『LOVE&JOY』(木村由姫)

【地声最低音】mid2D#(D#4) ※ABメロでよく見られる
★m2D#[狙ってたシ]ー[トは]【Aメロ】
★m2D#[一]足ち[が]いでG–m2G#[だ[れ]かに
★七m2G#[つ]コm2D#[ロ]ビ 2D#[や]っつでG#[起]き【Bメロ】
★m2F#[未来が]変F#–m2D#[わ]る]
【地声最高音】hiC(C5) ※サビで計20回
★心hiA#-hiC[に[に]じ]を[創る] A#[きせ]つhiC[に]【サビ】
★追いm2G#–hiA#[か[けたい]hiC[の][は]
★誰かhiA#–hiC[が[つ]く]るA#[今じゃ] A#[ない]から
【補足】mid2G#(一部のみ)~hiA#辺りを含むフレーズ一覧
★LOVE m2F–m2G#[&[JOY] 変[えG#[て]ゆ[く]【サビ】
★あしm2G#–hiA#[た[を変え]てく]
★痛くm2G#–hiA#[て[もわ]ら]え[ば]【Bメロ】
★LOVE m2F–m2G#[&[JOY] 変[えG#[て]ゆ[く]【サビ】
★あしm2G#–hiA#[た[を変え]てく]
★痛くm2G#–hiA#[て[もわ]ら]え[ば]【Bメロ】
まず、『LOVE&JOY』についてです。この楽曲は、2000年に木村由姫(きむらゆき)さんによりリリースされたシングル作品です。同曲は、ドラマ『花村大介』の主題歌としてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、自己最高の11.6万枚のCDセールスを記録しました。作詞は麻倉真琴さん、作曲編曲は浅倉大介さんによりなされました。
一方、同曲はノリの良い中毒性のあるダンスポップということもあり、「踊ってみた」、「MikuMikuDance」などニコニコ動画でも継続的に引用され続けました(「ドアラの曲」として有名)。そうした流れはTik Tokなどでも継続しており、どこかしらで耳にしたことがあることも多いかもしれません。現在は、中日ドラゴンズや横浜ベイスターズの応援歌・盛り上げ曲でも使用されており、当時のセールスを上回るような大きな広がりを見せている作品だと私は感じました。
『LOVE&JOY』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域の範囲内(体感的には「やや高め~高め」かも)のレンジで歌メロが作られています。一般的には少しキーを下げた方が安定するのではないかと私は推測しています。
今回の楽曲は最高音がサビで登場するhiCであり、間奏も要所で設けられています(頭サビのあと11秒、1サビのあと11秒、2サビのあと22秒間奏)。一方で、最低音がかなり高い分、mid2G~hiA#辺りが多いです(ABメロはそこまで高くないですが)。そのため、「女性の音域の範囲内」は「体力的に辛くなりやすい」のではないかとも分析しました。こうした傾向から、「中高音寄りの声域の女性」の方が歌いやすいと私は考えています。また、「標準的な女性」が2人以上で歌うのもよいと思います。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから5~7つ程度下げてみてください(これでも少し高いかも)。男性がしっかり歌う場合は、キー調整に手間がかかるので、その点は注意したいです。一方、カラオケなどで気軽に歌う際は1オクターブ下(mid1D#~mid2C)でもよいと思います。
最後に『LOVE&JOY』の音域についてですが、【地声最低音】mid2D#(D#4)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、「やや高め~高め」です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2D#はAメロやBメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、最低音がかなり高い分、中低音が得意な人は持ち味を活かしにくい可能性があります(ABメロはそこまで高くないですが)。
次に、地声最高音hiCはサビを中心に計20回登場します。このhiCに次ぐ地声高音としては、hiA#がピークとなる場面が全体で29回登場します。低音が高い点なども考慮すると、女性の音域としては「やや高め~高め」であり、少しキーを下げた方が歌いやすいと私は分析しました。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。
『LOVE&JOY』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。今回の楽曲は音域がかなり狭いため、歌い慣れた人はもちろん、ビギナー向けの調整も可能だといえそうです。ただ、男性が歌う場合は、キー調整に手間がかかるので、その点は注意したいです。
今回の楽曲はメロやリズムは比較的分かりやすいです。音域がマッチするのであれば、カラオケや練習曲にもよいと思います。中毒性のあるダンスポップですので、2人以上で歌うのも楽しいかもしれません。
『LOVE&JOY』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G#~hiCといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビを中心にhiA#~hiC辺りがよく登場します。ABメロはそこまで高くはなく、mid2G#辺りが多いです。一方、低音がmid2D#とかなり高いため、中低音寄りの声域の女性だと体力的に辛くなりやすいです。
こうした点を考慮すると、「標準より(やや)高め~高音域が得意な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は分析しました(「高音域が非常に得意な女性」は少しキーを上げてもよいかも)。2人以上で歌唱する場合は、もっと多くの人がチャレンジしやすいです。
【まとめ】
①全体的に中高音寄りで、サビが特に高め(ABメロはそこまででもない)
②最低音がかなり高く、ソロだと体力的に辛くなるかも(2人以上で歌うのも吉)
③原キーだと「標準より(やや)高め~高音域が得意な女性」向け(ソロの場合)
④音域がかなり狭く、キー調整はしやすい。ビギナー向けも可能
⑤メロ自体は分かりやすい。カラオケ向き