『くるみ』(Mr.Children)、Kurumi(Mr.Children)
【地声最低音】mid1E(E3)
★今m1F[の]m1E[ぼ][く]はどうF[見]E[え][る]の?【Aメロ】
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※ラストサビ[転調+1]で登場
★m2F–m2F#[そ[うしてはぐ]る[ま]は]m2G#[回]F#[る]【ラストサビ[+1]】
★引き返しちゃいけm2G#地[ない]よね
★すhiC[す]hiC#[も]う 君のいm2F#[ない]m2G#[道][のう]F[えへ]
★すhiC[す]hiC#[も]う 君のいm2F#[ない]m2G#[道][のう]F[えへ]
【裏声最高音】hiF(F5) ※ラストサビ[転調+1]で登場
★hiF[どん]hiC#[な]hiA#[こ]m2G#地[と]ぉが起こるんだろう【ラストサビ[+1]】
【補足】mid2E(一部のみ)~hiC#を含むフレーズ一覧
★ねm1E[ぇ]くるみ この街の景色は君の目にm2E[どう]うm2F[つる]E[の?]【Aメロ】
★(皮肉に聞こえてしまうんだ) そんな時はどうしたらm2F[いい?]
★m2F#[今い]m2F[じょうをい]つも欲F#[し]F{がるくせに]【ラストサビ[+1]】
★(hiF[どん]なことが)起m2G#裏[こ]hiC#[るん]だm2F#[ろう]
★そうぞm2F[うし]てみm2F#[よう]
まず、『くるみ』についてです。この楽曲は、2003年に4人組ロックバンドMr.Childrenによりリリースされたシングル作品です。『掌』との両A面シングルとしてリリースされました。2004年にリリースされたアルバム『シフクノオト』をはじめ、ベストアルバムなどにも収録されております。この楽曲は、2004年のシングルCDセールスの年間トップ10にランクインする等、大ヒットを記録しました。また、ミュージックビデオも特徴的であり、いくつかの賞を受賞しております。
『くるみ』はゆったりとしたテンポのポップナンバーです。歌メロについてはAメロサビという形が取られておりシンプルです。また、ラストサビに転調が行われ、キーが1つ上がります。両A面の『掌』がバンド色の強いロックナンバーになっておりますので、その対比のような作品となっております。
『くるみ』の音域的な特徴についてです。同曲は、地声音域は一般的な男性よりも少し高い程度ですが、裏声音域が広いです。サビでは地声と裏声が往来するフレーズもあり、器用な発声が求められます。キー調整は可能ですが、ある程度歌い慣れた人向けの作品といえます。
さて、『くるみ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。地声については、一般的な男性の音域よりも少し高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音mid2G#については、ラストのサビで登場します。同曲は、ラストのサビで転調が行われ、キーが1つ上がります(#1)。よって、通常サビではmid2Gが最高音となります。
サビでは地声と裏声が行き来する場面があり、裏声もhiEやhiFなど高めの音階です。一般的な男性はキーを少し下げて歌唱した方が歌いやすいと思います。
『くるみ』は低音部部に余裕があり、キー調整は可能です。ただ、裏声のレンジがかなり広いため、普段歌い慣れてない人には少ししんどいかもしれません。歌い慣れた人向けの楽曲といえます。
同曲を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~mid2G#辺りの中高音域がサビで頻出します。この辺りが安定して器用に歌いこなせることが求められます(それに加え、器用な裏声が求められる)。私なりのイメージですが、『くるみ』は2004年にリリースされた人気のシングル曲『Sign』(過去記事)よりもずっと難しいです。
『くるみ』は歌い慣れた人向けの楽曲であり、歌いこなすにも練習が求められる作品です。ただ、非常にいい曲ですので、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
この歌裏声高いですよねぇ。自分はhiD以上は裏声でも勢いでしか出ないのでキー3下げしてます笑笑
小野正利さんのキレイだねの音域調査お願いしますm(_ _)m カラオケで歌おうとしたら標準キーがマイナス5になってて気になったので