『何度でも』(DREAMS COME TRUE)、Nandodemo(DREAMS COME TRUE)
【地声最低音】mid2B(B3)
★伝えたいこm2B[と]ばm2G#[は] 届G#[く]だろう?【Aメロ】
★1hiB[万]1回目は m2B{な]に[か] [変]わるかもしれない【サビ】
【地声最高音】hiE(E5) ※全体で1回
★君hiB[の]歌[を]思[い] hiE–hiD#[出]す]よ] [oh] C#[oh oh]【ラストサビ】
※サビなどを中心にhiBが40回程度と多い
【補足】hiA~hiC#を含むフレーズ一覧
★こみ上げてくm2G#[る]涙をなんhiB[か]い] hiA[拭]い]A–B[た[ら]【Aメロ】
★hiA–m2G#[誰]かや]何かに怒[っ]ても A[でぐ]ちは]ない[なら]ぁ[ぁ]【Bメロ】
☆m2G#[な]ん[度]で[もな]ん[度]で[もな]ん[度]で[も立]ち[上]が[り呼hiB[ぶ]よ【サビ】
★きhiA–hiB[み[の]な[まB[え] こ[えB[が]涸れるまで
★1hiB[万]回だめで へとB[へと]になっても
★(がんばれない時も きみを思い出すよ) hiC#[oh] hiB[oh] C#[oh]【2番サビ】
★胸掻きm2G#[む]しって あきら[め]ないでhiB–hiC#[さ[けべ]【Dメロ】
★もどかしく抱きながら hiC#[oh] hiB[oh] C#[oh]【ラストサビ】
★明日がそのm2B[い]ち万hiB–hiA[い]っ]かい回目かも2B[しれ]ない【ラスト】
※☆はそこまで厳密でなくてもよい
まず、『何度でも』についてです。この楽曲は、2005年に音楽ユニットDREAMS COME TRUEによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年にリリースされた『THE LOVE ROCKS』に初収録されました。同アルバムには、『JET!!!』、『SUNSHINE』といったシングル曲が収録されております。アルバムは50万枚近いCDセールスを記録し、日本レコード協会よりダブル・プラチナ認定がなされました(ランキングデータブログBillion Hitsより引用)。
さて、『何度でも』はドラマ『救命病棟24時(第3シリーズ)』のために書き下ろされました。ドリカムは『救命病棟』にこれまで『朝がまた来る』、『いつのまに』などのシングルを提供しており、同ドラマとの縁が深くなっております。
『救命病棟24時』は2000年代前半は視聴率が20%を記録した人気ドラマであります。楽曲の質も相まって、『何度でも』は20万枚近いCDセールスを記録、また配信でも75万ダウンロードを記録し、日本レコード協会よりトリプル・プラチナ認定がなされました。
『何度でも』の音域的な特徴についてです。同曲は女性の音域としては高めのレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいのではないかと私は推測しました。
同曲の低音はmid2Bであり、女性曲としては高めです。そのため、相対的に中高音域の登場回数が多く、とりわけhiBをピークとする場面が40回超登場します。こうしたこともあり、hiC#以上の音階はそこまで多くないものの、体感的にキーを高く感じやすいのではないかと思います。また、終盤はメロが連続する場面があり、息継ぎなども大変そうです。
ちなみに、男性が同曲を歌う際、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。高音域が非常に得意な男性などはもしかしたら原曲キーがマッチするかもしれませんが、原曲のようなニュアンスの表現をする際は、通常はキーを下げた方が良いと思います(ボーカルの吉田美和さんは声を強く張っているわけではないので、男性が声を強く張らずにこのレンジを歌うのは結構大変だと私は推測しました)。
最後に『何度でも』の音域についてですが、【地声最低音】mid2B(B3)~【地声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高め(一部高い)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2BはAメロやサビ等で登場します。この辺りは女性の音域の範囲内ですが、女性曲としては最低音が少し高いです。そのため、相対的に中高音域の登場回数が多くなり、キーを高く感じやすい(もしくは体力的に辛くなりやすい)です。反面、全体として中高音寄りな分、高音域が得意な女性にはマッチしやすそうでもあります。
次に、地声最高音hiEはラストサビで登場します。登場回数は1回程度です。この場面以外ではhiC#が登場しますが、これもフェイクを除くと1回程度です。一方、同曲はサビを中心にhiBがピークとなる場面がが非常に多く、全体で40回程度登場します。こうした点を考えると、一般的な女性は少しキーを下げた方が歌いやすいのはないかと私は推測しました。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。
『何度でも』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。そのため、歌い慣れた人であれば、自分の得意なレンジに調整することができると思います。一方、同曲は終盤の目立つ場面でhiEが登場するなど、瞬間的に高い音階が要求されたり、息継ぎが大変だったりする場面があります。そのため、しっかり歌いこなすには、それなりに練習が求められると私は判断しました。もしキー調整をしても難しいと感じた場合は、他の易しめの曲と並行して練習してください。
『何度でも』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G#~hiEといった中高音域をしっかり歌いこなせることが求められます。とりわけ、最低音が高い分、mid2G#~hiB辺りが頻出します。また、hiC#,hiEなどは終盤の目立つ場面で使われます。これらを踏まえると、「標準よりやや高め~ある程度高音域が得意な女性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。
『何度でも』はノリの良いポップであり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。また、背中を押されるような歌詞も魅力的であり、勇気づけられる人も多いかもしれません。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
>> これらを踏まえると、「標準よりやや高め~ある程度高音域が得意男性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。
男性ではなく女性だと思います。やや高めなレベルの男性が歌える楽曲ではないと思うので()
名無しさんご指摘ありがとうございます。
取り急ぎ修正しました。助かりました。
「うれしい!たのしい!大好き!」お願いします!
リストアップしておきます。
ドリカムは名曲多いです。