なお、今回は、主にAyaseさん自身のセルフカバーバージョンについて言及します。初音ミクのボカロバージョンについては、Ayaseさんの1オクターブ上のmid2A(A3)~hihiD#(D#6)のレンジで歌唱されております。
『シネマ』(Ayase)、Cinema(Ayase)

【地声最低音】mid1A(A2)
★m1B[足]りなくなる度笑ったり [増えた]荷物数えては泣[いたり]【2番Aメロ】
★m1B[さんざ]んだって顔の通B–m1A[りす[が]り] /始めるなら今!
★そうだな m1A–m1B[またや]ろう]
【地声最高音】mid2G(G4) ※ラストサビで10回程度
★まだここm2F–m2G[じゃ[ないない] 終]わりじゃないから【ラストサビ[転調₊1]】
★(拍手喝采 笑顔で)カhiA#–hiC[ー[テ]ン]m2G地[コ]ール
★(思うままに)m2G-m2F[好]き[な]よう])に
【裏声最高音】hiD#(D#5) ※ラスサビで登場
★(ほら大体 いつも)いつhiA#–hiC–hiD–hiD#[で[も[きっ[と]【ラストサビ[転調₊1]】
【補足】mid2F~hiCを含むフレーズ一覧
★誰もm2D[が]突然に始まった デタラm2D[メ]なシナリオのうm2F裏–m2G[え[で]【Aメロ】
★まるで映画のようm2F裏[な] m2G裏[ど]こ]にでもあるストーリー
★明m2D{け]方の[妄想] 貴[重]な[逃]避[行]と[勘]ち[がい]の[英雄]ごっこ【Bメロ】
★(もう渋滞してんだ どうしようもこうしようも)ないよm2G裏[な]
★いやこれじゃm2F#[ないない] ハマり悪いよな【通常サビ】
★(向いてないないなら)書き変hiA#–m2G#–G裏[え]てしまえ]よ]【ラストサビ[転調₊1]】
★hiC裏–hiA#[しゅ]や]くはC裏–A#–m2G[ぼ]く]だ]けだろ
まず、『シネマ』についてです。この楽曲は、2021年にYOASOBIのコンポーザーであるボカロPのAyaseさんによりリリースされました。同曲は、スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に登場する音楽ユニット【Vivid BAD SQUAD】のために書き下ろされました。また、同時に、初音ミクが歌唱するボカロ曲としてもリリースされます。2曲は、リリースから1年ほどで、それぞれ1400万回、1200万回を超える再生回数を記録しました。その後、『シネマ』はAyaseさん自身によりセルフカバーされ、シングルとしてリリースされます。今回は、このバージョンを中心に音域を分析しております。
さて、『シネマ』はミドルテンポのデジタルポップナンバーです。AメロBメロサビと展開し、ラストサビでは転調し、キーが1つ上がります(歌う人向けに、かなり大雑把に説明してます)。個人的には、後半の転調などが非常に耳に残りました。
『シネマ』の音域的な特徴についてです(Ayaseのセルフカバー)。同曲は、おおよそ一般的な男性の音域の範囲内で歌メロが作られております。そのため、標準的な男性でも原曲キーのチャレンジが可能だといえます。
一方で、同曲は2番Aメロの低音域が低く、低音域にしっかり歌い慣れておく必要があります。また、全体的に裏声が多用されており、一番高いところではhiD#などが登場します。、地声高音はそこまで高くないものの、かなり広い音域が要求されます。よって、【地声最高音mid2G】という以上に難易度が高いです。
最後に『シネマ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2)~【地声最高音】mid2G(G4)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内ですが、音域が広いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Aについては、2番Aメロで登場します。ここはmid1B辺りも非常に多いです。このmid1A,mid1B辺りは男性であってもかなり低く、低音域が得意でない人にとっては歌いにくいレンジになります。高音域が非常に得意な男性の場合はキーを上げてもよさそうです。
また、女性については、初音ミクのバージョン【音域mid2A(A3)~hihiD#(D#6)】をベースにキーを下げた方が良いと思います。ただ、同曲は音域がかなり広いですので、女性にはかなり難しい楽曲となるかもしれません。
次に、地声最高音mid2Gについては、ラストサビで登場します。登場回数は10回程度です。同曲はラストサビで転調し、キーが1つ上がります。そのため、1番2番サビではmid2F#が最高音となります。このmid2F#,mid2G辺りは登場回数が多いものの、一般的な男性の音域の範囲内です。そのため、一般的な男性が原曲キーで歌唱することも可能だといえそうです(場合によっては少しキーを下げてもよい)。
一方で、同曲は、裏声が非常に多く使われており、高いところではhiD#となります。そのため、器用な地声と裏声のコントロールが要求され、その点で難易度が高いです。
『シネマ』は音域自体がかなり広いため、キー調整の融通は効きにくいです(キー上げならば可能)。そのため、練習曲としては使いにくく、歌う人を選ぶ楽曲といえそうです。一方で、このレンジが合いやすい人であれば、低音から裏声の高音まで広く練習できます。音域がマッチする方には、練習曲として非常に楽しめる作品だと思います。
『シネマ』を原曲キーで歌唱する場合、地声高音はmid2F~mid2G辺りをしっかり歌いこなせる力が求められます。今回は登場回数が多いですが、ほぼ一般的な男性の音域の範囲内です。そのため、「標準的な音域の男性~ある程度高音域が得意な男性」が原曲キーに合いやすそうです。ただ、先述のように、同曲は低音域が低く、また裏声高音が高いです。そのため、低音~高音まで広く求められます。その点は留意しておいてください。
『シネマ』は一般的な男性の音域の範囲内ですが、音域が広く、力量が求められます。ただ、低音~高音まで見どころが多く、キーが合う人には良い練習曲になりそうです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
プロジェクトセカイに収録されているVer.では
キーがマイナス2ですかね?
コメントありがとうございます。
そうですね。Ayaseさんやミクよりも2つ低い(♭2)です。
ただ、Ayaseさんが裏声で歌ってるところを
プロセカVer.では一部地声で歌ってます。
そのため、男性の地声最高音がm2FじゃなくhiA#になってますね。
この辺り記事本文で触れるとちょっと混乱する可能性があったので
割愛しました。
今回コメ欄で補足できたので、よかったです。
リクエスト失礼致します。
同ゲームの「星空オーケストラ」の調査をお願いしたいです。よろしくお願いいたします。
リストアップしておきます
リクエストありがとうございます