『月虹』は2019年8月現在、MVが公開されていません。よって当ブログでもフル動画などの添付は行いません。替わりとしてアニメのPV動画を添付します。今後、MVなどが上がりましたら、そちらに差し替えます。ご了承ください。
『月虹』(BUMP OF CHICKEN),[Gekkou]
【地声最低音】mid1D(D3)
★m1D[夜]明けよりも手前側(Aメロ)
★星空のインクの中 落とし[て]見失って
★何も要らない だっ[て]もう何も持てない(Bメロ)
【地声最高音】mid2G(G4) ※サビで登場
★それ以mid2F[外]の 時間の全部が 燃[え]て[生]mid2G[きる]よ
★mid2F[どん]な歩[き]mid2G[か][た]だって会いに行く[よ]
★mid2G[いつ]だっmid2F[て] 舞mid2G[台]の上[~]【裏声最高音】mid2G#(G#4)
★生きるこのからmid2G#裏[だが] おmid2F[し]えてくれる(Cメロ)
【補足】その他mid2E,mid2Fあたりの注意点
★あまりにこの空っぽが 大き過ぎるかmid2E[ら](サビ直前)
★mid2F[たっ]た一度2F[だ]け]でも頷いて欲しい(サビ)
★胸の奥で際限なく育ちmid2F[つ]づ[け]る
『月虹』はアニメのオープニング曲として書き下ろされた作品でもあるため、カラオケなどで歌っても盛り上がりやすいと思います。
★理由ひとつだけかmid2F[か]え[て]
★鮮やかによみがmid2E[え]る 懐かしい温もmid2E[りを](Cメロ)
まず、『月虹』(げっこう)についてです。この楽曲は2019年にBUMP OF CHICKENによりリリースされたアルバム『aurora arc』に収録されている楽曲です。藤田和日郎さんの漫画が原作のアニメ『からくりサーカス』のオープニングテーマとして書き下ろされた作品で、話題になりました。『からくりサーカス』は1997年~2006年まで週刊少年サンデーで連載されていた作品です。時期を考えるとBUMP OF CHICKENのメンバーが10代の頃に連載が開始された漫画ですので、メンバーにとっても思い入れの強い作品だと思います。
『月虹』のサウンドについてです。以前、BUMP OF CHICKENの楽曲はケルト音楽の要素を持ったものがあると言及しました。当ブログで取り上げた『車輪の唄』もそうした楽曲の一つです。今回取り上げる『月虹』もそうしたアレンジです。前奏やAメロBメロ辺りはそうしたニュアンスがとても強いです。
ケルト風のアレンジはゲームのファンタジー系のRPG作品などでもよく行われます。そもそもRPGのファンタジー作品は、元を辿るとケルト神話や北欧神話などを下敷きに作られたものが多いです。それゆえ、音楽もケルト風のアレンジが合いやすいと言えるのかもしれません。BUMP OF CHICKENはTVゲーム好きでもありますので、そうしたものもバンドのアレンジに影響を受けているのではないかと思います。
歌メロディーについてはAメロBメロサビから成る展開です。アニメのタイアップということもあり、AメロBメロが土台となり、サビでジャンプするような構造になっています。カラオケなどで歌っても非常に盛り上がりやすいのではないかと思います。
さて、最後に『月虹』の音域についてです。この楽曲は【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】mid2G(G4)、【裏声最高音】mid2G#(G#4)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内です。
BUMP OF CHICKENの楽曲では大体、mid2F,mid2G辺りが地声最高音に設定されることが多いイメージですが、『月虹』はまさにそうした楽曲です。mid2F,mid2G辺りであれば、ある程度歌い慣れた男性であれば克服しやすい音階です。歌い慣れることで淀みなく発声できるようにしておきたいです。
普段歌い慣れていない人はmid2F,mid2G辺りはぎこちない発声になってしまうと思います。歌い慣れることで克服してください。
