『Sadistic Desire』(X JAPAN)
【地声最低音】mid2D#(D#4)
★m2D#[Ah] m2G#[舞]hiA#[い]hiB[上が]D#[る]【Cメロ】
【地声最高音】hiD#(D#5) ※楽曲のラストで繰り返し登場
★hiD#-hiC#[Sadistic de][si][re]【ラスト】
※サビで上のパートを歌唱した場合、そちらでもhiD#が登場します。バージョンによっては、最高音がhiC#のものもあります。
【補足】mid2G#(一部略)~hiC#を含むフレーズ一覧
★m2G#[殺]しG#[合]hiB[う]G#[よく]ぼG#[うに]【Aメロ】
★m2G#[殺]しG#[合]hiB[う]G#[よく]ぼG#[うに]【Aメロ】
★m2G#[乱]れhiB[始めた Out li][ne]G#
★m2G#[しか]いをhiB[染める Desi]re]hiA#
★(Right off) hiB[Feel getting higher] (Suck blood)
★hiA#[I can’t hold back the] hiB[emotion]
★hiB[well]ing]m2G# B[up] hiA#[in my] B[heart]
★hiA#[はな]m2G#[う]A#[た]hiC#[口]hiB[づ]A#[さ]G#[み]【Bメロ】
★hiB[well]ing]m2G# B[up] hiA#[in my] B[heart]
★hiA#[はな]m2G#[う]A#[た]hiC#[口]hiB[づ]A#[さ]G#[み]【Bメロ】
★hiA#[無邪]m2G#[気]A#[な]hiC#[お]hiB[ん]A#[な]B[を]
★hiC#[笑いながら なぶり殺して]
☆m2G#-[アイブガットエクス]hiA#[タ]hiB[シー バット]A#[ア][イ]G#【サビ】
☆m2G#-[アイブガットエクス]hiA#[タ]hiB[シー バット]A#[ア][イ]G#【サビ】
★hiA#[feel the]m2G#[ tear] is G#[fa][lling]B G#[down]
★hiC#[げ]hiB[ん]hiA#[え]B[い] C#[お]B[ど]m2G#[ら]A#[せ]【Cメロ】
★m2G#[も]hiA#[て]G#[あ]A#[そ]B[ぶ]
★hiC#[付き]hiB[まと]hiA#[う] (中略)hiC#[Tear my body up]※☆の部分は本来英語表記ですが、便宜上カタカナにしてます(すまぬ)。
まず、『Sadistic Desire』(サディスティック・ディザイア)についてです。この楽曲は、元々は、1988年のファーストアルバム『Vanishing Vision』に収録されておりました。その後、1991年にロックバンドX JAPANによりリリースされたシングル『Silent Jealousy』のカップリングとしてリメイクされました。アルバム曲、カップリング曲でありながら、ベストアルバムにも収録されております。
『Sadistic Desire』はアップテンポのハードロックナンバーです。作詞はYOSHIKIさん、作曲は、HIDEさんによりなされております。X JAPANの作品にはありがちなのですが、演奏時間は6分を超えます。歌メロ自体は多いというわけではなく、間奏やアウトロが非常に長くなっております。
『Sadistic Desire』の音域的な特徴についてです。図にも示すように、音域自体はポップスとしてはかなり狭いレンジです。また、詳しくは表記してませんが、最低音の登場する1~2フレーズを除くと、mid2F#が最低音となります。そのため、高音を歌いこなす力と共に、持久力も要求されます。「曲全体がずっと高音域の曲」という認識でいいと思います。
さて、『Sadistic Desire』の音域についてですが、【地声最低音】mid2D#(D#4)~【地声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べて、かなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音md2D#についてですが、Cメロで2回程度登場します。男声曲としては極めて高い最低音です。ここを除くと、mid2F#が低音域となります。
一方、地声最高音hiD#については、楽曲の終盤で登場します。バージョンによってはこのラストの音程が異なります。したがって、目安としてですが、hiC#を安定的に歌いこなせることが、この楽曲を歌いこなす一つの目標となります。
同曲は、楽曲全体のほとんどがmid2F#~hiC#で歌メロディーが構成されております。よって、原曲キーで歌唱する場合は、相当な持久力が要求されます。
『Sadistic Desire』は音域自体は狭く、キー調整の融通は利きやすいです。ただ、視聴してみても分かりますが、ボーカルToshlさんは高音域を上手くコントロールして歌唱しております。よって、自分の出せるギリギリのところに最高音を設定した方が、原曲のニュアンスに近づきやすいです。よって、キーを下げるにしても、しっかり歌い慣れておく必要があります。
『Sadistic Desire』は一応はAメロBメロサビといった形ではありますが、明確に「サビ」というものが分かりにくい楽曲です。また、メロもロック寄りです。その点で、X JAPANの人気曲よりも一般受けし辛いです。ただ、歌いこなせると非常にカッコイイです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
リクエストに応えていただきありがとうございます、歌ったことは無いのですが聞いた感じエグかったのでリクエストしたのですが、実質最低音mid2F#……想像以上でした、女性ボーカルでもここまで高い事はほっとんどないですよね
最高音自体は意外と少ないのだなと思いました、その代わりhiBとhiC#がとてつもない回数ですね どえらいエグそうです
いつか挑戦したいです
コメントありがとうございます。
基本的にXは調べることが少なくて楽できると思っていたのですが、
今回ばかりは違いました。記述量が多めでしたね。
その分、歌うのも大変そうです。
X JAPANの中でもしんどい曲の1つかもです。
下手したらこの曲が一番しんどい気がします、サビ後半の上ハモは前半部のキー+4ということですよね?
サビ後半のハモりは以下ですね。
hiB-hiC#[I’ve got ecs][ta][sy]hiD# D#[But]hiC#-hiB[I] C#[feel the] B[tear] A#[is] B[fa][lling]D# B[down]
高いです。
ありがとうございます。カラオケ等ではどっちになってるのか気になりますね、今度選曲して確かめてみます、どちらが主旋律か聞いてもわかりにくいです
高い方で歌ったら多分喉逝きますね
自分もどちらが主旋律か迷ったので、両方しました。
DAMだと、通常のメロが主旋律になってましたね。
ここ高い方が主旋律だと、難易度がもう1~2段階上がりますね。
X JAPANなので言うだけ野暮な気もするのですが、80年代でこのキーは本当にぶっ飛んでますね…
今の楽曲でもここまで高い曲は割と少ないような気がします。
個人的には髭男の藤原さんに歌ってほしいですね()
ヒゲダンって何気にメタルとかハードロックの素養があるので
意外と合うかもしれませんね。
ファンクとかR&B感のあるバンドですが、
ライブ音源聞くとメタルっぽいアレンジもあって驚きます。