『P.S. I LOVE YOU』(PINK SAPPHIRE)

【地声最低音】mid1G(G3) ※全体で12回
★m1G–m2A[こ]ん]なに悲m2F[し]すぎて【Aメロ】
★涙がm2B[止]まらな[い]の[は] m2A[何]故]
★うm2B[ま]く届かm1G[ない]【Bメロ】
★m1G–2A[自]分]のすべてm1G[が]
★2A–m1G#[ぬ[く]も]り[だ]けは嘘にしたm2F[く]ない
【地声最高音】hiC(C5) ※サビで計28回
★もっm2G[ともっと] [さhiC–B–A[け]ん]で]る]【サビ】
★hiA–B–hiC[いつ[で[も] わたB–hiC[し[だ][け] [抱きB[し]め]て
★hiA–hiB[ピー[エス] B[ア]イ]B–hiC地L[ラ[ビュー]
【補足】mid2G~hiAを含むフレーズ一覧
★認めるm2B[の]がhiA[こ]わかっただけ【Aメロ】
★Burning m2G[Love] [だって] [ここ]ろは【サビ】
★認めるm2B[の]がhiA[こ]わかっただけ【Aメロ】
★Burning m2G[Love] [だって] [ここ]ろは【サビ】
まず、『P.S. I LOVE YOU』についてです。この楽曲はガールズロックバンドのPINK SAPPHIRE(ピンク・サファイア)によりリリースされたシングル作品です。同バンドのデビュー曲であり、最大のヒット作です。ドラマの主題歌と楽曲の質が相まって、CD50万枚を超える大ヒットとなりました(1990年の年間セールス12位)。
『P.S. I LOVE YOU』の音域的な特徴についてです。同曲はおおよそ一般的な女性の音域の範囲内で歌メロが作られています。標準的な音域の女性が原キーで歌唱しうる曲です。
今回の楽曲は、主にサビでhiA~hiCが頻出します。一方、ABメロについては中低音中心であり、hiA以上の高音はほとんど登場しません。このため、低音と高音が要求される場面が明確に分かれており、メリハリのある表現が求められます。最高音がhiCであることから、一般的な音域の女性が原曲キーで歌唱しうると想定しています。中低音寄りの女性については少しキーを下げてもよいかもしれません。
今回はABメロでmid1G~mid2B辺りが多く、見た目以上に低音感がありそうです。そのため、「標準より高め~高音域が非常に得意な女性」などは少しキーを上げてもよさそうだと私は推測しています。この辺りは実際に歌唱して微調整を加えてください。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから4~6つ程度下げてみてください。今回は高音が見た目より歌いやすいと感じました。そのため、ロック寄りの発声で表現すれば、「高音域が非常に得意な男性」については原キーでも歌唱しうるかもしれません。ただ、そうした人でも若干キーを下げた方がより安定すると思います。
最後に『P.S. I LOVE YOU』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1GはABメロで計12回登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、登場回数が多いため、女性曲としてはそれなりに低音感があると私は想定しています。「中高音寄りの声域の女性」についてはいくらかキーを上げてもよいと思います
次に、地声最高音hiCはサビを中心に計28回登場します(ラスサビが14回)。このhiCに次ぐ地声高音としてはhiBがピークとなる場面が全体で12回、hiAが2回登場します。こうした点を考慮すると、おおよそ一般的な女性の音域の範囲内であると私は推測しています。今回は①ABメロが中低音中心であり、②ラスサビ前にも25秒間奏が設けられているため、高音は見た目よりは歌いやすいと推測しています。
『P.S. I LOVE YOU』は低音域に若干余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回は音域がそれなりに広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。ただ、サビ等はキャッチーで歌いやすいので、「キーを下げて、サビだけを練習する」というのもよいかもしれません。
今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。最近のJ-POPと比べるとシンプルな構成であるため、曲も覚えやすそうです。
『P.S. I LOVE YOU』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiCといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビを中心にこれらが頻出します。全体でみるとhiCが多いのですが、2サビの後に間奏があるため、その点で少し負担が軽減されます。一方、ABメロは中低音中心であり、標準的(orやや低め)だと私は分析しています。
こうした点を考慮すると、「標準よりやや低め~やや高めの音域の女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①「低音のABメロ」、「中高音のサビ」。場面ごとにメリハリのある表現が求められる
②原キーだと「標準よりやや低め~標準よりやや高めの音域の女性」向け
③最近のJ-POPと比べると、曲の構成もメロもシンプルで覚えやすそう
④練習曲やカラオケ向き。ただ、音域が広いので、ビギナーなどは注意