J-POPの音域を詳しく調べる

J-POPを中心にボーカルの音域(キー)をそこそこ詳しく、細かく調べていきます。最高音や最低音以外も表記してます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

『ロストワールド』(ELLEGARDEN)の音域

 こんにちは。今回はELLEGARDENの『ロストワールド』(2004)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、この楽曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。よって、当ブログにおいても添付動画はありません。ご了承ください。


『ロストワールド』(ELLEGARDEN)、Lost World


『ロストワールド』(ELLEGARDEN)










【地声最低音】mid1G#(G#3)  

★ただそれだけで 僕はm1G#[笑]う(Aメロ)


【地声最高音】hiA(A4)  ※楽曲全体で8回

hiA[き]m2E[み]の手に 上手く馴染むもの(Aメロ)


【補足】mid2E~mid2Fの注意箇所

m2E[いら]m2F[い]E[もの] m2E[重]F[い]E[もの] (Bメロ)
★君m2E[だけ]が足をm1G#[止]めた そういうこ1G#[と]

★One day m2E[I] saw You hit m1G#[the] ground
m2E[そ]ういうことさ(楽曲の終盤)


 まず、ELLEGARDENというバンドについて少し説明します。ELLEGARDENは1998年に結成された日本の4人組バンドです。ジャンルとしてはパンクロック、エモーショナルハードコアなどに属します。そうした背景もあり、1曲あたりの演奏時間が非常に短く、3分程度で終わる楽曲がほとんどを占めております。2008年に活動休止を発表しましたが、2018年に10年ぶりに活動再開を表明し、話題を呼びました。

 さて、『ロストワールド』についてです。この楽曲は、2004年にELLEGARDENによりリリースされたアルバム『Pepperoni Quattro』(ペパロニ・クアットロ)に収録されているナンバーです。10曲中8曲目に収録された疾走感あふれるギターロックです。
 先にも述べましたように、ELLEGARDENはパンク色が強く、演奏時間が短い作品が多く見られます。この『ロストワールド』についても、演奏時間が3分17秒程度と非常にタイトに仕上がっております。

 歌メロディーについては、Aメロサビというよりも、洋楽にあるようなヴァースとコーラスのような形に近いと思います。明確にサビというものを定義しにくいですが、敢えて言うならばBメロがサビに近いのではないかと思います。洋楽ロックなどをよく聴いている人には非常に馴染みやすいかもしれません。
 
 『ロストワールド』の音域的な概要について述べます。『ロストワールド』は図にも示しますように1オクターブと少しの音域で歌メロディーが作られております。音域自体はあまり広くありません。hiAなどが登場するため、決して原曲キーが低いわけではありませんが、キーを下げて歌唱するということにも非常に適しています。 



 ☆最後に、『ロストワールド』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3) ~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも少し高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAについてですが、楽曲の冒頭にいきなり登場します。こういう冒頭からいきなり美味しい部分が登場するのが非常に洋楽っぽい展開だと私は感じます。難しい音階はこの場面がメインなのですが、楽曲全体で8回も登場します。
 このhiAについては、一般的な男性の音域よりも高いです。ただ、1フレーズに1回ですので、頑張って声を張り発声してみても良いかもしれません。声を強く張ると意外と高い声が出るものです。カラオケなどで試してみてください。
 『ロストワールド』は一般的には少しキーが高いですので、原曲キーから2つ程度下げて歌唱すると歌いやすいと思います。ただ、先にも述べましたように、難しい局面はhiAの場面【hiA[き]m2E[み]の手に 上手く馴染むもの】が中心になりますので、原曲キーで頑張ってみるのもよいと個人的には思います。当然ある程度歌い慣れている必要があり、普段歌い慣れていない人はキーを下げるなどして練習しておいてください。
 
 『ロストワールド』は疾走感あふれるギターロックですので、カラオケなどでも歌いやすいと思います。音域も広くないのでキー調整なども行いやすいです。ぜひチャレンジしてみてください。



『REVERSI』(UVERworld)の音域

(2019/11/06)初投稿
(2019/12/18)地声最低音をmid1Dからmid1Aに修正しました。画像も修正しました。

 こんにちは。今回はUVERworldの『REVERSI』(2012)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。


