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『それは小さな光のような』(さユり)の音域 / アニメ『僕だけがいない街』ED曲

 こんにちは。今回はさユりさんの『それは小さな光のような』(2016)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『それは小さな光のような』(さユり)、Sore ha Chiisana Hikari no Youna(Sayuri)
『それは小さな光のような』(さユり)の音域






【地声最低音】mid2A#(A#3) 

m2A#[ぼ]くだけがm2G#[見]てた き[み]のこと【Aメロ】


【地声最高音】hiC(C5)  ※曲全体で17回程度

★守りたいと思hiC[う] 暗闇から目覚[め]C[て]ぇも【サビ】
hiCm2G#[二]人を] C[か]hiA#[くし]hiA#[こ][の]街に 
★(君は僕の胸に)hiC[刻]hiA#hiA[ま]れ]た いち[ば]ん深い傷跡のA#A[よ]う]

★守りたいとおhiA[も]う  まぎれもなくあたた[か]hiA#[い]hiC[場]所が【ラストサビ】
★寂hiChiA#[しさに 喰]われた] A#m2G#[や]さしさが]
★光のhiC[よ]うな  君のうた 僕だけがm2G#{見]てたき[み]のこと


【補足】mid2G#(一部略)hiA#を含むフレーズ一覧

m2G#hiA#[過[去]も][ら]いも【Aメロ】
★かなm2G#hiA#[し[み]も][ろ]こびも全て
★子供の頃のm2G#[ぼ]くのままに

★僕を待ち受けてhiA#hiA[る]か]A[た]【サビ】
★誰m2G#[も 知]らないゆhiAhiA#[き[が]降]A[て い]
★君m2G#[が]笑うこ[の]hiA[せ][か]いの歌 [取り]戻すよ

★(もがいてみる  君の歌う未来へ)みm2G#[ち][い]hiA#[て]hiA[よ]【2番サビ】
★あるこhiAhiA#[とをし[ん]じ]てる【ラストサビ】
★白m2G#{い]雪に埋hiAhiA#[も[れ]て][く よ]

 まず、『それは小さな光のような』についてです。この楽曲は、2016年に女性シンガーソングライターのさユりさんによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2017年の『ミカヅキの航海』に収録されました。同アルバムには、『ミカヅキ』、『平行線』といったアニメ主題歌にもなった人気曲が収められております。

 『それは小さな光のような』は三部けいさんによる同名漫画を原作としたアニメ『僕だけがいない街』のために書き下ろされました。同曲は、アニメの音楽も担当した梶浦由記さんにより作詞作曲がされております。梶浦由記さんは日本のアニメ音楽に多大なる貢献をした音楽家で、近年は『鬼滅の刃』シリーズの劇伴音楽、主題歌の作詞作曲などを担当しております。
 人気アニメのエンディングテーマということもあり、さユりさんの楽曲の中でも高い人気がある作品であります。カラオケやストリーミングの再生回数でも上位に位置する楽曲です。

 『それは小さな光のような』はバンドアレンジが印象的なミドルナンバーです。編曲は江口亮さんによりなされ、ストリングスなども用いらております。江口さんは大ヒット曲『紅蓮華』(過去記事)のアレンジでも知られ、いきものがかりやさユりさん、LiSAさんなどとも縁の深いアレンジャーです。


 『それは小さな光のような』の音域的な特徴についてです。同曲は、一般的な女性の音域よりもやや高めのレンジで歌メロが作られております。地声最高音hiCは一般的な女性の音域の範囲内といえますが、登場回数が多いため、「やや高い」と分類しました。
 また、同曲は、3拍子で歌メロが作られております。3拍子は日本人でも苦手な人が多いもいわれており、その点でリズムが取りづらく感じられる方がおられるかもしれません。何度も楽曲を聴いて、しっかりメロやリズムを覚えておきたいところです。

 
 最後に『それは小さな光のような』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A#(A#3)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べると、やや高い(「高め」としてもよいかも)です。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiCはサビで登場します。登場回数は17回程度と多いです。この辺りは女性の音域の範囲内といえますが、登場回数が多いため、一般的な女性はキーを下げた方が歌いやすいのではないかと思います。また、同曲はサビの尺が長いため、ある程度高音域が得意な方でも体力的に辛く感じやすいかもしれません。


 『それは小さな光のような』は低音域に余地があり、キー下げなどは可能です。同曲は音域自体はそこまで広くないです。そのため、キー調整の融通が利きやすく、歌い慣れてない人向けの調整も可能だと私は分析しました。
 一方で、同曲は3拍子で歌メロが作られております。そうした影響もあってか、息継ぎがしにくく感じられる場面があります。さユりさんの他の人気曲ほどではないですが、どこで息継ぎをするかということをしっかり意識しておくとよいと思います。また、先述のように慣れていないと少しリズムが取りにくいです。

 『それは小さな光のような』を原曲キーで歌唱する場合、サビで多く登場するhiCをしっかり歌いこなせる力が求められます。このhiCは先述のように、女性の音域の範囲内ですが、登場回数が多いです。よって、「標準的な音域よりもやや高い女性」、「ある程度高音域が得意な女性」などが合いやすいです。同曲はサビメロが長めですので、スタミナなどもある程度求められます。そうした点も踏まえて、練習に励んでください。

 『それは小さな光のような』は人気アニメのエンディングテーマということもあり、なじみ深い人も多いのではないかと思います。私自身もメロディーや歌詞アレンジなど非常に印象に残った作品です。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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コメント

  1. ぴたっくま より:

    持久力がかなりいる曲だなーと思っていましたが、Aメロからmid2G#,hiA#が頻出、サビが長いのが原因かもです、あと言われてみればリズム感も少し変わってますね。繊細な曲の分勢いで出せない感じもありますね。
    女子からしたら男子がブルエン歌うくらいの難易度でしょうかね

    • もりっしー より:

      コメントありがとうございます、ぴたっくまさん。
      確かにAメロも意外と高いですよね。
      この曲は、作曲がさユりさんじゃないので
      その分、複雑な作りになってますね。

      さユりさんの曲は、ある程度高音域が得意な女性だと歌いやすいけど
      標準くらいの音域の人だと、少し大変かもですね。
      さユりさんはギター弾きながら歌ってるので、より大変です。