『Fight Music』(SEKAI NO OWARI)
【地声最低音】mid1E(E3)
★戦うべき「敵」m1E[は]本当[は]僕らは分かってる【Aメロ】
【地声最高音】hiA(A4) ※曲全体で1回
★(くらえ僕のカイシンの一撃 )イエhiA[エ]m2G[イ]【ラストサビ】
【補足】mid2E~mid2Gを含むフレーズ一覧
★酒でも飲んで全て忘れちm2E[まう]か【Bメロ】
★そんなことが何の解決にもm2E[なら]ないことなんて
★m1E[学]校に行ってない僕でもわかm2E[るんだ]ぁ
★m2G[僕らがい]m2F#[ま]すぐ欲しいのは【サビ】
★「ソレ」m1E[と]戦う「勇m2E[気」が]欲しいE[ん]m2F#[だ]
★「ソレ」と戦う「勇気」が欲しいんだ イェm2G[イ]
まず、『Fight Music』(ファイト・ミュージック)についてです。この楽曲は、2012年にロックバンド・SEKAI NO OWARIによりリリースされたアルバム『ENTERTAINMENT』に収録されております。16曲中の14曲目にあたります。同アルバムは『スターライトパレード』、『眠り姫』などのシングル曲が収録されております。
『Fight Music』はアップテンポのポップナンバーです。初期のギターロックのニュアンスと、ホーンやストリングスなどが融合されております。作詞作曲はFukaseさん、アレンジはSEKAI NO OWARIと今野均さんによりなされております。
同曲の歌詞については、困難などに立ち向かう勇気などが謳われております。SEKAI NO OWARIはRPGやファンタジーなどの世界観を持つバンドですが、この楽曲でも「カイシンの一撃 」といったドラゴンクエストなどでお馴染みのフレーズが登場します。
『Fight Music』の音域的な特徴についてです。レンジとしては一般的な男声よりやや高めなのですが、目安としてmid2G辺りがしっかり歌いこなせるかが試されます。比較的努力が報われやすい作品なのではないかと思います。キー調整もしやすいです。
さて、『Fight Music』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりやや高めです。以下、見てきます。
まず、地声最高音hiAについてはラストサビで1回だけ登場します。上述のように「イエーイ」というフェイクの部分です。
hiAは一般的な男性にはやや高めなのですが、回数が少ないのでチャレンジしてみてもよいと思います。高音が苦手な方は1番サビと同じようにmid2G辺りで歌っても良いです。
同曲ではmid2Gがサビを中心に多く登場し、原曲キーの場合はこのmid2Gをしっかり歌いこなせると形になりやすいです。この辺りは一般的な男性の音域の範囲内といえますが、声の低い人や歌い慣れていない人はスムーズな発声が難しいかもしれません。場合によっては少しキーを下げてもよいと思います。
『Fight Music』は低音部分に余裕があり、キー調整も可能です。歌い慣れていない人向けの調整も可能なのではないかと思います。練習曲としては「最適」とまではいえませんが、比較的向いているのではないかと私は分析しました。キー調整しても難しいと感じた場合は、他の易しめの曲と並行して練習してください。
また、『Fight Music』は女性でも歌唱可能です。一般的には少しキーを上げた方が歌いやすいのではないかと思います。アップテンポで、カラオケなどでも歌いやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。