『REVERSI』(UVERworld)


【地声最低音】mid1A(A2)  ※ラップパート

m1A[Re-]-versi 負かしてやる

※ラップパートを除くと、mid2Aが最低音です。

【地声最高音】hiA(A4)  ※楽曲全体を通して頻出

★そm2F[の]手で すhiA[べ]m2G[て][ぇ]色あるものを[変]えれるG[な]A[ら]
★不安とまm2F[よい から見つ]け出した生hiA[き]m2G[か][たも]
★やm2F[す]らぐ[方]hiA[に行こう]m2G[として]F[ぇ]
★いhiA[ご]m2G[こ]m2F[ちにも慣れ]てきて
★大人の仲間入hiA[り]m2G[す]m2F[る][の][か?]

★がんじがhiA[ら]m2G[め]の社hiA[会]]G[で]幾度手を伸ばし
★じhiA[ぶ]m2G[んは]少し終わってくhiA[気がし][て]G[た]
★うhiA[し]m2G[なっ]てしまったら
hiA[respective yeah]


※ラップパートにもhiA,mid2Fなどの場面があるのですが、ここは音程よりもリズミカルに歌いこなせることの方が重要ですので、今回は割愛します。



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【補足】mid2F(一部のみ)mid2G#の注意箇所

★Listen tempt provi-[-dence]m2F
★きたm2F[ない]F[界]でい[き]を止[め]

★掴m2G#[も]m2G[う][し][た]G#[の]G[は]G#[れ]G[じゃ]ない
★不安と迷いのなm2F[か]m2G[きか]F[たを]見つF[け]だす
『REVERSI』(UVERworld)










 まず、『REVERSI』についてです。この楽曲は、2012年にロックバンドUVERworldによりリリースされたシングル作品です。厳密にはアルバム『THE ONE』に収録されていた楽曲ですが、リスナーなどの要望もありリカットされました。CDが売れなくなって久しいですが、2010年代にシングル曲としてリカットされるのは珍しいのではないかと思います。同名漫画を原作としたアニメ映画『青の祓魔師 -劇場版-』の主題歌としてタイアップが付きました。

 ちなみに、『REVERSI』(リバーシ)とは、日本ではオセロとして知られているゲームのことです。オセロになぞらえて、自分の夢や目標、勝負などにおける迷いを乗り越えていく前向きな歌詞内容になっています。こうした点はアニメの主題歌としても非常にピッタリなのではないかと思います。

 『REVERSI』の歌メロディーの音域的な特徴についてです。ラップパートを除くと、メロディーは1オクターブで構成されており、音域自体は決して広くありません。ただ、ロックバンドなどによるこうした作品はキーが狭くて歌いやすいのではなく、メロディー全体を通して高音域が頻出してことが多いです。『REVERSI』も歌メロディー部分の音域は広くありませんが、楽曲全体を通してhiAを中心とした高めの音階が頻出します。全体として、持続力が要求されます。



 さて、『REVERSI』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されています。一般的な男性の音域より少し高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音はhiAと一般的な男性の音域より少し高い程度です。ただ上述するように、このhiAが楽曲全体を通して、嵐のごとく頻出します。よって一曲分丸々歌い切るだけの持久力が必要になります。見た目以上に難易度が高いと思います。

 一般的な男性の場合、まずは少しキーを下げた状態で歌唱するのが良いと思います。例えば、原曲よりも2つ程度キーを下げて、最高音をmid2G辺りに設定すると、少し楽に歌唱できるはずです。

 一方、歌い慣れていない人の場合は、原曲キーから2つ下げた状態でも少ししんどいと思います。『REVERSI』はラップ部分を除けば、音域自体は広くないですので、もっとキーを下げて歌唱することも可能です。カラオケ等でも盛り上がりやすい楽曲だと思います。



『ラストソング』(Official髭男dism)の音域

 こんにちは。今回はOfficial髭男dismの『ラストソング』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、『ラストソング』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVが公開されておりません。よって、当ブログにおいても添付動画はありません。ご了承ください。


