『スノーマジックファンタジー』(SEKAI NO OWARI)
【地声最低音】mid1A(A2)
★m1A–m1D{ぼ]く]は星の降る雪D–m1C#[や[ま]で]【Aメロ】
★m1D[き]みを見るまではオカルトの類はまった[く]
★m1B–D[し]ん]じていなB–m1A[かっ[た]の]だけれども
★m1B–m1D[と]き]みは話してm1C#–B[くれ[た]ん]だ]
★m1D[ねぇ]、私[は]夏[を]見たことがないm1C#[の]【Bメロ】
★m1D[燃]えm1C#[る]よ]うC#[な]あ]の夏[を]
★m1B–m1C#[そ]れ]をB[見る]の]がB[わ]たしの夢なの
【地声最高音】hiA(A4) ※全体で4回程度
★もしかしてE–m2F#–m2G–hiA[き[み[は[ゆ]き]の]よう[せ]い【サビ】
【裏声最高音】hiB(B4) ※後半のサビでみられる
★m2F#[ゆ]きE–F#[の[よ]う[せF#[い]とhiB裏[の]ファンタジー【2番およびラストサビ】
【補足】その他の象徴的な中高音域
★m1D[ス]ノーマジックm2D[ファン]タジー【サビ】
★雪のまm2E–F#–m2G[ほ[う[に]かけられ[て]
まず、『スノーマジックファンタジー』についてです。この楽曲は、2014年にロックバンドSEKAI NO OWARIによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2015年の『Tree』に初収録されました。同アルバムには、『スノーマジックファンタジー』(過去記事)、『Death Disco』、『Dragon Night』、『RPG』(過去記事)といったシングル曲が収められております。アルバムは50万枚を超えるヒットを記録し、日本レコード協会よりダブル・プラチナ認定がなされました。
さて、『スノーマジックファンタジー』は、JR東日本『JR SKISKI』の2013年度CMソングとして書き下ろされました。『JR SKISKI』キャンペーンはこれまで、多くのヒット曲を生み出している枠でもあり、back numberの『ヒロイン』(過去記事)などが知られております。
楽曲の質も相まって、『スノーマジックファンタジー』はCDとしては10万枚超、また配信部門でも10万ダウンロードを達成し、それぞれの部門で日本レコード協会よりゴールド認定がなされました。
『スノーマジックファンタジー』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としてはやや高めのレンジで歌メロが作られております。今回は音域が広い楽曲ですが、一般的には少しキーを下げて歌うのもよいと思います。
同曲は、ABメロについてはmid1A~mid1Dといった中低音が頻出します。そのため、高音域が得意な男性だと歌いにくい可能性があります。反面、高音域については、そこまで頻度は高くありません。それでも、hiAなどの音階が複数回登場するため、ある程度高音域も不可欠といえます。今回の楽曲は音域が広いため、その点での取っ付きにくさがあります。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。過去にアニメ『からかい上手の高木さん』のエンディングテーマとして高木さん(高橋李依)がカバーした際は、原曲よりも5つ高いキー(mid1E~hiF[地声最高音はhiD])で歌唱されております。このカバーは原曲よりも裏声を多く使って歌唱しています。この辺りが女性の1つの参考になると思います。
最後に『スノーマジックファンタジー』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、やや高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1AはAメロで登場します。今回の楽曲はABメロで低音域がかなり多いです。そのため、高音域が得意な男性などは歌いにくい可能性があります(場合によってはキー上げを推奨します)。
次に、地声最高音hiAはサビで登場します。登場回数は各サビ1回ずつ(計4回)です。このhiAに次ぐ地声高音としては、mid2Gがピークとなる場面が同じく4回登場します。今回はサビ以外は中低音中心ですので、私自身は高音については「標準よりやや高め」と判断しました。原キーが合う方もおられると思いますが、一般的には少しキーを下げるのもよいのではないかと思います。一つの目安ですが、原キーから1つ程度下げてみてください。
『スノーマジックファンタジー』は低音域が低く、キーを下げる余地はあまり多くありません。今回の楽曲は音域が広いため、キー調整を考慮しても一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。その点で少し取っ付きくいと私は判断しております。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、音域が合うのであれば練習曲にも悪くないと思います。体感的には低音の比重が高く、中高音はそこまで多くはありません。
『スノーマジックファンタジー』を原曲キーで歌唱する場合、地声高音としては、mid2D~hiAといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。ただ、今回はサビが4回程度とうじょうするもののmid2G,hiAなどの回数は意外と少ないです。反面、ABメロではmid1A~mid1D辺りが多いです。
こうしたことを踏まえると、「標準よりやや高め~高めの男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。「高音域が得意(or非常に得意)な男性」はキーを上げるのもよさそうだと私は推測しております。
【まとめ】
①ABメロは低め。サビは高い場面があるが、高音は少なめ(音域が広い)。
②原キーだと「標準よりやや高め~ある程度高音域が得意な男性」に合いそう
③「高音域が得意(or非常に得意)な男性」はキーを上げてもよい
④メロは比較的わかりやすい
コメント
back numberの「恋」の音域を調査してほしいです。
リストアップしておきます。
リクエストありがとうございます。
リクエストなのですが、heathの「迷宮のラヴァーズ」をお願いします。
リストアップしておきます。
コナンの主題歌heathさん担当したことあったんですね。
バックナンバーの冬と春をお願いします
リストアップしておきます。
新曲ですね。