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『想いあい』(the shes gone)の音域

こんにちは。今回はthe shes goneの『想いあい』(2018)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『想いあい』(the shes gone)、Omoiai(the shes gone)
『想いあい』(the shes gone)の音域







【地声最低音】mid1E(E3) 

★もう行かないでよね m1E[耐え]られないの E[あな]たが他の子と【サビ1】


【地声最高音】hiA(A4)  ※Cメロ、ラストサビ

★ただm2F#[い]hiA[が聞こ]える場所で【Cメロ】

★あhiA[ざ]m2G#[や]かに笑m2F#[う]日々[と] hiAG#[く][ぐ][だ][が]【ラストサビ2】
★果てm2F#[ない]{をな]m2G#-hiA[がし[込ん][か]ためて


【補足】mid2E(一部略)mid2F#を含むフレーズ一覧

★話しているところとか 一m2E[緒]にいるところも【サビ1】
m2E[口ず]m2F#[さん][だ] m1E[このう]たが

m2E[憂]鬱でと[き]どき 寝[て] 日が暮れることが【2番】
★いm2E[まだ]m2F#[に][あ]るんだよ

m2E[たったった]m2F#{い][ま] 囁いた【Cメロ】

★そんなことはもうどうm2E[でも]m2F#[い][い]【ラストサビ2】



 まず、the shes gone(シーズゴーン)について少し説明します。シズゴこと、the shes goneは2016年に結成、2018年にメジャーデビューした3人組のロックバンドです。ジャンルとしては、インディーロック、ギターポップなどに属します。全体として、軽快でクリーンなギターサウンドと、切ないメロディーが魅力的です。
 同バンドの知名度を大きく挙げた楽曲が、今回取り上げる『想いあい』であります。この楽曲以外では、『ラブストーリー』、『甘い記憶』などが再生回数を集めております。最近では、YouTubeプレミアムのCMソングとして、『シーズンワン』もよく耳にします。聴き手の日常に寄り添った情景的な歌詞も魅力的であります。メジャーデビュー間もないバンドですが、今後の活躍が益々期待されるバンドの1つであります。


 さて、『想いあい』(おもいあい)についてです。この楽曲は、2018年にthe shes goneによりリリースされたシングル作品です。シズゴの記念すべき1stシングルになります。『young』との両A面でリリースされました。アルバムとしては1stミニアルバムの『DAYS』に収録されております。
 『想いあい』はシングルリリースからしばらくしてYouTube公式チャンネルでMVも公開されております。MVは2021年5月現在、1400万回もの再生回数を記録しています。LINEミュージックなどのストリーミングランキングでも上位にランクインするなどし、話題になりました。この楽曲により、シズゴの知名度が大きく上昇しました。

 『想いあい』はアップテンポの切ないバンドナンバーです。歌メロについては、サビ1⇒Aメロ⇒サビ1⇒Bメロ⇒サビ1⇒Cメロ⇒サビ2⇒サビ1といった形で作られております。サビ1が多く登場するのですが、Cメロまではそこまでキーが高くなく、全体として切なさが強調されております。

 『想いあい』の音域的な特徴についてです。曲全体としては、そこまで高くないのですが、Cメロ~ラストにかけて、男性としては比較的高めの音が登場します。こうしたラストの盛り上がりがあるため、男性曲としては少し高いレンジになります。キー調整は可能ですが、下げ過ぎると低音域が歌いにくくなると思います。


 最後に『想いあい』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAはCメロ以降で登場します。楽曲で一番の見せ場ですが、m2G#とhiAがコンボになって何度も登場する場面もあり、難儀です。この辺りは一般的な男性の音域よりも高めですので、キーを少し下げた方が歌いやすいと思います。原曲キーから2つ程度を目安に下げてみてください。

 『想いあい』は低音部分に少し余裕があるため、キー調整は可能です。ただ、低音域の登場回数が意外と多いため、キーを下げる余地が意外と少ないと私は分析しました。歌い慣れた人であれば良いですが、ビギナーなどはキーを下げても少し歌いにくいかもしれません。難しい楽曲というわけではありませんが、練習曲としては若干使いにくいかもです。

 『想いあい』は歌メロについては、親しみやすく、発声についても難しい部分は少ないと思います。ある程度歌い慣れた人であれば、キー調整をすればチャレンジしやすいです。カラオケで盛り上げる類の曲ではないかもしれませんが、サウンド等も親しみやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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