なお、『憂、燦々』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源がフル公開されておりません。よって、当ブログにおいても、ショートバージョンの動画を添付することにします。ご了承ください。
『憂、燦々』(クリープハイプ)、Yuu、Sansan(CreepHyp)
【地声最低音】mid1E(E3)
★大きなあくm1E[び]でごまかしていたな
【地声最高音】hiE(E5) ※サビ(計6回)およびCメロ
★hiD[憂憂憂憂憂]、hiE[燦]D[々](サビ)
★hiB[どこ]hiD[に]hiE[で]B[も]
【補足】hiA~hiDの注意箇所
★m2G[ち]いさな約束も守れないから
★愛しいだhiA[け]hiB[じゃ]足B[り]A[な]いA[し](Bメロ)
★hiD[嬉しいだ]hiC[け]hiB[じゃ]hiA[ふ]C[あ]B[ん]A[だ]B[し]
★hiD[連れて行っ]hiB[てあ]hiA[げ]るかB[ら](サビ)
★なhiA[ん]で[も]か[な]hiB[え]hiD[て]B[あ]A[げ]るかB[ら]A[ぁ]
★hiB[どこ]hiA[にい]てA[も](Cメロ)
まず、『憂、燦々』(ゆう、さんさん)についてです。この楽曲は、2013年にロックバンドのクリープハイプによりリリースされたシングル作品です。アルバム『吹き零れる程のI、哀、愛』に収録されています。バンド初のタイアップ曲であり、資生堂のスキンケアブランド「ANESSA」のCMソングとして書き下ろされました。
個人的に面白いと思ったのは、広告主の資生堂の側から、①歌詞の「ゆうゆうゆうゆう」という部分と、②「You Sun Sun (ゆうさんさん)」というフレーズが指定されていたことです。こうした部分は、インパクトが求められるCMタイアップらしさなのだと思います。ボーカルの尾崎世界観さんはそれを踏まえて、「憂憂憂憂憂、燦々」というフレーズに仕上げます。
さて、『憂、燦々』の音域的な特徴についてです。この辺りはクリープハイプらしいハイトーンボーカルが光ります。hiE,hiDといった音階が雨あられのように登場します。また、音域も広く、カラオケなどでは非常に苦戦することが予想されます。
余談ですが、『憂、燦々』というタイトルですが、おそらく1986年リリースの美空ひばりさんのシングル曲『愛燦燦』(詞曲・小椋佳)さんから着想を得たものだと思います。『愛燦燦』(あいさんさん)は美空ひばりさんの代表曲の一つでもあります。
さて、『憂、燦々』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3) ~【地声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりかなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音がhiEであり、BメロサビではhiDも頻出します。尾崎世界観さんの独特な声質もあり、一般的な男性が原曲のニュアンスを崩さずに歌唱するのは非常に困難なのではないかと私は考えております。男性がこのキーを出す場合、ハードロックなどのような発声になりやすいのではないかと思います。
一般的な男性の場合、キーを下げて対応するのがオーソドックスです。各々得意な音域があり、どのキーまで下げるかは様々ですが、例えば、原曲キーから7つ下げて最高音をhiAに設定する場合、mid1A~hiAという音階になります。これならば、ハードルがかなり下がります。
一方で、普段歌い慣れていない人にとっては、キーを下げたとしても手を出しづらい楽曲です。別の楽曲で歌い慣れた上で、チャレンジしたいところです。
ちなみに、この『憂、燦々』は以前レビューした『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』同様に、女性の方がカバーしやすいかもしれません。ただ、『さよなら歌姫』に比べ、『憂、燦々』は音域が広いのでその分ハードルが高いです。歌詞は性差を問わない内容ですので、女性でも合いやすいと思います。
★優しいだhiB[け]hiA[じゃ]意hiC[味]B[な]いA[し]ぃ
★hiD[連れて行っ]hiB[てあ]hiA[げ]るかB[ら](サビ)