『月虹』の音域はそこまで広いわけではないですので、男性の音域と比較すると低音域に余裕があります。よって、歌い慣れていない人は、キーを下げるなどして練習するのもアリだと思います。例えば、原曲キーよりも2つ低く設定すると、サビの最高音がmid2Gからmid2Fに設定されます。少しずつ練習を重ねることで、原曲キーに近づけるようになると思います。そうした意味では、『月虹』は報われやすい楽曲であり、またキー調整などの練習にも向いていると思います。
まず、『月虹』(げっこう)についてです。この楽曲は2019年にBUMP OF CHICKENによりリリースされたアルバム『aurora arc』に収録されている楽曲です。藤田和日郎さんの漫画が原作のアニメ『からくりサーカス』のオープニングテーマとして書き下ろされた作品で、話題になりました。『からくりサーカス』は1997年~2006年まで週刊少年サンデーで連載されていた作品です。時期を考えるとBUMP OF CHICKENのメンバーが10代の頃に連載が開始された漫画ですので、メンバーにとっても思い入れの強い作品だと思います。
『月虹』のサウンドについてです。以前、BUMP OF CHICKENの楽曲はケルト音楽の要素を持ったものがあると言及しました。当ブログで取り上げた『車輪の唄』もそうした楽曲の一つです。今回取り上げる『月虹』もそうしたアレンジです。前奏やAメロBメロ辺りはそうしたニュアンスがとても強いです。
ケルト風のアレンジはゲームのファンタジー系のRPG作品などでもよく行われます。そもそもRPGのファンタジー作品は、元を辿るとケルト神話や北欧神話などを下敷きに作られたものが多いです。それゆえ、音楽もケルト風のアレンジが合いやすいと言えるのかもしれません。BUMP OF CHICKENはTVゲーム好きでもありますので、そうしたものもバンドのアレンジに影響を受けているのではないかと思います。
歌メロディーについてはAメロBメロサビから成る展開です。アニメのタイアップということもあり、AメロBメロが土台となり、サビでジャンプするような構造になっています。カラオケなどで歌っても非常に盛り上がりやすいのではないかと思います。
さて、最後に『月虹』の音域についてです。この楽曲は【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】mid2G(G4)、【裏声最高音】mid2G#(G#4)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内です。
BUMP OF CHICKENの楽曲では大体、mid2F,mid2G辺りが地声最高音に設定されることが多いイメージですが、『月虹』はまさにそうした楽曲です。mid2F,mid2G辺りであれば、ある程度歌い慣れた男性であれば克服しやすい音階です。歌い慣れることで淀みなく発声できるようにしておきたいです。
普段歌い慣れていない人はmid2F,mid2G辺りはぎこちない発声になってしまうと思います。歌い慣れることで克服してください。
『月虹』の音域はそこまで広いわけではないですので、男性の音域と比較すると低音域に余裕があります。よって、歌い慣れていない人は、キーを下げるなどして練習するのもアリだと思います。例えば、原曲キーよりも2つ低く設定すると、サビの最高音がmid2Gからmid2Fに設定されます。少しずつ練習を重ねることで、原曲キーに近づけるようになると思います。そうした意味では、『月虹』は報われやすい楽曲であり、またキー調整などの練習にも向いていると思います。
『月虹』はアニメのオープニング曲として書き下ろされた作品でもあるため、カラオケなどで歌っても盛り上がりやすいと思います。
コメント
月虹を取り上げて頂き、ありがとうございました!
サビは高音が連発しているように感じていたのですが、思いのほか低く驚きました。
本当に見やすい解説で参考になります。
また、気になる曲があった際はリクエストさせてください!
>>1
ありがとうございます。
BUMPの藤原さんのボーカルの強みは、mid2E~mid2G辺りのキーでも
エモーショナルな表現ができることだと思います。
どうしても高音域に注目が集まりがちですが、
自分の得意とする音域を把握して、表現を広げていくことも重要だと感じます。
また、気になる曲がありましたらよろしくお願いします。