『はじまり』(BLUE ENCOUNT)

【地声最低音】mid1D#(D#3)
★m1D#–m1F[あ]の]場所に[いた]【イントロ】
★m1D#–F[愚痴]を]こぼし[たD#[ふ]ゆ]も【Aメロ】
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で6回程度
★ずっm2D#[と] ず[っF[と] そうm2G#–G[ず]っと]【サビ】
★(終わりじゃない)目m2G#–G–F^[指](し]て[た]【ラストサビ】
★追いm2F[か]け[てm2G[い]た]m2G#–G[日]々]は
【補足】mid2D#~mid2G辺りを含むフレーズ一覧
★m2D#–m2D[た]し[か]に[ぼ]く]たちは【イントロ】
★m2D#[い]そ[ぐ]き[せ]つのまんm2F[な]か[で]【Aメロ】
★いm2D–m2D#[っ[しょ]に[は]し[り]つ]づ[けD#[た]
★m2D#–F–m2G[ど[ん[な]か]べに] 出会[お]う[とも]
★ガンバレの言葉が辛いとm2D#[きも]あm1F[っ]た【Bメロ】
★応えm2D#[ら]れ[る]か[ふm2G[あ]ん]F[で]
★m2F–D#[ぼ]くた]ち[がm2G[見]た] こ[の]ゆ[めF[は]【サビ】
★(明日を強く) 繋m2G–F–D#[い]で]くよ]【2番Bメロ】
★見えm2D#–m2F[な[い]こ]のさ[きに]【ラストサビ】
★逃げた時もm2D#[あ]っ[た]けm2G[ど]
★全てm2G–F[の]はじ]まm2G[り]
★m2G–F[い]まは]泣けば[い]い
まず、『はじまり』についてです。この楽曲は、2016年にロックバンドBLUE ENCOUNTによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては翌年に発売された『THE END』に初収録されました。アルバムには『Survivor』、『だいじょうぶ』などのシングルが収められています。
『はじまり』はスローなバンド曲です。同曲は、『第94回全国高等学校サッカー選手権大会応援歌』としてタイアップが付きました。そうしたこともあってか、同曲はスポーツ選手や部活動をする人などの心情に寄り添ったような歌詞内容になっています。作詞作曲はボーカルの田邊駿一さんによりなされました。
『はじまり』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としてはやや高め~高めのレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
今回の楽曲はmid2D#~mid2G辺りが比較的多く、見た目の音域以上に高く感じやすい曲です(Aメロ辺りも決して低くない)。反面、低音域としてはmid1D#程度であり、標準的orやや高めです。こうした点を考慮すると、標準より高めの音域の男性の方がマッチしやすい曲といえます。発声は地声ベースですが、人によってはABメロ等は上手く裏声を取り入れてもよいかもしれません。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は低音域としてmid1D#やmid1Fがコンボになって登場するため、女性の音域としてはかなり低いといえます。女性の得意な音域を考慮するといくらかキーを上げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから3~5つ程度上げてみてください。
最後に『はじまり』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D#(D#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、やや高め~高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1D#はAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、男性曲としては若干低音が高いですので、相対的に中高音域が得意な人にマッチしやすいことが分かります。
次に、地声最高音mid2G#はサビを中心に計6回登場します。このmid2G#に次ぐ地声高音としてはmid2Gがピークとなる場面が全体で19回、mid2Fが24回登場します。これらの登場回数を考量すると男性の音域としてはやや高め~高めであり、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。
『はじまり』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であればある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。またビギナー向けの調整も可能だと私は想定していますが、人によっては一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
同曲はメロ自体は比較的わかりやすいです。ただ、テンポがゆったりめであるため、歌い慣れていない人だと少しリズムが取りにくい可能性があります。場合に寄っては少しテンポを上げて練習してもよいかもしれません。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケなどにもよいと思います。
『はじまり』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~mid2G#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はmid2D#~mid2G辺りが比較的多く、要所でmid2G#が登場します(全体的にmid2D~mid2D#がかなり多い)。
こうした点を考慮すると、「標準より(やや)高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①サビで中高音が増えるが、Aメロ辺りも決して低くはない
②原キーだと「標準より(やや)高め~高音域が得意な男性」などに合いそう
③女性はキー上げ推奨
④キー調整はしやすい。音域が合うなら練習曲におススメ
⑤ゆったりめの曲なので、慣れない人は少しテンポを上げて練習してもよい
コメント
いつも音域調査ありがとうございます。助かってます!
難しいと思うんですけど、Eveさんのさようならエンドロールとラストダンスのやってもらいたいです!お願いします♀️
リストアップしておきます
Eveさんはリクエストが何気に多いのですが
まだ取り上げられてない曲が多いですね