なお、『春を愛する人』はMVが公開されておりませんが、音源のみが公式チャンネルで公開されております。よって、当ブログにおいても、公式の音源のみを添付いたします。
『春を愛する人』(GLAY)、Haru wo Aisuru Hito
【地声最低音】mid1D(D3) ※楽曲全体で1回
★m1D[A]h その昔 (Cメロ)
※落としても違和感は少ないです。ここを除くとmid2Aが最低音
【地声最高音】hiA#(A#4) ※サビで登場
★hiA[I want you I want you I want you 生きて]hiA#[く]m2F#[こ]とF#[は]
【裏声最高音】hiA(A4) ※楽曲全体で1回
★ふあんhiA裏[て]いな恋にm2F#[な]m2E[やむ]
※2回目の同じ個所は地声hiAになります
【補足】mid2E(一部のみ)~hiAの注意箇所
★遥かなm2F#[る]大地 m2G[あし]たへと続m2F#[く]m2G[み]ち
【補足】mid2E(一部のみ)~hiAの注意箇所
★遥かなm2F#[る]大地 m2G[あし]たへと続m2F#[く]m2G[み]ち
★hiA[た]だ訪れm2F#[る]春の花の芽のいm2G[ぶ]m2F#[き]に似た
★愛する事 あm2G[い]m2F#[さ]れる事」と
★いくつものm2F#[ね]m2E[む]れE[ぬ]夜は(Aメロ)
★いくつものm2F#[ね]m2E[む]れE[ぬ]夜は(Aメロ)
★飲みm2E[込]まれた Oh yesterday
★ねぇ m2F#[そう]m2G[だ]m2F#[ろう?]
★ねぇ m2F#[そう]m2G[だ]m2F#[ろう?]
★遠い異国のm2E[そ]ら
★ここm2E[に辿り着き この地に何を見た?た]m2F#[び]m2G[び]E[と] F#[oh] G[oh]
★ここm2E[に辿り着き この地に何を見た?た]m2F#[び]m2G[び]E[と] F#[oh] G[oh]
★わずかなじm2F#[か]m2E[ん]しE[か]m2F#[ない]m2G[さ]F#[ぁ]
※アウトロのuh [uh]はhiAです。
まず、『春を愛する人』についてです。この楽曲は、1996年に4人組バンドGLAYによりリリースされたアルバム『BELOVED』(ビーラブド)に収録されているナンバーです。アルバム曲ながら、ベストアルバムにも収録されており、人気の高い作品になります。
『春を愛する人』はタイトルから想起されるように、爽やかな疾走感あふれるロックナンバーになります。Liveでの演奏などでは特に感じたのですが、サビのギターフレーズの一部がアイルランド出身のロックバンドU2っぽさを思わせます。
図で見ると非常に分かりにくいですが、『春を愛する人』は歌メロ自体は殆どの部分が狭い音域で成り立っております。約1オクターブです(詳細は後述します)。よって、キーの調整などはしやすいです。反面、原曲キーで歌唱しようとすると想像以上にしんどい楽曲であり、体力を削られます。
私自身が音域調査を続けてきて感じたことなのですが、音域の狭い曲はキーの調整は行いやすく、練習曲に向いていることが多いです。反面、「音域が狭くてもキーが高い曲」を原曲キーで歌唱する場合は非常に持久力が必要となります。今回の『春を愛する人』もそういう類の楽曲です。
さて、『春を愛する人』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Dについてですが、Cメロで1回のみ登場します。ここは、落としてもあまり違和感はありません。この場面を除くと、mid2A辺りが最低音になります。よって、図に示すよりもかなり狭い音域で歌メロディーが構成されていることが分かります。
さて、地声最高音hiA#についてはサビで登場します。【hiA[I want you I want you I want you 生きて]hiA#[く]m2F#[こ]とF#[は]】という象徴的なフレーズで、同じようなメロディーが楽曲全体で5回登場します。
この辺りは一般的な男性の音域よりも高めです。場合によっては、キーを下げることも考えておいてください。例えば、原曲キーよりも3つ程度下げて、地声最高音をmid2G辺りに設定しても良いと思います。
先にも述べましたが、『春を愛する人』は音域全体では狭めです。よって、原曲キーというこだわりが無ければ、キーの調整も行いやすく、練習曲としても使いやすいのではないかと思います。普段歌い慣れていない人もキーを大きく下げて歌唱することが可能です。その際は、地声最低音についてはこだわる必要はありません。
※アウトロのuh [uh]はhiAです。
まず、『春を愛する人』についてです。この楽曲は、1996年に4人組バンドGLAYによりリリースされたアルバム『BELOVED』(ビーラブド)に収録されているナンバーです。アルバム曲ながら、ベストアルバムにも収録されており、人気の高い作品になります。
『春を愛する人』はタイトルから想起されるように、爽やかな疾走感あふれるロックナンバーになります。Liveでの演奏などでは特に感じたのですが、サビのギターフレーズの一部がアイルランド出身のロックバンドU2っぽさを思わせます。
図で見ると非常に分かりにくいですが、『春を愛する人』は歌メロ自体は殆どの部分が狭い音域で成り立っております。約1オクターブです(詳細は後述します)。よって、キーの調整などはしやすいです。反面、原曲キーで歌唱しようとすると想像以上にしんどい楽曲であり、体力を削られます。
私自身が音域調査を続けてきて感じたことなのですが、音域の狭い曲はキーの調整は行いやすく、練習曲に向いていることが多いです。反面、「音域が狭くてもキーが高い曲」を原曲キーで歌唱する場合は非常に持久力が必要となります。今回の『春を愛する人』もそういう類の楽曲です。
さて、『春を愛する人』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Dについてですが、Cメロで1回のみ登場します。ここは、落としてもあまり違和感はありません。この場面を除くと、mid2A辺りが最低音になります。よって、図に示すよりもかなり狭い音域で歌メロディーが構成されていることが分かります。
さて、地声最高音hiA#についてはサビで登場します。【hiA[I want you I want you I want you 生きて]hiA#[く]m2F#[こ]とF#[は]】という象徴的なフレーズで、同じようなメロディーが楽曲全体で5回登場します。
この辺りは一般的な男性の音域よりも高めです。場合によっては、キーを下げることも考えておいてください。例えば、原曲キーよりも3つ程度下げて、地声最高音をmid2G辺りに設定しても良いと思います。
先にも述べましたが、『春を愛する人』は音域全体では狭めです。よって、原曲キーというこだわりが無ければ、キーの調整も行いやすく、練習曲としても使いやすいのではないかと思います。普段歌い慣れていない人もキーを大きく下げて歌唱することが可能です。その際は、地声最低音についてはこだわる必要はありません。
女性がこの楽曲を歌唱する場合、原曲キーでも可能だとです。ただ、歌い慣れた人の場合は、もう少しキーを上げても良いと思います。歌詞内容についてはあまり性差を問わないと思いますので、歌いやすいです。
コメント
毎度毎度、大変参考になります。
よろしければ同じGLAYの「HOWEVER」を調べて欲しいです。