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『お気に召すまま』(Eve)の音域

こんにちは。今回はEveさんの『お気に召すまま』(Eve)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲になります。


『お気に召すまま』(Eve)、Oki ni Mesu Mama

『お気に召すまま』(Eve)








【地声最低音】
lowG#(G#2)
 ※2番で1回登場

★この先ずっとよろしくね、よろmid1A[し]lowG#[く]ね。

※Aメロなどでmid1Bが多く登場します

【地声最高音】hiA(A4)  ※サビで複数回登場

★回りm2G#[は]hiA[じ]G#[め]m2E[る]


【補足】mid2Emid2G#辺りの注意箇所

★ぼm2G#[く]m2F#[らい]m2E[ま] m2E[さあさあ輪になっ]て(サビ)
★中に寄って でもはm2E[なれ]m2F#[て]E[く]
★僕のここm2E[ろ]m2F#[を]E[ぉ]E[シェイク]F#[シェイク] E[いえい]


 まず、『お気に召すまま』についてです。この楽曲は、2017年にシンガーソングライターのEveさんによりリリースされたアルバム『文化』に収録されているナンバーです。いわゆるアルバムのリード曲にあたると思います。
 アルバムのリリースに先立ち、EveさんのYouTube公式チャンネルでMVが公開されました。MVは2020年1月現在、3900万回もの再生回数を記録しています。非常に人気の高い楽曲の一つと言えます。

 『お気に召すまま』はギターの音色などが心地よい軽快なバンドナンバーです。音域的には、過去に当ブログで取り上げた『レーゾンデートルドラマツルギーと比較してサビのキーが抑えられております。私自身はダンサブルな印象を感じました。サビに関していえば、Eveさんの人気曲の中では手を付けやすいのではないかと思います。

 一方で、『お気に召すまま』はEveさんの楽曲らしく音域が広めであり、この辺りが多くの人にとってネックになりそうです。楽曲全てを把握しているわけでは無いですが、Eveさんの楽曲はAメロBメロは低めで、サビが高いという傾向があるように感じられます。




 さて、『お気に召すまま』の音域についてですが、【地声最低音】lowG#(G#2)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高めで、また音域が広いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音についてですが、2番でlowG#という音階が登場します。この辺りは非常に低い音であります。楽曲全体で考えると、mid1Bという音階が低音部で多く登場します。

 一方、地声最高音hiAはサビで登場します。各サビで大体4回ずつ登場しますので、高音域が得意な方でもじわじわと体力を削られていく印象です。ただ、私自身は『レーゾンデートルドラマツルギーと比較すると、歌いやすいのではないかと考えました。また、メロディーなども覚えやすいと思います。その点で手を出しやすいです。

 一般的な男性の場合、キーを少し下げると良いと思います。ただ、先に述べましたように、『お気に召すまま』も音域が広めの楽曲ですので、下げる余地は少ないです。下げるとしても1つか2つ程度なのではないかと思います。この辺りだと、最高音がmid2Gに設定されます。
 音域が広いという特徴もあり、普段歌い慣れていない人にとっては、非常に歌いにくく、練習曲としても使いにくい楽曲なのではないかと思います。歌い慣れていない人は別の曲で練習した上で、この楽曲にチャレンジするのが良いと私は考えております。

 先にも述べましたが、これまで当ブログで取り上げたEveさんの楽曲の中では手を出しやすい作品だと思います。ある程度歌い慣れた人はチャレンジしてみても良いと思います。

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