『Causation』(BRAHMAN)
【地声最低音】mid1E(E3)
★inside this crowd m2A#[With]out tal[king] to a[nyone]m1G【Aメロ】
★m1G–m1F#[Su[ffer]ing] from this es[cape]m2D
★You m2E[turned] your back be[fore]m1G# m1F#[I] [turned] F#[a]way【サビ】
☆I m2E[saw] your back m1F#[trem]bling F#[in] m1E[grief]【2番サビ】
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で9回
★m1E–m1F#[O]ver] and o[ver]m2G# G–E[a]gain] 2D#[in this place]【サビ】
★I m2E[saw a] m2F#–m2G#[sha[dow] F#[dying] [behind]【ラストサビ】
【補足】mid2E~mid2Gを含むフレーズ一覧
★m2G[Till now] m2F#[I’ve] E[been] alone【Aメロ】
★2D[Was it all] planned from the start?
★m2G–m2F#[因]果]とかG[なし]み]にふG–F#–E[か]く]枯]れ[た] [こF#[ど]く]【Bメロ】
☆I m2E[saw] your back m1F#[trem]bling F#[in] m1E[grief]【2番サビ】
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で9回
★m1E–m1F#[O]ver] and o[ver]m2G# G–E[a]gain] 2D#[in this place]【サビ】
★I m2E[saw a] m2F#–m2G#[sha[dow] F#[dying] [behind]【ラストサビ】
【補足】mid2E~mid2Gを含むフレーズ一覧
★m2G[Till now] m2F#[I’ve] E[been] alone【Aメロ】
★2D[Was it all] planned from the start?
★m2G–m2F#[因]果]とかG[なし]み]にふG–F#–E[か]く]枯]れ[た] [こF#[ど]く]【Bメロ】
まず、『CAUSATION』(コーゼイション)についてです。この楽曲は、2005年にロックバンドBRAHMAN(ブラフマン)によりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては2008年の『ANTINOMY』に初収録されました。同アルバムは、『逆光』、『Handan’s Pillow』といったシングルが収められており、5万枚を超えるCDセールスを記録しました(綿毛さんのツイートより引用)。
『CAUSATION』はアップテンポのバンド曲です。同バンドでは6年ぶりのシングルであり、約5万枚のCDセールスを記録しました。バンドはシングルを出してない6年の間に2枚のフルアルバムをリリースしており、特に『A FORLORN HOPE』は30万枚を超えるCDセールスを記録しています。ちなみに、BRAHMANはライブでのパフォーマンスに定評があり、大型フェスでメインステージを務めた経験も多いです。
『CAUSATION』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては、やや高めのレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいです(原キーで歌えなくもないかもですが)。
同曲は、要所要所でmid2E~mid2Gといった中高音域が登場します。反面、mid1E~mid1G#といった中低音域も全体を通して登場し、低音~高音まで安定した歌唱が不可欠になります。低音がmid1Eと高い分、やや中高音寄りであるため、標準より高めの音域の男性の方がマッチしやすい曲です。ロック系の曲であり、発声は地声ベースです。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は低音域としてmid1E~mid1F#辺りがよく見られます。また、最高音もmid2G#であるため、女性の得意な音域を考慮するといくらかキーを上げた方が歌いやすいと推測されます。一つの目安ですが、原曲キーから4~5つ程度上げてみてください。
最後に『CAUSATION』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、やや高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Eはサビで登場します。今回はAメロサビを中心い中低音がよく見られるため、低音域も軽視せずにしっかり歌いこなしたいです。「高音域が非常に得意な男性」などは少しキーを上げるのもよいかもしれません。
次に、地声最高音mid2G#はサビで9回程度登場しますこのmid2G#に次ぐ地声高音としては、mid2Gがピークとなる場面が全体で14回程度登場します。今回はBメロで中高音の頻度が高いです(mid2F#のロングトーンも登場します)。こうした点を考慮すると、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと推測されます。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。
『CAUSATION』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回はmid1Eなどの低音がよく登場するため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムなども取りやすそうです。ただ、歌詞の大部分が英語詞であり、その点で取っ付きにくく感じる人も多いかもしれません。また、力強いロック曲であるため、適度な声量で力強い発声ができる必要があります(叫びすぎるのもかえってマイナスになる)。音域が合うのであれば練習曲に向きますが、英語詞やロック調の発声などのハードルがある曲です。ロック色の強い楽曲ですが、メロの上下が激しく、安定した音程も不可欠になります。
『CAUSATION』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~mid2G#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体を通して要所でこれらが見られます。反面、mid1E~mid1G#といった中低音も多いため、「やや中高音寄りであるのもの、低音~高音まで安定した歌唱」が求められます。
こうした点を考慮すると、「標準よりやや高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。「高音域が非常に得意な男性」などについても原キーで歌えなくもないですが、場合によっては少しキーを上げた方がより安定するかもしれません。
【まとめ】
①低音が高い分中高音寄り(低音~高音まで満遍なく登場する)
②原キーだと「標準よりやや高め~高音域が得意な男性」などに合いそう
③メロの上下が目立つ曲。音程キープが結構重要になる
④メロ等は分かりやすいが、英語詞などが1つのハードルになる
⑤ロック系に歌い慣れてる人の方がマッチしやすい
コメント
BRAHMANの別曲をリクエストした翌日に来るとは思いませんでした
この曲シングルとアルバムで音程が違う所があるのですがこちらはシングルバージョンですか?
声質的にもっと低音だと思ってたら意外と高いです
こっちはシングルバージョンですね
確かにシングルとアルバムで微妙に音程が違いますね
その点について少し触れればよかったです。教えてくれてありがとうございます
Bメロはアルバムだとmid2Gの回数が減ってmid2Eくらいが強調されてます
アルバムバージョンで聴き慣れてると、確かに少し高く感じると思います
カラオケだとシングル盤の方になっていて
アルバムの方に聞き慣れてたので戸惑いました
リクエストしたSEE OFFも再録で音程が変わっています(おそらく最高音も違うと思います)
あと最高音mid2G#は9回ではないですか?
確認しました
確かに回数間違ってますね。計9回でした
ラストサビでちょっとごちゃごちゃになってたみたいです
修正しておきます