※当ブログがこれまでに取り上げたミセスの作品については、以下をご参照ください。
『How-to』(Mrs. GREEN APPLE)
【地声最低音】mid1B(B2)
★m1D[そ]らを飛べたなら[何]処行こうか【冒頭サビ】
★m1B[革]新的変化は 世をm1D[う]るおすだ[ろう]【Aメロ】
★m1D[行]き方は自由よ m1B[荷]物はどの程度?【Cメロ】
★m1B[寝]て、着くのも良いm1D{けど] m1D[景]色見るのも良いわね※mid1Bが出るのが理想的ですが、mid1Dなどで代用しても良い
【地声最高音】hiB(B4) ※曲全体で3回
★ (挑戦の)hiA地–m2G[せ]か[い]へ[い]ざ] A–hiB地[い[ぃ]ぃ][ざ]【1番サビ】
★ちゃんm2G[と好]m2F#[き]だったあhiB地[の]G–F#[子の]こ[と]【Cメロ】【裏声最高音】hiD(D5) ※サビで登場
★WOW OH そm2G[ら]hiA–hiB–hiD–hiC[を[飛][べ]た][な]ら]【1番以降サビ】
★(旅に出る 自分探しも)hiA–hiB–hiC–hiD[良[い[け[ど]【ラストサビ】
【補足】mid2F#~hiCを含むフレーズ一覧
★m2G[WOW] m2F#[OH] OH OH G–hiA[OH [OH] OH [OH]【冒頭サビ】
★hiB裏–hiA[待]っ]m2G[て]いるあhiC–B–A[た]ら]し][い]A地–G[せ]か[い]へ[い]ざ]
★hiA地–m2G[た]びに]hiC–hiB[出]る] A[自]分]C–B[さ]がし] A[よ][うは]【サビ】
★hiB–hiA[待]っ]m2G[て]いるちょhiC–B–A[う]せ]ん][の]
まず、『How-to』(ハウ・トゥー)についてです。この楽曲は、2019年にロックバンドMrs. GREEN APPLEによりリリースされたシングル『ロマンチシズム』のカップリング曲として初リリースされました。その後、同年にリリースされたアルバム『Attitude』(アティテュード)にも収められました。
同アルバムには、シングル曲としては、『インフェルノ』(過去記事)、『青と夏』(過去記事)、『僕のこと』(過去記事)、『ロマンチシズム』(過去記事)、といった人気曲が収められております。ミセスは2022年1月現在、活動休止中でありますが、バンドとしては一番新しいフルアルバムになります。
『How-to』は、マレーシアの格安航空会社エアアジアのCMソングとして書き下ろされました。アジアへの旅行キャンペーンのCM曲ということもあり、ミュージックビデオの演奏シーンは中部国際空港(セントレア)でエアアジアの機体をバックにして撮影されており、またタイの寺院や屋台でも撮影なども行われております。カップリング曲でありながら、かなり豪華な内容となっております。
『How-to』は陽気なバンドナンバーです。ややゆったりとしたテンポでありながら、全体としてパワフルかつ爽やかなバンド曲です。航空会社のCM曲ということもあってか、サビの頭で登場する【WOW OH】というフレーズなどは、どことなく空を思わせられます。
同曲の歌メロについては、頭サビでイントロが始まり、AメロBメロサビといった形で作られております。全体としてポップな作品であり、両A面シングルなどでもよかったのではないかと個人的には感じました。
『How-to』は陽気なバンドナンバーです。ややゆったりとしたテンポでありながら、全体としてパワフルかつ爽やかなバンド曲です。航空会社のCM曲ということもあってか、サビの頭で登場する【WOW OH】というフレーズなどは、どことなく空を思わせられます。
同曲の歌メロについては、頭サビでイントロが始まり、AメロBメロサビといった形で作られております。全体としてポップな作品であり、両A面シングルなどでもよかったのではないかと個人的には感じました。
『How-to』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。また、ミセス大森元貴さんの特徴でもありますが、サビなどで裏声が多用されており、その点でも高音域が求められます。一般的な男性の場合は、キーを下げた方が歌いやすいと思います。
一方、低音については、mid1D辺りが多く、この点で、女性などは原曲キーで歌唱するのが難しいです。女性の場合は、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。
同曲は、サビを中心に裏声と地声の器用な歌い分けが求められます。そうした点でも力量が必要になります。
最後に『How-to』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Bについては、AメロやCメロで登場します。ここは原曲ではしっかり聴きとれますが、私としてはmid1Bについて必要不可欠というわけではないと思います。低音域が苦手な方は、mid1Dなどに置き換えてもよいと私は分析しました。
