『花束が似合う君へ』(ねぐせ。)
【地声最低音】mid1G(G3)
★いけm2A[な]い時m2A–m1G–m2E[期に差[し掛]か]った【Aメロ】
★m2A[い]まA[だ]に愛して恋しているんだぁA–m1G[ぁ[ぁ]【サビ】
【地声最高音】hiA(A4) ※全体で12回程度
★m2G–hiA^-E[は[な]た]ば]ぁが似m1G[合]う1G[き]みへE[ぇ]【サビ】
★hiA–m2G[い]つも]愛してる恋してるきE–G[みの[目]に
【裏声最高音】hiC(C5) ※Bメロやサビで登場
★こうやってう2F–m2G地–hiA裏–B–hiC[たに[しちゃっ[て[るけ[ど]【Bメロ】
★(はぁもっとずっと一緒に) m1G–hiC裏–G地–[いた[か]ったな]【サビ】
★これが本hiA地–m2G[当に]ぃ] [最hiB裏–hiC[善[策?]【2番Bメロ】
【補足】mid2E(一部略)~hiAを含むフレーズ一覧
★しゃm2E[し]ん[を撮っ]たあm2G裏–hiA裏[の日[か]ら]【イントロ】
★m2E[君]は[はなた]ば[が似合うっておhiA裏–2G[もっ]て]たよ
★突っ込hiA裏–G–E地[み]たくな]るほど綺]麗[な笑]顔だ
★おめでとう m2E[そ]ん[な一言でhiA裏–G[良]かっ]たんだ
★愛情を渡せm2D#[た]なら君はまだここにm2E[居]たかな
★君はあまり笑わなくm2E[なっ]た【Aメロ】
★m2E–m2F地[本[当は]ぁ] 細かい所まで覚え2D#[て]るのは君の[方だったり]してね【Bメロ】
★さm2E[よ]な[らm2F–m2G地[のや[さ]し]さ]またねのm1G–2E[い[じ]わる【2番Aメロ】
まず、『花束が似合う君へ』についてです。この楽曲は、2021年にロックバンド【ねぐせ。】によりリリースされたミニアルバム『スペースシャトルで君の家まで』に初収録されました。ちなみに、当ブログでは、このアルバムのリード曲である『スーパー愛したい』(過去記事)について取り上げたことがあります。
ちなみに、バンドは2024年2月のフルアルバム『ファンタジーな祝日を!!!』でメジャーデビューしました。同アルバムには、インディーズ時代人気曲『グッドな音楽を』(過去記事)、『日常革命』(過去記事)などが収められております。今回取り上げる『花束が似合う君へ』についても、fantastic ver.として再アレンジされたものが収録されております。
『花束が似合う君へ』はスローなバンド曲です。歌い出しとリズムギターで楽曲が始まり、AメロBメロサビと展開します。インディーズ時代の作品はバンドサウンドが中心になっていますが、添付した動画は先述のfantastic ver.であり、ストリングスが追加されております。歌メロは全体的にメロディアスで、分かりやすいです。作詞作曲はねぐせ。、編曲はバンドと江口亮さんによりなされました。江口さんはポルノグラフィティの他、いきものがかり、さユりさん、LiSAさんなどと縁が深いアレンジャーです。
『花束が似合う君へ』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高めのレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は最低音がmid1Gであり、男性曲としては低音が高いです。そのため、相対的にmid2Eなどの中高音が頻出し、男性の音域としては高いといえます。中高音域が得意な人の方が歌いやすい曲です。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は最低音mid1G辺りが比較的多いため、女性だと若干歌いにくいのではないかと推測しました。「標準より低い女性」などはもしかしたら原キーがマッチする可能性もありますが、一般的にはキーを上げた方がより歌いやすくなると私は推測しています。一つの目安ですが、原曲キーから3つ程度上げてみてください。
最後に『花束が似合う君へ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1GはAメロやサビで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、mid1Gが最低音となる男性曲は、高い確率で「一般的な男性にとってはキーが高い曲」となります。今回の『花束が似合う君へ』についてもこの傾向が当てはまりそうです。
ちなみに、今回は要所要所でmid1G辺りが登場するため、女性が原キーで歌うには少し辛そうです(登場回数が少なければ、原キーでもマッチする可能性があった)。
次に、地声最高音hiAはサビなどで登場します。登場回数は12回程度です。このhiA辺りは男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください。
『花束が似合う君へ』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することが可能そうです。同曲の音域は滅茶苦茶には広くはないのですが、裏声が多いため、ビギナーには少し歌いにくいかもしれません。
同曲はメロディーについては比較的分かりやすく、リズムなども覚えやすいと思います。そのため、音域がマッチするのであれば、練習曲にはおススメしやすいです。
『花束が似合う君へ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~hiAといった中高音域をしっかり歌いこなせることが求められます。今回はhiAの頻度が高いのですが、全体でみるとmid2Eがピークとなる場面が多く、その分、若干歌いやすいと感じました(mid2F-G辺りは意外と多くないため)。また、低音については比較的高いです。
こうしたことを踏まえると、「標準より高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。「高音域が非常に得意な男性」なども原キー歌唱は可能だと思いますが、キーをいくらか上げた方がよりマッチする可能性があります。
【まとめ】
①サビが一番盛り上がるが、全体的に中高音寄りの曲
②原キーだと「標準より高め~高音域が得意な男性」などに合いそう
③女性少しキーを上げた方がより歌いやすい(ただ原キーが合う人も少数いそう)
④メロは分かりやすく、カラオケ向き(裏声などは必須です)