『Shake & Shake』(sumika)
【地声最低音】mid1C#(C#3)
★m1C#[逃]さないm1F#[で] C#[逃]さないF#[で] [見逃]さないで【Aメロ】
★今世紀最大級の化学反m応あm1F#–m1D#[そ[ば]せ]【Bメロ】
★四方八方飛んで行ってさ ほれほれほれ m1C#[ご覧]あれ
【地声最高音】hiB(B4) ※全体で5回程度
★hiA–m2G–m2F#[最高]潮]の[パ]レー]ドhiB–A[を]ぉ]【サビ】
※サビでhiAが非常に多い(「シェケラララ」を除いても、全体で25回程度)
【裏声最高音】hiD(D5) ※サビで登場
★シェケhiB–hiA[ラ]ララ]×2 シェケhiD–hiC#[ラ]ラ[ラ]【サビ】
★史上最m2F#–m2G[高[な]い]まを信[じ]ていhiD裏[る]
【補足】mid2F#(一部略)~hiAを含むフレーズ一覧
★あっちいって こっちいって そっちいっm2F–m2F#[て[どう]すんの【Bメロ】
★シェケm2F#–m2G–hiA[ラ[ラ[ラ] シェケ[ラ[ラ[ラ]【サビ】
★hiA[混ざ]m2G–m2F#[り]合っ[てひ]か]りG[合っ][て]
★超hiA–m2G[常]的]縁っ[て分]かっている 大A[団][円]は[あ]たり[きっ]て
★m2F#[な]んだかんだ言ってき[ら]いじゃ[ないぜ] hiA[こ][こ]から【ラストサビ】
★超弩級のパm2F#[レ]ードへ いhiA–m2G[ざ]な][う]G–A[の[さ]
まず、『Shake & Shake』(シェイクアンドシェイク)についてです。この楽曲は、2021年に4人組ロックバンドsumikaによりリリースされたシングル作品です。『ナイトウォーカー』との両A面シングルです。2022年7月現在、アルバムには未収録になります。
『Shake & Shake』は西尾維新さんの小説『美少年シリーズ』を原作としたテレビアニメ『美少年探偵団』のために書き下ろされました。楽曲の質も相まって、sumikaのYouTube公式チャンネルで公開されたミュージックビデオは650万回を超えており、最近の作品の中では特に再生回数の多い楽曲となっております。私自身も非常に耳に残りました。
『Shake & Shake』はアップテンポのバンド曲です。全体的に爽やかな作品ですが、サビの解放感は格別です。同曲は、AメロBメロサビと展開しますが、Bメロ⇒サビで転調がなされております。慣れない人は音程が狂いやすいですので、気を付けたいところです。
『Shake & Shake』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性としては高いレンジで歌メロが作られております。一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと思います。ただ、同曲は、音域自体がかなり広く、大きなキー調整には向きにくいです。
ちなみに、同曲は低音域でmid1C#,mid1D#といった低音階が登場します。そのため、女性が原曲キーで歌うのが難しい作品といえます(サビだけならば非常に合いやすい)。そのため、一般的な女性は原曲キーから2つ程度上げるとよいです(音域が広いため、もしかしたら難しく感じやすいかもしれませんが)。
最後に『Shake & Shake』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1C#についてはAメロやBメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内ですが、比較的低いため、人によっては歌いにくく感じられるかもしれません。
また、mid1C#辺りは女性にとっては相当低いレンジになります。そのため、女性の場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいと言えます。
次に、地声最高音hiBはサビで登場します。登場回数は5回程度です。同曲はサビで印象的な「シェケラララ」の場面を除外しても、hiAが全体で25回も登場します。そのため、サビは男性にとっては相当高く感じられやすいと思います。そのため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3つ程度下げてみてください。
『Shake & Shake』は低音域に若干の余地があり、キーを下げることが可能です。ただ、同曲は音域がかなり広いです。そのため、歌い慣れた人であっても歌いにくく感じられる人もおられるかもしれません。キー調整を考慮しても、標準より高いレンジの人の方がアプローチしやすそうです。その辺りは留意しておいてください。
『Shake & Shake』を原曲キーで歌唱する場合、hiB,hiAといった音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。先述のように、同曲はhiA辺りの登場頻度が非常に高く、後半のサビなどは結構大変に感じられるかもしれません。そのため、「ある程度高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと言えます。
ちなみに、同曲はサビで「シェケラララ シェケラララ」というフレーズが多く登場します。一人で歌う場合、この場面も含めると、息継ぎが相当大変です。場合によっては、「シェケラララ」を除外して歌うというのも良いかもしれません(複数人で歌うのも良い)。
『Shake & Shake』はアップテンポの爽やかなバンド曲であり、私自身も非常に耳に残った楽曲です。sumikaをあまり知らないという人にも届きうる普遍性の高い作品ではないかと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
リクエストした者です。ありがとうございます!
hiAをこんなに連発してるとは思わなかったです。歌ってるときついですね…
コメントありがとうございます。
この曲は、「シェケラララ」も歌うと滅茶苦茶大変だと思います。
ただ、サビの解放感が半端ないので、歌いこなせると気持ちいいと思います。