★なhiA[ん]で[も]か[な]hiB[え]hiD[て]B[あ]A[げ]るかB[ら]A[ぁ]
★hiB[どこ]hiA[にい]てA[も](Cメロ)
★離さないでいてくれるなhiB[ら]hiA[ぁ]
まず、『憂、燦々』(ゆう、さんさん)についてです。この楽曲は、2013年にロックバンドのクリープハイプによりリリースされたシングル作品です。アルバム『吹き零れる程のI、哀、愛』に収録されています。バンド初のタイアップ曲であり、資生堂のスキンケアブランド「ANESSA」のCMソングとして書き下ろされました。
個人的に面白いと思ったのは、広告主の資生堂の側から、①歌詞の「ゆうゆうゆうゆう」という部分と、②「You Sun Sun (ゆうさんさん)」というフレーズが指定されていたことです。こうした部分は、インパクトが求められるCMタイアップらしさなのだと思います。ボーカルの尾崎世界観さんはそれを踏まえて、「憂憂憂憂憂、燦々」というフレーズに仕上げます。
さて、『憂、燦々』の音域的な特徴についてです。この辺りはクリープハイプらしいハイトーンボーカルが光ります。hiE,hiDといった音階が雨あられのように登場します。また、音域も広く、カラオケなどでは非常に苦戦することが予想されます。
余談ですが、『憂、燦々』というタイトルですが、おそらく1986年リリースの美空ひばりさんのシングル曲『愛燦燦』(詞曲・小椋佳)さんから着想を得たものだと思います。『愛燦燦』(あいさんさん)は美空ひばりさんの代表曲の一つでもあります。
さて、『憂、燦々』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3) ~【地声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりかなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音がhiEであり、BメロサビではhiDも頻出します。尾崎世界観さんの独特な声質もあり、一般的な男性が原曲のニュアンスを崩さずに歌唱するのは非常に困難なのではないかと私は考えております。男性がこのキーを出す場合、ハードロックなどのような発声になりやすいのではないかと思います。
一般的な男性の場合、キーを下げて対応するのがオーソドックスです。各々得意な音域があり、どのキーまで下げるかは様々ですが、例えば、原曲キーから7つ下げて最高音をhiAに設定する場合、mid1A~hiAという音階になります。これならば、ハードルがかなり下がります。
一方で、普段歌い慣れていない人にとっては、キーを下げたとしても手を出しづらい楽曲です。別の楽曲で歌い慣れた上で、チャレンジしたいところです。
ちなみに、この『憂、燦々』は以前レビューした『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』同様に、女性の方がカバーしやすいかもしれません。ただ、『さよなら歌姫』に比べ、『憂、燦々』は音域が広いのでその分ハードルが高いです。歌詞は性差を問わない内容ですので、女性でも合いやすいと思います。
コメント
Mrs. GREEN APPLEのOzお願いします!!
サビの『離さないでいてくれるなら』のとこもhiDですか?
正直この曲、歌唱するのが鬼しんどいです(原キー派だと)
ぴたっくまさんコメントありがとうございます。
仰る通りですね。
【はhiD[なさないでい]hiB[てく]hiA[れる]なら】
となります。
この曲もデビュー初期の人気曲ですが、滅茶苦茶高いですよね。
この頃のクリープは自分では全く歯が立ちません。
ありがとうございます、本当にhiDだらけですね、ここまで多いと持たないです。『おやすみ泣き声~』『ラブホテル』『エロ』あたりはギリギリ何とかなるのですがこっちは無理です。(『欠伸』『社会の窓』あたりは喉がもげそうなので挑もうとも思えません笑)
最近の曲の方がレンジ広い分高音の連発度は下がってる印象ありますよね。
現在クリープばかり聞いてるのですがhiD出なくなるとほとんど絶望になるのでジレンマですね。髭男やキングヌを高すぎると言ってる人はクリープ歌ってみ、って思います笑
hiC位で済んだら苦労しないんですが笑