『世界は恋に落ちている』(CHiCO with HoneyWorks),Sekai ha Koi ni Ochiteiru
【地声最低音】mid1G(G3)
★すれ違う言葉にちょっとだけのこうかm1G[い](Aメロ)
★なみm1G[だこ]ぼれG[て]
★春に咲いた花がm1G[恋]をした(Cメロ)
★咲かない花とかやm1G{くの]匂G[い]
【地声最高音】hiC(C5) ※曲全体で6回
★ ひかhiB[り]hiC[の]B[矢]むhiA[ね]を射す(サビ)
★大事なhiB[こ]hiA[と]はhiC[な]hiB[せ]A[た]ら(ラスサビ前Bメロ)
★口hiB[に]hiC[出]B[し]て言hiA[わ]なきゃ(ラストサビ)
【裏声最高音】hiD(D5) ※サビで多く登場します
★全部hiB[わ]hiA[か]りたいんhiD裏[だ]よ(サビ)
★「ねhiD裏[え]、聞かD[せ]て」
★たったhiA[い]hiB[ち]A[ミ]リが遠hiD裏[く]て
★花は必死に上を向いてhiD裏[わ]らった(Cメロ)
★たったhiA[い]hiB[ち]A[ミ]リが遠hiD裏[く]て
★花は必死に上を向いてhiD裏[わ]らった(Cメロ)
【補足】hiA~hiB辺りの注意点
★忙しい感情 鼓動にリンクhiA[す]m2G[る](Aメロ)
★忙しい感情 鼓動にリンクhiA[す]m2G[る](Aメロ)
★ hiB[チュ]hiA[ー]ニング たB[し]かめB[た]いんだ
★もくてhiA[き]hiB[ば]A[っ]かにとらわA[れ]B[て] (Bメロ)
★(大事なものが)かhiB[す]hiA[ん]でB[逃]A[げ]て
★世界hiB[は]hiA[こ]いに落ちB[て]A[い]る(サビ)
★輝hiA[く]hiB[1][ペ]ージ
まず、CHICO with HoneyWorks(チコウィズハニーワークス)についてです。CHICO with HoneyWorksはその名の通り、女性歌手のCHICOさんと、クリエイター集団HoneyWorksからなるユニットです。ジャンルとしてはポップ・ロックなどにあたります。
HoneyWorksは2010年よりニコニコ動画などにボカロ曲などを投稿し、活動を開始しました。2014年にはオーディションでグランプリを受賞したCHICOさんをボーカルに迎え、CHICO with HoneyWorksとして、コラボを開始します。
CHICO with HoneyWorksの代表的な作品としては、『アイのシナリオ』、『プライド革命』、そして今回取り上げる『世界は恋に落ちている』などが列挙されます。HoneyWorks名義の作品ですが、私自身は『東京サマーセッション』という曲が好きです。YouTubeでの再生回数が1000万回以上の楽曲も多く、若者を中心に非常に人気の高いユニットです。
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さて、『世界は恋に落ちている』についてです。同曲は、2014年にCHICO with HoneyWorksによりリリースされたシングル作品です。アルバム『世界はiに満ちている』に収録されております。同曲は、テレビアニメ『アオハライド』のオープニングテーマとして話題を呼びました。
シングルの発売に先立ち、公開されたMVは2020年現在、6000万回を超えております。CHICO with HoneyWorksの作品の中でも非常に人気の高い楽曲の1つです。
『世界は恋に落ちている』はアップテンポのポップナンバーです。ピアノなどが用いられており、タイトルなども含めて全体として爽やかです。
歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られており、馴染みやすいです。一方で、AメロからhiBなど比較的高めの音が登場するなどしております。「AメロBメロサビとだんだん盛り上がっていく曲」というよりも、「楽曲全体がポップで、パートごとの起伏は小さめの曲」だといえます。そうしたこともあり、最高音自体はそこまで高くないですが、hiA~hiCといった音階を安定的に1曲分歌唱する持久力が求められます。
さて、『世界は恋に落ちている』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内といえます。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiCは、サビやCメロ以降で登場します。登場回数は6回程度です。この辺りの音階は一般的な女性の音域の範囲内でありますが、先に述べたように、同曲は楽曲全体を通して、hiA,hiBなどの音階が多く登場します。よって、1曲を通して、持久力が求められます。サビでは裏声も多く登場しますので、場合によってはキーを少し下げて歌唱しても良いと思います(同曲のカバーでは半音(♭1)下げたものもあります)。
『世界は恋に落ちている』はキーを調整する余地は少ないですが、ある程度歌いやすいレンジに調整することは可能です。ただ、音域自体はやや広めの作品です。この楽曲を歌唱して、難しいと感じる部分があった場合、別の曲と並行して練習しても良いと思います。難易度が高いというわけではないですが、気軽に歌いこなせる作品というわけでもないです。