂の星さ
らりくらり歩き回り たどり着いた祈り
★歌って踊ろうハッピーバースデイ 砂漠に林檎の木を植よう

地声最高音 
mid2G#(G#4)  

★イェイ今日の日はサンゴーズダウン つまり元どおりまでバイバイバイ

『砂の惑星 ( + 初音ミク )』(米津玄師)









 
 次に『砂の惑星 ( + 初音ミク )』について言及します。この楽曲はヒップホップの要素が非常に強い作品です。音域自体も地声最低音 mid1F(F3)~地声最高音 mid2G#(G#4)で構成されており、比較的狭い音域のポップソングといえるでしょう。
 音域が比較的狭いため、高音域がキツイと思われた方はキーを下げるのも手だと思います。

 この楽曲は歌詞のメロディーが独特であり、また歌の節回しも速いです。特に2番の「ぶっ飛んでいこうぜもっと~未會有の思い出は電子音」のあたりです。歌詞カード無しでは聞き取れないレベルだと思います。
 この楽曲についても、ピースサインで述べたように

①歌詞をしっかり覚えておく
②音の継ぎ目を意識する


といった対応が重要だと思います。
 
 楽曲についてはボカロ文化の現状について米津さんが考えたことが描写されていると言われています。サウンドも非常にかっこよく、中毒性が高い作品です。