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『小さな生き物』(スピッツ)の音域と感想

 こんにちは。今回はスピッツの『小さな生き物』(2013)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。

『小さな生き物』(スピッツ)、Chiisana Ikimono(Spitz)


【地声最低音】mid1E(E3) 

★そのほうが良かったことmid1E[と]
★だけど未だに あほな夢見[てる]


【地声最高音】hiA(A4)  

m2F#[ぼ]くは生hiA[き]m2G#[も]ので 守りたい生き物[を]


【補足】mid2F#の注意箇所

★小さな星のすmid2F#[みっ]


『小さな生き物』(スピッツ)










 まず、『小さな生き物』についてです。この楽曲は2013年にスピッツによりリリースされたアルバム『小さな生き物』に収録された楽曲です。アルバムの1曲目に収録されております。スピッツのYouTube公式チャンネルでもMVが公開され、2019年現在、再生回数が500万回を超えております。

 『小さな生き物』のサウンドについてですが、ミディアムテンポのポップなナンバーです。パブリックイメージとして、ボーカルの草野マサムネさんはアコースティックギターを持って歌う印象が強いですが、この楽曲ではエレキギターでリズムを奏でながら歌っております。
 サウンドとしてはスコットランドのロックバンドTeenage Fanclubのようなテイストです。Teenage Fanclubはスピッツと同時期から活動するバンドですが、音楽的な趣向が似ていると言われることが多いです。その点で言えば、『小さな生き物』はスピッツらしいサウンドとも言えるかもしれません。スピッツが好きな方はTeenage FanclubやThe Smithsなども合う可能性が高い気がします。

 『小さな生き物』の歌詞についてです。自身を「小さな生き物」であると喩え、その中で苦難に負けずに大切なものを守りながら生きていくといった前向きな歌詞内容です。これまで草野マサムネさんは自身を様々な「小さな生き物」に喩えて表現することが多く見られました。こうした「小さなもの」、「弱いもの」、「些細なもの」を愛でる趣向はスピッツの歌詞の一つの特徴ともいえると思います。

 一方で、『小さな生き物』の歌詞は東日本大震災の影響も受けていると言われています。一般的にスピッツの歌詞は繊細な表現が特徴的であり、必ずしも力強さやポジティブ色の強い印象はあまり強くありませんでした。しかし、『小さな生き物』においては比較的前向きで力強さを伴った表現になっていると思います。こうした傾向はここ10年くらいのスピッツの歌詞の一つの特徴かもしれません。他のバンドと比べて力強いわけではないですが、やや前向きな歌詞も増えています。
 個人的に好きなフレーズは「臆病な背中にも 等しく雨が降る」という箇所です。必ずしもポジティブな表現ではないですが、こうしたフレーズが歌詞全体のアクセントになっているように感じます。





 さて、『小さな生き物』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3) ~【地声最高音】hiA(A4)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。

 高音域が得意な人ならば楽しめる楽曲だと思います。一般的な音域の男性の場合は、ある程度歌い慣れていたとしても辛いかもしれません。
 一つの基準として、原曲よりも1~2つキーを下げてある程度歌いこなせるならば良しとしてよいと思います。当然、原曲で歌えるに越したことはありませんが、最初の到達点として、キーを少し下げて上手く歌えるようになるというのもアリだと思います。
 スピッツの楽曲は音域自体はそこまで広くありませんので、「キーを下げ過ぎて逆に低音部が歌いにくい」ということは起こりにくいです。この『小さな生き物』もそうした傾向を持ち、「自分が歌いやすいキーに合わせて練習しやすい楽曲」です。キーを下げる際も、mid2E,mid2F,mid2Gといった音階を意識するようにしてください。

 
 『小さな生き物』は音域的には女性が歌っても良いと思います。普段歌い慣れていない女性は原曲キーでも良いかもしれません。逆にある程度声が高いか、もしくは歌い慣れている女性であれば、少しキーを上げた方が歌いやすいと思います。
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