同曲は、低音域としてはmid1Dがやや多めに登場します。ここは男性の音域の範囲内でありますが、高音域が得意な人などは若干歌いにくいかもしれません。サビでは【そm2G[ら]hiA–hiB–hiD–hiC[を[飛][べ]た][な]ら] m1D[そ][ど]こ行こうか】となり、高音域から急に低音域に切り替わります。そうした点でも器用な声の切り替えなどが求められます。
一方、地声最高音hiBについては、1番サビやCメロで登場します。登場回数としては、3回程度で滅茶苦茶には多くはありません。ただ、同曲はhiB以外にもhiAの登場回数が非常に多く、その点でも一般的な男性の音域としては高いです。男性の場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。目安としてですが、原曲キーから3つ程度下げてみてください(♭3)。
『How-to』は低音域に若干の余地があり、キー下げは可能です。ただ、mid1Dなど比較的低い音階も多く登場しますので、大きなキー下げには向きにくいと思います。よって、同曲は、キー調整を行うにしても、歌い慣れた人向けの楽曲ではないかと私は分析しました。
『How-to』はサビを中心に裏声や地声が使い分けられており、また、サビメロのアップダウンも激しいです。その点で、ビギナーの練習曲には使いにくいと私は考えております。
『How-to』を原曲キーで歌唱する場合は、目安として地声hiA辺りがしっかり歌いこなせる力が求められます(地声hiBが歌えるとより良い)。同曲はhiAは登場回数が多く、この辺りが安定していることは不可欠だと思います。また、ミセスではお馴染みですが、サビを中心に裏声が多用されており、裏声と地声の器用な使い分けが求められます。
よって、同曲を原曲キーで歌唱する場合は、ある程度高音域が得意な男性が合いやすいです。先述しましたが、女性の場合は、キーを上げた方が歌いやすいと思います。
『How-to』はキー調整をするにしても歌い慣れた人向けの楽曲ですが、伸びやかなバンド曲であり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。個人的にはテンポがそこまで速くない点もカラオケ向きだと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
『How-to』はキー調整をするにしても歌い慣れた人向けの楽曲ですが、伸びやかなバンド曲であり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。個人的にはテンポがそこまで速くない点もカラオケ向きだと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
※当ブログがこれまでに取り上げたミセスの作品については、以下をご参照ください。
コメント
お疲れ様です。
いつも拝見させていただいてます。
Cメロの
生き方は自由よ
「貴方」なりで良いの
この部分の裏声って高さどのくらいですか?
裏声にしては低めですよね?
ノアさんコメントありがとうございます。
【あm2E[なた]なりで良いの】
になりますね。
私もここ気になって、メモしておいたのです。
裏声としては逆に低いので、
記事のなかで載せておいてもよかったですね。
ノアさんの質問で視点が広がりました。
ありがとうございます。
いえいえこちらこそ質問に答えていただきありがとうございます。大森さんはほんとに発声が器用ですよね。ソロの「わたしの音」でもmid2Dあたりの裏声出してましたし高いだけじゃなく低音もしっかり出せるのが凄いですよね。
リクエストに答えていただきありがとうございます。ミセスリクエスト多いのに感謝です。。
低音と高音どっちも綺麗ですよね。
余談になりますが、メンバー脱退本当に残念です。。
コメントありがとうございます。
ミセスはSiipの方もあるので大変なのですが、
少しずつ更新できたらと思います。
メンバー脱退については私も少し驚きました。
ただ、メンバー同士の話し合いなどを試行錯誤を重ねた上での決断だと思うので
脱退された2人も含めて、今後も活躍に期待したいです。
再度コメント失礼します。
地声最高音hiBの登場回数についてですが、
【冒頭サビ・2回目サビ】い「ぃ」いざ
【2回目サビ】空を「飛」べたなら
要は、待っている挑「戦」の世界へ
【3回目サビ】窓を「開」けたなら
要は、欠けている君「と」いう世界は未だ
【Cメロ】ちゃんと好きだったあ「の」子のこと
あの日の決意を裏「切」らないで
【ラスサビ】
空を「飛」べたなら
自分にはこの上記の合計9回登場している様に聞こえました。瞬音多くて判断難しいとは思いますが確認していただけると嬉しいです。。
多くて申し訳ありません、、
すみません冒頭サビのhiBはないですね。8回の訂正しますすみません!
やまさん丁寧にありがとうございます。
大丈夫ですよ。
自分も時々、聞き逃してることがあるので、
「登場回数」はある程度前後すると考えて下さい。
いずれにしてもムズイですよね。
いえいえ、ありがとうございます。
これを毎日記事にして投稿されてるもりっしーさんには尊敬です、、笑
本当にすごいです、、!
ありがとうございます!
励みになります。