『SOUL LOVE』(GLAY)
【地声最低音】mid1B(B2) ※Aメロで複数回登場
★m1B[あ]たらしい日々の始まり(Aメロ)
★そんなあるm1E[日の]m1D#[午]後に(Aメロ)
★言葉は今必要さm1E[を]なくしm1D#[てる]ぅ(Bメロ)
※m1Bはだわらなくてもよい。ここ以外ではm1D#が低音
★言葉は今必要さm1E[を]なくしm1D#[てる]ぅ(Bメロ)
※m1Bはだわらなくてもよい。ここ以外ではm1D#が低音
【地声最高音】hiC#(C#5) ※曲全体で1回
★hiC#[こ]hiB[こ]hiA#[ろの]ぉまA#[まに]B[ぃ](ラストサビ)
【裏声最高音】hiC#(C#5) ※2番サビ終盤で1回
★(さんざめく気持ち おさえきれずにいる) hu hiC#裏[hu] hiA#[hu hu] hiB[hu]
【補足】mid2E(一部略)~hiBの注意点
★ふいに心を奪m2E[っ]た瞬間の(サビ前半)
★ふいに心を奪m2E[っ]た瞬間の(サビ前半)
★あのm2E[トキメキよ]りも眩しい程に
★いつかm2F#[出逢う] 夢F#[の中] oh m2G[oh](サビ後半)
まず、『SOUL LOVE』(ソウル・ラブ)についてです。この楽曲は、1998年に4人組ロックバンドGLAYによりリリースされたシングル作品です。アルバム『pure soul』を始め、ベストアルバム等にも収録されております。シングル曲では歴代3位、YouTubeの公式チャンネルでも2020年9月現在、4番目の再生回数(1700万回超)を記録しており、人気の高いシングル曲の1つではないかと思います。
『SOUL LOVE』は夏の始まりを思わせるような爽やかなロックナンバーです。同時に発売された『誘惑』がロック色の強いナンバーですので、それと対になるようなイメージです。
歌メロについても、AメロBメロサビといった形で作られており、曲が進むごとに高音域が登場していきます。
『SOUL LOVE』の音域的な特徴についてです。図で見ると、非常に広い音域で歌メロが作られています。ただ、見た目ほど広さは感じないと思います。サビについては、前半はmid2Eが主体で、後半にhiBやhiC#が使われたレーズが各サビ1回ずつ登場します。その点で、「高音域のパート」と「中低音域」が明確に分かれた作品だと思います。私なりのイメージですが、GLAYの人気曲『HOWEVER』(過去記事)もそうした特徴を持っているように感じました。
さて、『SOUL LOVE』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1BについてはAメロで登場します。ただ、このm1Bはあまり意識しなくても良い気がします。キー調整をする際は、mid1D#辺りを低音の基準として考えた方がよいと私は分析しました。
一方、地声最高音hiC#については、ラストのサビで1回だけ登場します。通常のサビではhiBが最高音になります(2回登場)。この3か所がこの楽曲の一番の見せ場になります。この辺りは一般的な男性の音域よりも高めですので、キーを下げた方が歌いやすいと思います。
ただ、『SOUL LOVE』は、先にも述べたように、この3か所以外はそこまでキーが高くありません。キーを下げ過ぎるとそれ以外のサビの部分が意外と歌いにくくなる可能性があります。
私なりのイメージですが、「自分が魂を振り絞ってギリギリ出せる」くらいの音を最高音に設定すると良いと思います。そうしたことを考えると、この楽曲は、キー調整するにしてもある程度歌い慣れた人向けの作品といえます。「歌い慣れてきたけど、更にもう少し高い音が出せるようになりたい」という人に良い楽曲かもしれません。
『SOUL LOVE』は音域自体は広めですが、図で示す程低音は辛くないですので、キーを下げる余地はあります。ただ、それでもやはり歌い慣れた人向けの作品であり、慣れていない人向けのキー調整は難しいのではないかと思います。
最近は、あいみょんさんなど90年代に影響を受けたミュージシャンなども誕生しています。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
★m2G[ここ]hiA#[ろの]m2G#[ぉま]A#[まに]hiB[ぃ]
★m2E[あなた]を[こ]う[し]m2F#[て Wow]
★あなたは こんな俺に m2E[示して]くれた(2番Aメロ)
★あなたは こんな俺に m2E[示して]くれた(2番Aメロ)
『SOUL LOVE』は夏の始まりを思わせるような爽やかなロックナンバーです。同時に発売された『誘惑』がロック色の強いナンバーですので、それと対になるようなイメージです。
歌メロについても、AメロBメロサビといった形で作られており、曲が進むごとに高音域が登場していきます。
『SOUL LOVE』の音域的な特徴についてです。図で見ると、非常に広い音域で歌メロが作られています。ただ、見た目ほど広さは感じないと思います。サビについては、前半はmid2Eが主体で、後半にhiBやhiC#が使われたレーズが各サビ1回ずつ登場します。その点で、「高音域のパート」と「中低音域」が明確に分かれた作品だと思います。私なりのイメージですが、GLAYの人気曲『HOWEVER』(過去記事)もそうした特徴を持っているように感じました。
さて、『SOUL LOVE』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1BについてはAメロで登場します。ただ、このm1Bはあまり意識しなくても良い気がします。キー調整をする際は、mid1D#辺りを低音の基準として考えた方がよいと私は分析しました。
一方、地声最高音hiC#については、ラストのサビで1回だけ登場します。通常のサビではhiBが最高音になります(2回登場)。この3か所がこの楽曲の一番の見せ場になります。この辺りは一般的な男性の音域よりも高めですので、キーを下げた方が歌いやすいと思います。
ただ、『SOUL LOVE』は、先にも述べたように、この3か所以外はそこまでキーが高くありません。キーを下げ過ぎるとそれ以外のサビの部分が意外と歌いにくくなる可能性があります。
私なりのイメージですが、「自分が魂を振り絞ってギリギリ出せる」くらいの音を最高音に設定すると良いと思います。そうしたことを考えると、この楽曲は、キー調整するにしてもある程度歌い慣れた人向けの作品といえます。「歌い慣れてきたけど、更にもう少し高い音が出せるようになりたい」という人に良い楽曲かもしれません。
『SOUL LOVE』は音域自体は広めですが、図で示す程低音は辛くないですので、キーを下げる余地はあります。ただ、それでもやはり歌い慣れた人向けの作品であり、慣れていない人向けのキー調整は難しいのではないかと思います。
最近は、あいみょんさんなど90年代に影響を受けたミュージシャンなども誕生しています。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
こちらのブログの閲覧者は、やはり若い人が多い(ことを想定して書かれてますか?)
