『星を仰ぐ』(菅田将暉)、Hoshi wo Aogu(Masaki Suda)
【地声最低音】mid1A#(A#3)
★沈んだ心 m1A#[な]だめる 君に甘え過ぎてダメm1C[だ]な【Aメロ】
※重要度は低いです。m1C辺りを基準としてもよい
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※曲全体で3回
★君に何をあげらm2F#[れる]m2G#[だ]m2F[ろう]か【ラストサビ】
★m2F[ほ]し[に]m2F#[変]m2G#[わ]F[る]ぅF[ぅ]ぅぅ
【裏声最高音】hiC#(C#5)
★焦がれhiC#[た]hiC[夜]hiA#[の]m2G#[ま]まA#[で]【サビ】
★いhiC#[つ]hiC[も]C#な]m2G#[に]m2F[か]が
【補足】mid2F~hiA#を含むフレーズ一覧
★つm2F[か]れた地球F[を]背に 今m2D#[宵]は月が笑う【Bメロ】
★むちゅm2G#裏[う]F#[を]m2F[生]きた 無垢じゃ、つm2F[ら]いm2D#[よ]
★星m2F[が]hiA#裏[降]m2G#[る]F[よ]るを【サビ】
★傷とm2F[寄り添]ってF[き]m2F#地[た]F[けど]
★君とm2F[居]れたら
まず、『星を仰ぐ』(ほしをあおぐ)についてです。この楽曲は、2021年に男性歌手の菅田将暉さんによりリリースされたシングル作品です。配信限定のシングル曲であり、2021年3月現在、アルバムには未収録です。同曲は、ドラマ『君と世界が終わる日に』のために書き下ろされました。
『星を仰ぐ』は切ないバラードナンバーです。歌メロはAメロBメロサビといった形で作られており、非常に親しみやすいと思います。作詞作曲は現在、20歳の若手男性シンガーソングライターのMega Shinnosuke(メガ・シンノスケ)さんによりなされております。アレンジは、近藤隆史さん、立崎優介さん、田中ユウスケさんの共同で行われました。
私なりの感想ですが、同曲はメロやアレンジが非常によく、またカラオケなどでも練習しやすいナンバーなのではないかと感じました。MVの再生回数も、3月現在で850万回と伸びておりますが、普遍性があり、多くの人に届きうる楽曲だと思います。
『星を仰ぐ』の音域的な特徴についてですが、大よそ一般的な男性の音域の範囲内、もしくは少し高めといったレンジであります。低音については、図で示すよりは余裕がありますので、キー調整は可能だと思います。易しい楽曲というわけではありませんが、努力が比較的報われやすいナンバーなのではないかと分析しております。
さて、『星を仰ぐ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内、もしくは少し高いといったところです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1A#についてです。ここは、かなり見分けにくく、mid1C辺りを最低音としても違和感は少ないです。菅田さん自身はしっかりとmid1A#を使い分けて歌唱しております。
一方、地声最高音mid2G#については、ラストのサビを中心に3回程度登場します。ここは、楽曲の見せ場ですので、しっかりと歌いこなしたいところです。通常のサビではmid2F#が地声の高音として登場します。歌い慣れていない人は、まず通常のサビを目標として練習すると良いと思います。
曲全体でみると、一般的な男性の音域よりも若干高いですので、原曲キーから1つ程度下げてもよいです。
『星を仰ぐ』は低音域に少し余裕がありますので、キー調整は可能です。ただ、同曲は音域自体がやや広めです。よって、歌い慣れていない人に強くお奨めできるほど、キー調整がしやすいわけではありません。その点は留意しておいてください。
同曲は、音域はやや広めなのですが、歌メロやリズムなどはそこまで難しくなく、歌唱についてもテクニカルな部分は少ないです。よって、歌い慣れた人であれば、ある程度形にしやすいのではないかと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。