『恋文~ラブレター~』(GReeeeN)、Koibumi~Love Letter~(GReeeeN)
【地声最低音】mid1A(A2)
★m1A[ま]た明日ねって言ってA[わ]らうアナタに【Aメロ】
※低音が苦手な方はmid1D辺りでもよい(m1A出るに越したことはない)
【地声最高音】hiC#(C#5) ※曲全体で3回
★ふF#-hiA–hiB[た[り[の]か]げがなB–hiC#地[らん[だ]【Aメロ】
★手と手つhiB[なぎ い]hiC#地[くつ]もの【大サビ[転調+2]】
★ただ あhiB[りったけのあ]いを 伝B–hiC#[えき[れ]な]くm2G#[て]
【補足】mid2G~hiBを含むフレーズ一覧
★2人で歩いた アナタの歩幅が やけに小さm2F#–m2G[す[ぎて]ぇ【Aメロ】
★追い越さないm2F#[よう]に 初めてそのhiA[手]F#[に]
★触m2F#–hiA[れ[て下]向いたら
★アナタm2F#–hiA[に[逢う]ため このとF#–A–hiB[き[に[生][ま]れた【サビ】
★僕らならば 日々もララm2F#[ラ] F#–m2G[あ[ゆ]ん]でいけるだろう
★ 僕のひm2F#–m2G[だ[り]そ]でを掴んで[い]た【2番Aメロ】
★通り雨m2G[はふ]hiA[たりの]瞳に 七hiB–A[い]ろの虹見]せた【Cメロ】
★晴れの日も 雨の日も 側にいm2G–m2F#[る]し]あわせ
★こんな言葉 笑われるかな アナタヘm2G[の あ]m2F#[い]の文
★僕m2F#–m2G[の[こ]れ]までhiA[と]こF#[れ]からは
★せかhiB[いにひ]hiA–m2G#[と]り]のアナタヘ アA–G#[ナ]タ]ヘ【大サビ[転調+2]】
★ (世界で1番)素敵m2G#–hiA[な[あし]た]を
★日々重m2G#[ね]あhiA–hiB[い[か][た]って
※ラストの大サビは通常のサビとメロが異なります。
まず、『恋文~ラブレター~』(ラブレター)についてです。この楽曲は、2011年に4人組ボーカルグループのGReeeeNによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2012年の『歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ!?』に収められております。同アルバムには、『ソラシド』、『オレンジ』、『ミセナイナミダハ、きっといつか』といったシングル曲も収められております。また、男性アイドルグループNEWSへの提供曲である『weeeek』のセルフカバーも収録されました。CDとしては20万枚を超えるヒットとなりました。
さて、『恋文~ラブレター~』は、ゆったりとしたテンポのポップナンバーです。歌メロはAメロBメロサビと展開します。また、ラストでは通常のサビメロとは異なる大サビが登場します。この大サビに入る場面で転調が行われ、キーが2つ上がります(♯2)。カラオケなどでは注意が必要です。
同曲は、歌手としても活躍されるさだまさしさんの同名小説を原作とした映画『アントキノイノチ』の主題歌として書き下ろされました。楽曲の質も相まって、配信では10万ダウンロードを超えるヒットとなっております。
『恋文~ラブレター~』の音域的な特徴についてです。同曲は一般的な男性の音域よりも高いレンジで歌メロが作られております。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。
一方で、同曲は低音域も比較的低いです。そのため、女性が原曲キーで歌うのは難しいです。女性の場合は、通常はキーを上げたほうがよいです。
最後に『恋文~ラブレター~』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2)〜【地声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べて高いです。以下、見ていきます。
まず地声最低音mid1AはAメロで登場します。このmid1Aについては、発声できるに越したことはないですが、個人的には必要不可欠という程ではないと分析しました。どうしても必要といえるのは、mid1D辺りではないかと思います。
この、mid1Dは男性の音域の範囲内ですが、やや低音寄りです。また、女性にとってはかなり低い音階となります。そのため、女性の場合は、一般的にはキーを上げた方が歌いやすいといえます(音域自体が広いため、手を付けにくいです)。
次に地声最高音hiC#については、1番Aメロとラストサビで登場します。登場回数は3回なので、あまり多くはありません。ただ、hiBやhiA辺りの登場頻度が高く、一般的な男性にとってはキーを下げた方が歌いやすいです。
『恋文~ラブレター~』は低音域に若干の余地があるため、少しであればキー下げは可能です。ただ、音域自体が広く、最高音も高いため、歌い慣れた人であってもキー調整が難しい曲と言えます。よって、キー下げするにしても、ある程度高音域が得意である必要があり、難易度が高いです。
GReeeeNは4人組のボーカルグループであります。そうしたこともあってか歌い手が代わる代わる交代するため、息継ぎなどがしにくい場面があります。また、間奏が短く、休憩できるポイントも少ないです。その点で、一人で歌唱するにはハードルがあります。場合によっては、複数人での歌唱も選択肢に入れておいたほうがよいといえます。
『恋文~ラブレター~』を原曲キーで歌唱する場合、hiB,hiC#といった高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。この辺りは、男性としてはかなり高いレンジです。また、全体的に歌メロの割合が多く、スタミナも必須です。よって、「高音域が非常に得意な男性」などが合いやすいです。
同曲はボーカルが複数人で歌メロを歌われております。そのため、複数人での歌唱をオススメします。
『恋文~ラブレター~』はキー調整などを考慮しても、音域が広く、1人で歌うには難易度の高い曲といえます。ただ、楽曲自体は非常に普遍性があり、多くの人に届きうる作品だといえます。興味を持たれた方はチャレンジしてみて下さい。
コメント
音域の図で、曲名がミスチルのHappy Songになっちゃってます!音域は合ってると思います、!
すみません。やまさん、ご指摘感謝です。
難易度は異なるのですが、音域的に近かったので
過去の画像を流用したのです。
後ほど修整しておきます。
(追記)
画像のタイトル名の修正完了しました。
指摘いただき、ありがとうございます。
素早いご対応ありがとうございました!