なお、今回はボカロ曲ということもあり、地声最高音と裏声最高音を区別せずに、【最高音】としております。その点は、ご了承ください。
『ゴーストルール』(DECO*27)
【地声最低音】mid2A(A3)
★どうだっていい言を m2B{う]そっ[て]吐い[て]戻れない【Aメロ】
★足りないものを望m2A[んだら] [ぼ]く[じゃ]な[い]ぼ[く]に[出]逢ったよ【Dメロ】
【最高音】hiF#(F#5) ※ラストサビで1回
★hiD#[メーデー] [ぼ]く]hiC#とおhiF#[どっ]て[よ]D#【ラストサビ[転調₊2]】
【補足】hiB(一部略)~hiFを含むフレーズ一覧
★時効なんてやってこない うhiA[ばっ]た[ようhiB[にう]ば]われて【Aメロ】
★おいでココまで 捨hiB–hiA[て]ぇ[ぇ]ぇ]ぇ 「隠して仕舞ったんだ」【Bメロ】
★hiC#[メーデー] [ぼ]く]hiBとわhiE[かっ]て[も]C#【通常サビ】
★ hiC#–hiB[もう]抱]き[締]め[なく]hiC#[て易]々ん]だよ
★hiD[メーデー] [ぼ]く]hiCをあhiF[ばい]て[よ]D【ラストサビ[転調₊1]】
★hiD–hiC[もう]じ]き[終]わ[るこ]D[の世][界]から
★hiD#[メーデー] [ぼ]く]hiC#とおhiF#[どっ]て[よ]D#【ラストサビ[転調₊1]】
★hiD#–hiC#[最]初]か[ら]イ[ナイ]D#[と理]解っ]てた? D#[嗚呼]
※サビはhiA以上でメロが構成される。
まず、『ゴーストルール』についてです。この楽曲は、2016年にボカロPのDECO*27(デコニーナ)さんにより発表されました。アルバムとしては、同じ年の『GHOST』に収められております。同アルバムには、『妄想感傷代償連盟』、『ライアーダンス』などの人気曲が収録されています。
さて、『ゴーストルール』はリリース直後から大きなヒットとなり、2021年にはニコニコ動画で1000万回を超える再生回数を記録。『モザイクロール』に続いて、DECO*27さんとしては2作目のテンミリオン達成の作品となりました。これにより、DECO*27さんは2曲以上のテンミリオンを達成した初のボカロPとなりました(同じ年にハチ[米津玄師]さんも達成)。ボカロ曲で1000万回を達成している楽曲は過去に12作しかなく、代表的なボカロ曲の一つといってよいと思います。ちなみに、同曲の編曲は、Naoki Itaiさんが担当しております。
※ちなみに、2010年代後半からニコ動よりもYouTubeでの再生回数が伸びているボカロ曲も増えております。そちらと合わせて人気曲を探してみるのもよいと思います。
『ゴーストルール』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性にとっては高いレンジ(終盤はかなり高い)で歌メロが作られております。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は、サビ以外の部分はそこまで高くなく、サビで大きく盛り上がります。また、ラストサビでは転調が2回行われ、それぞれキーが1つずつ上がります。回数自体は多くないですが、hiF,hiF#などが地声で登場します。
ちなみに、同曲を男性が歌う場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。私個人としてはこの辺りのレンジのボカロ曲は、原曲キーから4つ程度上げて、オク下げで歌うことが多いのです。一般的には2つ程度上げて、1オクターブ下を歌うのが良さそうです。
最後に『ゴーストルール』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【最高音】hiF#(F#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ高い(一部かなり高い)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AはDメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内ですが、登場回数が少し多いので、「高音域が非常に得意な女性」などは若干低音感があるかもしれません。
次に、最高音hiF#はラストサビで登場します。登場回数は1回程度で多くはありません。同曲は、ラストサビで2回転調し、それにより高音域のピークがhiE⇒hiF⇒hiF#と変化します。いずれも女性の音域としては高いですので、通常はキーを下げた方が歌いやすいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから3つ程度下げてみてください。
『ゴーストルール』は低音域に余地があり、キー下げなどはしやすいです。ただ、一般的な楽曲と比べると音域が広めですので、キーを下げ過ぎると、一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。その辺りは各々調整してみて、自分の歌いやすいキーに設定してください。
同曲はメロディーなどは比較的取っつきやすいですが、歌メロのテンポが速めであり、また音域も広めです。そのため、キー調整するにしても歌い慣れた人の方が良さそうです。
『ゴーストルール』を原曲キーで歌唱する場合、hiD#~hiF#といった高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。とりわけ、サビメロは全てhiA以上の音階で構成されるなど、女性曲としてはかなり高いです。そのため、「高音域が(非常に)得意な女性」等が原曲キーにマッチしやすいと思います。