『ラストソング』(Official髭男dism)


【地声最低音】mid1E(E3)  ※Aメロおよびサビ

★こんな時だけ あっという間に過ぎ去るなんm1E[て]
★まだあm1E[そ]びたりないm2F[よ](サビ)


【地声最高音】hiA#(A#4)  ※Cメロで登場

hiA#地[ぼ]hiA[く]m2G[は][ら][ご][を]A[て]G[る]
★ちG[きゅう]hiA#[さい]hiA[ごの]  [日]m2G[だ]としA#[て]A[も~]G[ぉ]


【裏声最高音】hiC(C5) ※Cメロで登場

★このhiC裏[ハッ]ピーm2G[を]絶やC裏[さ]ないG[よう]


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【補足】mid2FhiAの注意箇所

★幕が下りれば僕ら お互いに離れm2G[ば]m2F[れ](Aメロ)
★ひと夏のきらめきが アイスを溶m2F[かし]ていく(Bメロ)
★それによく似たやるせm2G[な]m2F[さ]F[は] 
★ほんm2F[のす]hiA[こし]m2G[だけ]
★刹m2F[那のあ]m2G[じが] 甘F[く混ざ]G[りあう]

★悲F[しい][ら] 朝日m2F[よ]2度と出て[こ]ないで[と](サビ)
★とけm2F[い]F[ぎゅっ]と つねったら

★君と つm2G[く][上][た][も]G[出と](Cメロ)


※煩雑になるため、mid2Fは全ては記載してません。
『ラストソング』(Official髭男dism)









 まず、『ラストソング』についてです。この楽曲は、2019年に4人組バンドOfficial髭男dismによりリリースされたアルバム『Traveler』に収録されているナンバーです。タイトルから何となく想起させられますが、アルバム14曲中13曲目に収録され、終盤を彩ります。タイアップなどはありません。

 『ラストソング』はゆったりとしたテンポの楽曲です。イントロではホーン隊などが加わり、タイトルが示すようにどこか別れを感じさせます。個人的に面白いと思ったのは、別れを感じさせるナンバーでありながら、『ひと夏のきらめき』、『アイス』、『手持ち花火』など「夏を想起させるフレーズ」が多い点です。日本では基本的には春が出会いや別れの季節になります。しかし、夏を想起させるフレーズを多く使うことにより、楽曲から見えてくる景色が少し違って見えます。こうした工夫は面白いと感じました。

 『ラストソング』の大まかな音域の特徴についてです。この楽曲はサビの最高音がmid2Fとヒゲダン作品の中ではかなり低めです。mid2Fは一般的な男性の音域の範囲内です。BメロやCメロでhiA,hiA#といった音階も登場しますが、全体として低音部が目立つ楽曲になっています。



 最後に『ラストソング』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3) ~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音はhiA#で、Cメロで4回登場します。この辺りのキーは一般的な男性より少し高いですが、hiB,hiCといった音階が頻出するヒゲダンの楽曲群の中で低めなのではないかと思います。ここは出来れば地声で確実に発声したいところです。

 一方で、サビではmid2Fが最高音になります。上述の【補足】の部分を見て頂ければわかりますが、基本的にmid2G,mid2Fといった音階が楽曲の高めの音階になります。よって、『ラストソング』はある程度歌い慣れている男性であれば、手を出しやすい楽曲なのではないかと思います。これまで当ブログが取り上げたヒゲダンの楽曲の中では歌いやすい部類なのではないかと思います。

 『ラストソング』は最低音がmid1Eですので、キーを下げて歌うこともある程度は可能です。歌い慣れていない人は、高音が辛く感じられる方は、少しキーを下げて歌唱しても良いと思います。『ラストソング』はヒゲダン作品の中でもチャレンジしやすい楽曲と言えます。



管理人プロフィール

もりっしー

北九州市近郊に在住するギター初心者。

「気になる歌の音域データ、感想」を述べていくブログです。

【好きなもの】音楽(特に80年代~のポストパンク、邦楽ロック)/漫画/地理/炭酸飲料

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