楽曲の解説などを見るとそんな感じを受けます
mid1BはB2ですよ!
>>2
コメントありがとうございます。
すぐに修正しました。
>>1
若い人もそうですが、そのミュージシャンをあまり知らない人にも
ある程度読んでもらえるように意識します。
90年代以前の楽曲のアクセス数やリクエストも多いので
比較的上の年代の方も閲覧なさっているとは思いますが…。
あらゆる分野に当てはまることだと考えているのですが
「下の世代が入ってこないジャンルは衰退しやすい」とも言われます。
なので、ファンや直撃世代の人以外にも届きやすいように意識はしますね。
私自身GLAYも好きなミュージシャンですので
10代などにも広く知られて欲しいと考えております。
>>4
以前、確かエレカシだったかの記事で、裏声の使い方の説明の際にキングヌーやミセスのような出し方 と書かれてて、(個人的に)『エレカシの方が世間的には有名なはずなのにちょっと引っかかる』事があったため、若者向けに紹介しているのかなって思っていました。アクセス数に関しても、ここ近年の楽曲の方が多いイメージがありましたが、そうでもないのですね
個人的には、90年代など、オリコンチャートが機能していた時代の楽曲は、YouTubeの再生回数より売上枚数で紹介した方が情勢に合う気はします(逆に、ヒットしてる割には公開時期のギャップにより動画の再生回数が少ないケースが多い気がします)
>>5
そうですね。
ミセスとヌーはアクセスが多いですので
そうした人にも90年代や00年代の曲を知ってもらえるように
意識しています。
アクセスとしてはやはり最近の曲が多いですね。
ただ、そうした中に突発的に『HOWEVER』とか
『天体観測』、『Innocent world 』等の古めの曲が入ることもあります。
>>5
YouTubeの再生回数はそうですね。
未だにMVをフル公開していないミュージシャンも多いですしね。
最近アップロードした古参ミュージシャンも多いですので
ブログに書く際は公開日も考慮するようにしています。
GLAYはMV公開して10年経ってますので
00年代以前のミュージシャンとしては珍しいです。
90年代のヒットのインパクトが強いので、90年代の作品にアクセスが集まるのかもしれません。
>>7
YouTubeの再生回数に関しては、ここ近年の楽曲の方が伸びが激しいイメージですね
例えば、HOWEVERなんかは発売当時のヒット度合いは、Pretenderとか白日より上だったと思うのですが、再生回数だと4000万回ですからね(要するに、発売から年数が経ってからの公開なので不利、あとこの世代はCDを買う世代なので、あまりYouTubeで聴く習慣はない気がします)
かく言う自分も、YouTubeは試聴程度で、ちゃんと聞く場合は最低でもCD借りる派であったりします
>>8
それはありますね。若いミュージシャンだと最近の楽曲の方が再生回数が伸びやすいですよね。
00年代以前のミュージシャンだと、CD買う習慣があって、ブレイク期から時期も離れてるので
MVの再生回数も伸びにくいですよね。
GLAYとかラルクとかの当時のインパクトは凄まじかった印象です。
自分は最近はストリーミングで聴くことが増えましたね。
>>9
少し前まで、1億回再生ってとんでもないハードルだった(akbが突破した時、日本初の大台で大きなニュースになっていた)のに、最近はバズったらそれくらい行くケースが増えてる気がします。
CDの売上で人気を図れなくなったように、youtubeの再生回数も必ずしも知名度を測れなくなってきている気がします(ヨルシカなどは、再生回数1億突破してますが、正直30代以上だとほとんど知られてないような気がします)
>>10
ヨルシカは楽曲の力はあるとは思うのですが
『タイアップでヒットする、テレビに出演する』
といった要素がないので
知名度が限定されているように感じました。
今春公開予定だったアニメ映画も公開が延期になったのも不運だったかもです。
>>11
キングヌーのバズり方で、まさにテレビの力を感じましたね。どちらかというと音楽的にもコアなファンがつきそうなタイプかと思っていたら、1年足らずで紅白とかに出る次元になってしまった(テレビの時代は終わったように思えたのですが、影響力はでかいんですね)
個人的には、売れてるけど誰でも知っている訳では無い くらいが1番ベストですが…(あんまりにも有名になりすぎると、なんか引けちゃう感じの人なので)
>>12
ミュージシャン自身もそう考えてるかもです。
「売れたいけど、売れ過ぎると窮屈になる」
ように感じます
GLAY好きとしてとても楽しく読ませてもらいました!
GLAYですと、missing youやbeautiful dreamerあたりがかなりいかつい音階してますよ。
もし調査していただけたら嬉しいです^^