『ゴーストルール』は今もなお人気のボカロ曲であり、カラオケなどでも上位にランクインしております。原曲キーだと高音域が要求され大変ですが、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
★hiC#[メーデー] [ぼ]く]hiBとわhiE[かっ]て[も]C#【通常サビ】
★ hiC#–hiB[もう]抱]き[締]め[なく]hiC#[て易]々ん]だよ
★hiD[メーデー] [ぼ]く]hiCをあhiF[ばい]て[よ]D【ラストサビ[転調₊1]】
★hiD–hiC[もう]じ]き[終]わ[るこ]D[の世][界]から
★hiD#[メーデー] [ぼ]く]hiC#とおhiF#[どっ]て[よ]D#【ラストサビ[転調₊1]】
★hiD#–hiC#[最]初]か[ら]イ[ナイ]D#[と理]解っ]てた? D#[嗚呼]
※サビはhiA以上でメロが構成される。
まず、『ゴーストルール』についてです。この楽曲は、2016年にボカロPのDECO*27(デコニーナ)さんにより発表されました。アルバムとしては、同じ年の『GHOST』に収められております。同アルバムには、『妄想感傷代償連盟』、『ライアーダンス』などの人気曲が収録されています。
さて、『ゴーストルール』はリリース直後から大きなヒットとなり、2021年にはニコニコ動画で1000万回を超える再生回数を記録。『モザイクロール』に続いて、DECO*27さんとしては2作目のテンミリオン達成の作品となりました。これにより、DECO*27さんは2曲以上のテンミリオンを達成した初のボカロPとなりました(同じ年にハチ[米津玄師]さんも達成)。ボカロ曲で1000万回を達成している楽曲は過去に12作しかなく、代表的なボカロ曲の一つといってよいと思います。ちなみに、同曲の編曲は、Naoki Itaiさんが担当しております。
※ちなみに、2010年代後半からニコ動よりもYouTubeでの再生回数が伸びているボカロ曲も増えております。そちらと合わせて人気曲を探してみるのもよいと思います。
『ゴーストルール』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性にとっては高いレンジ(終盤はかなり高い)で歌メロが作られております。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は、サビ以外の部分はそこまで高くなく、サビで大きく盛り上がります。また、ラストサビでは転調が2回行われ、それぞれキーが1つずつ上がります。回数自体は多くないですが、hiF,hiF#などが地声で登場します。
ちなみに、同曲を男性が歌う場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。私個人としてはこの辺りのレンジのボカロ曲は、原曲キーから4つ程度上げて、オク下げで歌うことが多いのです。一般的には2つ程度上げて、1オクターブ下を歌うのが良さそうです。
最後に『ゴーストルール』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【最高音】hiF#(F#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ高い(一部かなり高い)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AはDメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内ですが、登場回数が少し多いので、「高音域が非常に得意な女性」などは若干低音感があるかもしれません。
次に、最高音hiF#はラストサビで登場します。登場回数は1回程度で多くはありません。同曲は、ラストサビで2回転調し、それにより高音域のピークがhiE⇒hiF⇒hiF#と変化します。いずれも女性の音域としては高いですので、通常はキーを下げた方が歌いやすいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから3つ程度下げてみてください。
『ゴーストルール』は低音域に余地があり、キー下げなどはしやすいです。ただ、一般的な楽曲と比べると音域が広めですので、キーを下げ過ぎると、一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。その辺りは各々調整してみて、自分の歌いやすいキーに設定してください。
同曲はメロディーなどは比較的取っつきやすいですが、歌メロのテンポが速めであり、また音域も広めです。そのため、キー調整するにしても歌い慣れた人の方が良さそうです。
『ゴーストルール』を原曲キーで歌唱する場合、hiD#~hiF#といった高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。とりわけ、サビメロは全てhiA以上の音階で構成されるなど、女性曲としてはかなり高いです。そのため、「高音域が(非常に)得意な女性」等が原曲キーにマッチしやすいと思います。
『ゴーストルール』は今もなお人気のボカロ曲であり、カラオケなどでも上位にランクインしております。原曲キーだと高音域が要求され大変ですが、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。