『僕の隣はいつもきみ』(音虎とErii)
【地声最低音】mid1D#(D#3)
★私の隣はあm2A#[な]た[がい]い【通常サビ】
☆僕m1E–m1D#[が[き]みに会うまm2D#[での]日々は【1番Aメロ[男性パート]】
※女性はmid2A#が最低音
【地声最高音】hiB(B4) ※男性パートは2回、女性は5回
★僕のとm2F#[なり]はhiB地–hiA#–m2G#[き]み]が]いい]【通常サビ】
★2人であm2G#–hiA#–hiB地[る[け[ば]【2番Bメロ[女性]】
【裏声最高音】hiF(F5) ※ラストサビで登場
★hiF–hiC#–A#^[そん](な]ふ[た])りのm2F#地[あ]いのもF#地[の]語です【ラストサビ[転調₊2]】
【補足】mid2F#(一部略)~hiC#を含むフレーズ一覧
★君がおm2F#裏[し]えてくれm2A#[たん]だ【1番Aメロ】
★ひm2F#裏[と]りであm2G地[る]ぅ]け[ぇば]周りの2E[目]を気にして【Bメロ】
★2人であm2G#裏–hiA#–hiB[る[け[ば]未来をも見据え2E[て]行m2F#[け]る]から
★m2F#–m2G#地[人[を]好]きにな[れずG#[お]び]えていた【2番Aメロ[女性]】
★こんな私のすm2G#–hiA#裏–hiB[べ[て[を]
★hiC#裏–B[あ]いし]てくれたのはあなm2A#[た]だけ
★僕のm2F#–m2G#地[と[なり]はhiC#裏–C–A#[き]み]が]いい]【ラストサビ[転調₊2]】
★僕らだけのひhiC裏–hiC#[み[つ]の[世界]
★hiC#裏–C–A#[あ]し]た]もとC#裏[な]りはきm2F#地[み]がいいな
★2人であm2G#裏–hiA#–hiB[る[け[ば]未来をも見据え2E[て]行m2F#[け]る]から
★m2F#–m2G#地[人[を]好]きにな[れずG#[お]び]えていた【2番Aメロ[女性]】
★こんな私のすm2G#–hiA#裏–hiB[べ[て[を]
★hiC#裏–B[あ]いし]てくれたのはあなm2A#[た]だけ
★僕のm2F#–m2G#地[と[なり]はhiC#裏–C–A#[き]み]が]いい]【ラストサビ[転調₊2]】
★僕らだけのひhiC裏–hiC#[み[つ]の[世界]
★hiC#裏–C–A#[あ]し]た]もとC#裏[な]りはきm2F#地[み]がいいな
まず、『僕の隣はいつもきみ』についてです。この楽曲は、2024年に音虎とEriiによりリリースされたシングル作品です。配信限定のシングルとして発表されました。同曲は最近Tik TokなどのSNSで話題になっており、若い世代を中心に支持を集めています。
音虎とErii(おとらとえりい)は音楽スクール出身の兄妹ユニットです。活動初期はカバー曲を中心にTik tok で人気を集めていました。 2021年には初のシングル『君は魔法使い』をリリース。以降も継続的にシングル曲は発表し続け、支持を集めています。
『僕の隣はいつもきみ』はミドル~アップテンポのポップソングです。全体的に爽やかかつ明るい楽曲であり、多くの人に耳馴染みしそうです。同曲は頭サビで歌メロが始まり、AメロBメロサビと展開し、ラストサビでは転調が行われキーが2つ上がります。ほぼ同じメロを兄妹で担当しており、その点も特徴的です。作詞作曲は音虎さんによりなされました。
『僕の隣はいつもきみ』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高いレンジ、女性は標準的な音域で歌メロが作られております。一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいですが、男女によるツインボーカル曲であるため、男女二人で歌う場合は、キー調整はしにくいです。
同曲は、低音域としては1番Aメロでmid1D#-mid1Eが登場します(男性曲としては低音がやや高め)。その他の大部分については、男性の音域としては中高音寄りです。こうしたことから、男性の音域としては高く、中高音が得意な男性の方がマッチしやすい曲です。
女性パートについてはmid2A#が最低音であり標準的。また、高音についてはhiB辺りが比較的多いです。こうしたことから、J-POPの女性曲としては高音がやや控えめであり、「標準よりやや低めの音域の女性」なども原曲キーに合いやすいと私は判断しました。逆に「高音域が得意な女性」などは少しキーを上げるのもよいかもしれません。
最後に『僕の隣はいつもきみ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D#(D#3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ高いです。女性は一般的な音域の範囲内(J-POPの女性曲としてはやや低め)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1D#は1番Aメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、もし女性が男性パートを歌う場合は、1番Aメロが少し低いと思います(女性の場合は、少しキーを上げた方がより歌いやすい)。ちなみに、女性パートについては最低音がmid2A#であり、大よそ標準的です。
次に、地声最高音hiBはサビで登場します。登場回数は、男性パートで2回、女性パートで5回です。こうした点を考慮すると、男性曲としては高音が高く、女性は標準よりやや低めといえます。「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などは女性パートを担当してもよいかもしれません。
『僕の隣はいつもきみ』は男女のツインボーカル曲です。通常、男女によるデュエット曲はキー調整はしにくいですが、今回の曲については少しのキー調整ならば可能そうです。ただ、キー調整をする場合、通常は同性同士の方がしやすいですので、その点は留意しておいてください。
今回の楽曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムなども取りやすいです。一方、要所で裏声が多用されており、その点で器用な発声が不可欠になります。どことなく、Mrs. GREEN APPLEをオマージュしたような作品でもありますので、ミセスが好きな方などは歌唱のイメージをつかみやすいと思います。
『僕の隣はいつもきみ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiB(裏声はmid2F#~hiF)といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。男声パートについては中高音が多く、低音は少なめです。女性パートについて大よそ標準的ですが、地声高音がやや控えめで、どちらかといえば女性パートの方が取っ付きやすいと思います。
こうした点を考慮すると、男性は「高音域が得意(or非常に得意な男性)」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。また、女性については「標準より低め~標準より高めの音域の女性」などが原曲キーに合いやすそうです。
ちなみに、今回の楽曲はツインボーカルとしては歌メロにゆとりがあります。そのため、「高音域が得意(or非常に得意な)男性」は1人で原キーで歌唱可能かもしれません(2番Bメロ等は裏声で歌う方がよいかも)。その辺りは実際に歌唱して試してみてください。
【まとめ】
①男性パートは高く、女性パートは標準的(orやや低め)
②男性亜h原キーだと「高音域が得意(or非常に得意な)男性」に合いそう
③女性は「標準より低め~標準より高めの音域の女性」に合いそう
④「高音域が得意(or非常に得意な)男性」だとソロで歌える可能性もある
⑤メロは分かりやすく、おすすめ。器用な裏声発声が不可欠