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『亜麻色の髪の乙女』(島谷ひとみ)の音域

こんにちは。今回は島谷ひとみさんの『亜麻色の髪の乙女』(2002)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。この夏の時期に合いやすい作品であり、メロディーなども親しみやすいと感じ取り上げることにしました。同曲は様々なバージョンがありますが、今回は2002年に大きくヒットした島谷ひとみさんのバージョンを中心に取り上げます。


『亜麻色の髪の乙女』(島谷ひとみ)、Amairo no Kami no Otome(Hitomi Shimatani)
『亜麻色の髪の乙女』(島谷ひとみ)の音域








【地声最低音】mid2B(B3) 
※【地声最高音】参照。

【地声最高音】hiB(B4)  ※曲全体で17回と多い

☆乙女m2B[は]胸にしm2G[ろ]hiA[い]hiB[束]A[を]【サビ(Aメロ)】
hiB-hiA[バ]ラ][ろ]B[の]ほほ[え]B[み] hiA[あ]おいそA[ら]【Bメロ】
m2G[し]あわせ[な]二人G[は]hiB[り]hiA[う]

hiB[あまい]m2G#[ろの]hiB[長い]髪をhiB[風が]やさm2G#[しく]つつむ【サビ[転調+2]】
m2G#[乙女]は羽のG#-hiA-hiB[よ[う[に] 丘をくだる

※☆と同じメロは転調後のラストサビに登場しない(キーが2つ上がっても最高音がhiC#とはならない)。

【補足】mid2F#hiA辺りのフレーズ

hiA[あまい]m2F#[ろの]A[長い]髪を A[風が]やさF#[しく]つつむ【サビ(Aメロ)】

 まず、『亜麻色の髪の乙女』(あまいろのかみのおとめ)についてです。この楽曲のオリジナルは、1966年に青山ミチさんのシングル曲『風吹く丘で』としてリリースされる予定でした。ただ、大きなスキャンダルが原因となり、レコードの発売が停止します(お蔵入りになった作品は、2011年にベストアルバムで発表される)。その後、1968年にバンド・ヴィレッジ・シンガーズのシングルとして発表され、ヒットを記録しました。

 『亜麻色の髪の乙女』は30年以上の時を経て、2002年に女性歌手の島谷ひとみ(しまたにひとみ)さんによりJ-POP風にカバーされました。この曲は、島谷さん自身が出演するヘアケアブランドのCM曲としてタイアップがつき、大きく知られるようになります。島谷さんカバー曲は、ウクレレバージョンなども含めるとバージョン50万枚近いのヒットを記録、島谷さんの代表的なシングル曲の一つとなりました。


 『亜麻色の髪の乙女』はミドルテンポのポップナンバーです。もともとは1960年代の作品という事もあり、かなりゆったりしたテンポでしたが、2002年のバージョンでは、ダンサブルなポップナンバーへと変貌します。また、コード進行なども複雑になり、ラストサビでは転調が行われるなどより明るい曲になりました。歌メロ自体はAメロBメロからなっており、非常にシンプルです。私の個人的な印象ですが、同曲は曲作りなどを学ぶ上で参考になりやすいのではないかと感じました。

 同曲の作詞は橋本淳さん、作曲はすぎやまこういちさん、編曲は大槻”KALTA”英宣さんとのりっぺさんによりなされました。すぎやまさんはTVゲームのドラゴンクエストシリーズの作曲家でも知られ、ヴィレッジ・シンガーズのバージョンでは編曲も行っております。


 『亜麻色の髪の乙女』の音域的な特徴についてです。同曲は、おおよそ一般的な女性の音域の範囲内で歌メロが作られております。この楽曲は、音域自体がそこまで広くないため、全体的にmid2G~hiB辺りの中高音域が多く登場します。そのため、人によっては体力的に若干しんどい場面が出てくるかもしれません。場合によっては、高音域が得意でない女性などは少しキーをさげげても良いです。
 ちなみに、同曲は1966年に録音された青山ミチさんのバージョンではmid1G~mid2G、1968年にヒットしたヴィレッジ・シンガーズのバージョンではmid1B~mid2Bで歌われております。最近のJ-POPの男性曲などに歌いなれている男性は、ヴィレッジ・シンガーズのバージョンでは少し歌いにくいかもしれません。


 最後に『亜麻色の髪の乙女』の音域についてですが、【地声最低音】mid2B(B3)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiBについてはAメロ、Bメロ、ラストAメロ[サビ]で登場します。このhiBは一般的な女性の音域の範囲内ですが、登場頻度は17回と多いです。そのため、人によってはキーを少し下げた方が歌いやすいかもしれません。
 ただ、一般的には取っつきやすいレンジですので、標準的な女性でも原曲キーでのチャレンジがしやすい楽曲です。慣れないうちはキーを下げるなどして、少しずつ練習を重ねて下さい。


 『亜麻色の髪の乙女』は低音域に余地があり、キー下げなどはしやすいです。歌メロも1オクターブで作られているため、キー調整を含め、練習曲として使いやすいです。また、60年代の歌謡曲をベースとしているため、音程やリズムなども難しい部分が少ないです。キーが合うのであれば、は練習曲として強くお勧めしたい1曲です。

 『亜麻色の髪の乙女』は音域やメロディーなどを考慮しても練習曲として使いやすく、カラオケなどでも歌いやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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