『テトリス』(柊マグネタイト)
【地声最低音】mid1G#(G#3) ※2番Bメロで1回程度
★臨時休業 洗濯ボーm1G#[ル] ナイチンゲールの配信ゲーム【2番Bメロ】
※これに次ぐ低音はmid2B
【地声最高音】hiD(D5) ※ラストサビで7回
★hiD地[興]味A#–hiC[が[出]て]も本気[でD–C[やっ]て]も]【ラストサビ[転調₊1]】
★全部hiA#–C–hiD[か[ら[ま][わ]りで
★うhiD地–C[そ]つ]き私C–hiD[は[終]わってる
【裏声最高音】hiG(G5) ※ラストサビで登場
★知hiD#–hiG裏–hiF[ら[ない]く]せ]に【ラストサビ[転調₊1]】
★ねえ誰hiC–hiD地–hiG裏[か[ゆ[るして]
【補足】その他の中高音を含むフレーズ一覧
★Q.更m2G#[新で]降る隕せ[き]抹消可?わ[る]くない【Aメロ】
★モンティホールのm2G[経]費[でhiA[ピン]ボ]A–hiB[ー[ル]【Bメロ】
★hiB–hiA[オイ]ル]マッサージ100B[分]コー]B[ス]足湯付き
★hiB[どう]してhiA[こん]な目に に に
まず、『テトリス』についてです。この楽曲は、2024年にボカロPの柊マグネタイトさんによりリリースされたシングル作品です。同曲はリリースから間もない作品ですが、既に多くの再生回数を獲得しています。ビルボードのボカロチャートやSpotifyのバイラルチャートでも上位にランクインし、YouTube公式チャンネルで公開されたMVは既に2000万回弱の再生回数に達しています(2025年1月現在)。
『テトリス』はアップテンポのボカロ曲です。歌メロは全体的にシンプルであり、AメロBメロサビと展開、ラストサビは通常のサビと比べキーが1つ上がります。サビについては、ロシア民謡の『コロブチカ』が引用されており、その点が多くの耳を引きます。ちなみに、『コロブチカ』は、ロシア発祥のゲーム「テトリス」のBGMとしても広く使用されて、耳にしたことがある人も多いのではないかと思います。
『テトリス』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては高め(もしくは明確に「高い」)レンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはいくらかキーを下げた方が歌いやすいと私は推測しています。
同曲はAメロBメロサビと歌メロが展開されます。Aメロは中低音中心ですが、BメロサビはhiB~hiDなどが地声で登場し、それなりに中高音域の登場回数が増えます。一般の女性曲と比べるとそれなりに中高音に寄った曲であり、中高音域が得意な人の方がマッチしやすい曲といえます。ただボカロ曲の中では高い声域ではなく、歌メロも覚えやすいです。そのため、「ボカロ曲の中では比較的取っ付きやすい曲」といえるかもしれません(ただしBメロは音程に注意したい)。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。ただ、今回は単純にキーを下げるよりも「キーを4つ程度上げて1オクターブ下のレンジを歌う」方がマッチしやすいのではないかと私は推測しています(人によってはそのまま「原キーの1オクターブ下」でも歌えなくはない)。
最後に『テトリス』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiG(G5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高め(もしくは明確に「高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1G#は2番Bメロで登場します。ただ、登場回数は1回程度と少ないです。このmid1G#に次ぐ低音はmid2Bであるため、低音については見た目より高い曲であると私は推測しています。
次に、地声最高音hiDはラストサビで7回登場します。このhiDに次ぐ地声高音としては、hiC#がピークとなる場面が全体で20回、hiCが2回、hiBが24回登場します。こうした点を考慮すると、女性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから2~4つ程度下げてみてください。
『テトリス』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです(ただし別の難しい側面もあります)。ただ、今回は音域がそれなりに広いため、ビギナーについては難しい部分が出てくる可能性があります(サビの裏声などもハードルになりうる)。
今回の楽曲はメロディー自体は比較的わかりやすいです。ただ、Bメロについては若干音程が取りにくそうなので、しっかり聴き慣れておきたいです。また、今回はボカロ曲らしく、息継ぎなどがしにくそうな場面が多いです。そのため、「どこで息継ぎを入れるか」といったことをしっかり確認しておきたいです。
『テトリス』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiD(裏声はhiD~hiG)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はBメロでhiBまで、サビはhiB~hiDといった中高音域がよく見られます。また、頻度こそ少ないですが、サビを中心に「裏声」も不可欠です。低音域については、mid1G#が一部で登場しますが、標準よりはやや高い印象です。
こうした点を考慮すると、「ある程度~非常に高音域が得意な音域の女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。ただ、今回の楽曲は息継ぎが大変であるため、その分難易度が上がると私は想定しています。
【まとめ】
①Bメロサビを中心に中高音が多い
②原キーだと「ある程度~非常に高音域が得意な音域の女性」などい合いそう
③キー調整もそれなりに可能
④ボカロ曲の中では比較的歌いやすいが、息継ぎは大変
⑤メロは分かりやすいが、Bメロは音程に注意したい
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