『春ひさぎ』(ヨルシカ)、Haruhisagi(Yorushika)
【地声最低音】mid1G(G3)
★m1G[別に]どうともないよ(1番Aメロ)
【地声最高音】hiA(A4) ※サビで頻出
☆hiA[大]m2G[丈]夫だよ大丈夫(Aメロ)
★こm2G[と]hiA[な]G[か]A[れ] 愛など忘れておくんなまし(サビ)
★さhiA[よ]うな蜻A[蛉]のひA[とつ]が善いなら
★m2G[詮]のhiA[無いことば]かり聞いてらG[れ]ないわ
★m2G[詮]のhiA[無いことば]かり聞いてらG[れ]ないわ
※☆は同じフレーズ裏声で歌唱されている部分もあります。
【裏声最高音】hiD(D5) ※サビで登場
まず、『春ひさぎ』についてです。この楽曲は、2020年に2人組音楽ユニット・ヨルシカによりリリースされた作品です。7月に発売予定のアルバム『盗作』にも収録されています。アルバムの発売に先立ち、ヨルシカのYouTube公式チャンネルでMVが公開されました。
★わhiC裏[すれた]hiD[ほ][う][が]増A[し](サビ)
まず、『春ひさぎ』についてです。この楽曲は、2020年に2人組音楽ユニット・ヨルシカによりリリースされた作品です。7月に発売予定のアルバム『盗作』にも収録されています。アルバムの発売に先立ち、ヨルシカのYouTube公式チャンネルでMVが公開されました。
『春ひさぎ』はミディアムテンポのバンド曲です。ジャズテイストな楽曲です。ヨルシカはポップなナンバーも非常に魅力的ですが、今回はやや暗めの作品になります。
同曲の歌メロについては、Aメロサビといった形で作られております。ヨルシカは人気の高いグループですが、歌メロについてはシンプルに構成することが多いように感じます。
ちなみに、『春ひさぎ』とは売春を意味します。ただ、ここでは一般的な性の売買ではなく、「商売としての音楽」を意味するようです。歌詞の中では、「ポップなアレンジを追求する音楽家の葛藤」のようなものが「比喩的」に描かれています。この辺りは、ヨルシカの人気作『だから僕は音楽を辞めた』(過去記事)とも繋がるテーマ・世界観だと思います。『だから僕は音楽を辞めた』では売れることに執着し過ぎた主人公が、自分を見失っていく姿が直接的に描かれています。
さて、最後に『春ひさぎ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiA(A4) 、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiAについてはサビを中心に登場します。この辺りは最近の女性ボーカルの楽曲としてはやや低めであります。歌い慣れていない人であっても比較的届きうるのではないかと思います。ただ、当然練習した方が豊かな表現になりやすいです。
地声最高音のhiAはサビでの登場回数としては少し多いですので、声の低い人などにとっては意外と持久力が要求されるかもしれません。高いと感じられた場合は、キーを少し下げて歌唱しても良いと思います(逆に低いと感じた方は上げてもよいです)。
『春ひさぎ』は地声音域については、そこまで広い音域で歌われてはいません。キーの調整なども比較的行いやすいです。歌い慣れていない人向けのキー調整もしやすいと思います。同曲はサビで裏声が使われている場面がありますので、慣れない人は少し難しいかもしれません。
『春ひさぎ』は、全体としては手を付けやすい作品だと思います。ヨルシカの作品(過去記事)は、声域が比較的低めのものが多くあり、声が高くない人でもチャレンジしやすいです。興味を持たれた方は他の曲なども探してみてください。
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