(2019/02/21)初投稿
(2020/04/09)mid2F~mid2G辺りの音階も詳細に記載しました。解説も一部加筆しております。

 こんにちは。今回は米津玄師さんのアルバム『BOOTLEG』から、『ピースサイン』(2017)『砂の惑星』の2曲を取り上げます。よろしくお願いします。(※『砂の惑星 ( + 初音ミク )』については、youtubeの公式で公開されてる初音ミクバージョンを添付します)
 
 ※米津玄師さんの音域について、当ブログではこれまでに、『アイネクライネ』『爱丽丝(アリス)』『打上花火』(DAOKO×米津玄師)『打上花火』(米津玄師ソロver.)『馬と鹿』『海の幽霊』『orion』、『かいじゅうのマーチ』『恋と病熱』『春雷』『Nighthawks』『ナンバーナイン』『灰色と青 ( + 菅田将暉)』『飛燕』、『LOSER 』『ピースサイン』、『砂の惑星』米津玄師作詞作曲『パプリカ』(Foorin)『パプリカ』(米津玄師セルフカバー)『Flamingo』『フローライト』、『メトロノーム』『マトリョシカ』を取り上げています。興味を持たれた方は参考にどうぞ。


①『ピースサイン』(米津玄師),Peace Sign(Kneshi Yonezu)♪
 

2017年6月21日発売【アルバム『BOOTLEG』収録


『ピースサイン』(米津玄師)









【地声最低音】mid1D#(D#3)

いつか僕らの上をスレスレに 通り過ぎD#[ていっ]たあの飛行機を(Aメロ)
★意味もないのに なぜm1D#[か]
m1D#[残]酷な[運]命が定まってるとして (Bメロ)
★それがいつの日か僕の前にあらm1D#[わ]れるとして
★どうでもいいm1D#[と お]もえた そのこm2F[こ]ろを

★君の言葉で蘇る 鮮やかにも 現れていm1D#[く](Cメロ)


【地声最高音】mid2G#(G#4)  

★どうm2G[し]m2F[よう]m2G#[ない][ほ][ど]ねつれF[つ]G[に]
 転がっていくスm2G#[トー]m2G[リー]
★食べかけのまm2G[ま]F[捨てた]G[あ]m2G#[の]G[ゆ]F[め]
☆オーオーオーオーオ m2G[オッ]m2G#[オー]G[オー]オー

※☆は歌詞に無い部分

【補足】mid2Fmid2G辺りの注意箇所

☆オーm2G[オー]m2F[オー]オーオ

m2G[もう]m2F[一]度遠G[く]F[へ行]け遠くへ行けと(サビ) 
★僕の中で誰かF[がう]たう

★さらば掲げm2F[ろピース]m2G[サ]イン

削り削らm2G[れ]m2F[擦り切]G[れ]F[た]今が(Cメロ)
★もう一度取m2G[り]m2F[も]G[ど]F[ぉ]ぉせ

※☆は歌詞に無いイントロの部分



 まず、『ピースサイン』の音域についてですが、地声最低音mid1D#(D#3)~地声最高音 mid2G#(G#4) でメロディーが構成されています。音域はあまり広くないですが、上記するように最低音mid1D#が頻繁に登場します。高音域が得意な人はキーを上げることもありえますが、いずれにしても思った以上に余裕がないです。見た目以上に難しい楽曲だと思います。
 ちなみに、イントロの『オーオーオー』の部分の音域で一番高い点は、mid2G(G4)となります。間奏ではmid2G#です。よって、イントロの声の部分も再現しようとすると意外としんどいです。

 歌い慣れていない人はキーを下げても良いと思いますが、低音部分が意外に辛いです。キーを下げても歌いにくい場合は、別の曲で練習した上でチャレンジすると良いと思います。

 メロディーの節回しは速いので、①歌詞をちゃんと覚えておいてください。米津さんやRADWIMPSとBUMP OF CHICKENといったミュージシャンのテンポの速い曲は、歌詞を途中でミスすると、置いていかれることが多いです。
 また、②音の『継ぎ目』を意識することも大切です。具体的には


★「もう一度(継ぎ目)遠くへ行け(継ぎ目)遠くへ行けと(継ぎ目)僕の中で誰かが歌う(継ぎ目)どうしようも(継ぎ目【可能ならば】)ないほど熱烈にぃいぃぃ(継ぎ目)

といった感じです。『(継ぎ目)』の部分では音を繋げずに切ることを意識してください。呼吸が苦しくなると音程が狂いやすくなります。(継ぎ目)の部分で呼吸を節約するイメージを持つと安定すると思います。

 楽曲はアニメ『僕のヒーローアカデミア』のオープニングでも使用されたこともあり、人気が高く、カラオケなどでも盛り上がります。見た目以上に難しい楽曲ですが、手が届かないほど難しいわけではないと思います。比較的努力が報われやすいと私は考えております。





①『砂の惑星 ( + 初音ミク )(米津玄師),Peace Sign( + Miku Hatsune ),(Kneshi Yonezu)♪ 
2017年11月1日発売【アルバム『BOOTLEG』収録

【地声最低音】 mid1F(F3)

★今後千年くm2F[さ]も生えない 砂のm1F[惑]星さ
m1F[の]らりくらり歩き回り たどm2F[り]着いた祈り
★m1F[ぶっ]飛んでいこうぜもっと
★砂漠に林檎の木を植m1F{え]よう


【地声最高音】
mid2G#(G#4)  

★つまりm2F[も]m2G[と]m2G#[どお]G~F[りバイ]バイG[バイ]


【補足】

★応えてくm2F#[れ]m2F[ぼ]くに
m2G[イェイ]今日のG[日は]m2F[サン]ゴーズダウン(サビ)
★心残り残m2G[さ]m2F[ない]ように
m2G[もうす]m2F[こ]しだけ友F[だ]ちでいようぜ今回は

★驚天動地そんで古今未會有のおm2F[もい]出は電子音
★歌ってm2F[お]どろうハッピーF[バース]デイ
★あとは誰m2F[か]m2F#{が]F[勝]手にどうぞ

★風がm2G[吹]m2F[き]曝しなおF[す]m2G[す]F[む]砂の惑星さ(ラスト)


『砂の惑星 ( + 初音ミク )』(米津玄師)









 
 次に『砂の惑星 ( + 初音ミク )』について言及します。この楽曲はヒップホップの要素が非常に強い作品です。音域自体も地声最低音 mid1F(F3)~地声最高音 mid2G#(G#4)で構成されており、比較的狭い音域のポップソングといえるでしょう。
 音域が比較的狭いため、高音域がキツイと思われた方はキーを下げるのも手だと思います。

 この楽曲は歌詞のメロディーが独特であり、また歌の節回しも速いです。特に2番の「ぶっ飛んでいこうぜもっと~未會有の思い出は電子音」のあたりです。歌詞カード無しでは聞き取れないレベルだと思います。
 この楽曲についても、ピースサインで述べたように

①歌詞をしっかり覚えておく
②音の継ぎ目を意識する


といった対応が重要だと思います。
 
 楽曲についてはボカロ文化の現状について米津さんが考えたことが描写されていると言われています。サウンドも非常にかっこよく、中毒性が高い作品です。