(2020/08/01)MVがフル公開されましたので、添付いたします。

 こんにちは。今回はback numberの『クリスマスソング』(2015)を取り上げたいと思います。クリスマスの時期には早いですが、よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『クリスマスソング』(back number)、Christmas Song


【地声最低音】mid1B(B2)  

m1B[あ]れ なんで恋なん[か]してんだろう


【地声最高音】hiA(A4)  ※1番サビとラストサビで登場

★サンタとやらに頼んでもしhiA地[か]m2G#[た]m2F#[な]いよ[な][ぁ]
★かm2F#[っ]m2G#[こ]hiA[わ]G#[る]F#[いし]


【裏声最高音】hiC#(C#5) 

★でもm2G#[こんな]hiA[こ]hiB[と]hiC#裏[つ]hiB[たえ]たら(サビ)


【補足】mid2F#hiB辺り

★らしmid2F#裏[く]hiA[ない]m2G#[こ]F#[と]ばが浮2F#[か]G#[んで] (Aメロ)
★わざとらしくきらめく街のせいかm2F#[な](Bメロ)

★会いm2F#[た][と][も][か]い[す]m2G#[う]が(サビ)
★君m2F#[の]ことどうおF#[も]m2G#[う]F#[か] 
m2G#裏[い]いよ そんなこと自分で分hiA裏[か]hiB[っ]m2F#[て]るよ
★長くなm2F#[る]m2G#裏[だけだ]hiA[か]hiB[ら]まとG#[める]F#[よ]
★君が好m2F#[き]

★あの時君に 出会って ただそれm2F#[だけで]~(Cメロ)
★自分の知らなかった自分が次からつm2F#[ぎに]

『クリスマスソング』(back number)









 まず、『クリスマスソング』についてです。この楽曲は、3人組バンドback numberにより2015年にリリースされたシングル作品です。この楽曲はタイアップとして、フジテレビ系ドラマ月9『5→9〜私に恋したお坊さん〜』の主題歌に起用されました。
 『クリスマスソング』は配信でのミリオンセールスを記録しており、2019年時点でのback numberの最大のヒット曲となっています。2015年の初頭に『ヒロイン』がヒットした彼らですが、この『クリスマスソング』により「back number=冬の話題曲」という図式が強くなったのかもしれません。
 ちなみに、この楽曲はレコード会社ユニバーサルミュージックジャパンのYouTube公式チャンネルでMVの一部が公開されており2019年9月現在、9300万回もの再生回数を記録しています。フル配信でないにもかかわらず、1億回に迫る再生回数を記録しているのは、極めて異例だと言えます。

 『クリスマスソング』のサウンドについてです。編曲はback numberと小林武史さんによりなされています。また、弦編曲について小林武史さんと四家卯大(しかうだい)さんがクレジットされています。四家卯大さんはMr.Childrenとも縁が深く、1990年代から楽曲のストリングスアレンジを担当しています。また、Mr.Childrenの櫻井和寿さんとプロデューサーの小林武史さんを中心に結成されたチャリティーバンドBank Bandにおいてもチェロ、およびストリングスアレンジなどで参加しております。

 こうしたこともあり、ストリングスが非常に存在感を発揮するクリスマスらしいアレンジになっています。小林武史さんのプロデュースの際は、こうした傾向が強いように感じます。個人的には、2番のAメロ~Bメロが非常に耳に残りました。ベースギターに始まり、キーボードや弦楽が加わっていく様が心地よいです。歌メロディーについてはAメロBメロサビCメロサビという多くの人に馴染みやすい展開です。



 さて、最後に『クリスマスソング』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2) ~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高いです。

 まず、地声最高音hiAについてですが、1番サビ、ラストのサビでそれぞれ2回登場します。この音階については一般的な男性の音域よりも少し高いです。故に、ある程度歌い慣れている人であっても、hiA部分については上手く発声できない可能性もあります。
 器用に裏声が駆使できる方であれば、裏声で対応することも可能かもしれませんが、私自身は難しいのではないかと思います。その辺は各々で試行錯誤してみてください。もちろん、地声でhiAの箇所を発声できることがベストです。

 最高音のhiAにも注目が集まりがちですが、一方でmid2F,mid2Gといった音階を確実に歌いこなすということも非常に重要です。この辺りの音階であれば、一般的な男性であっても到達しうる可能性が高いです。よって、上でピックアップしたmid2F#,midi2G#などの音階が滑らかに発声できることを念頭に置いて、練習してみてください。普段歌い慣れていない人は、このmid2F,mid2G辺りがハードルになっている可能性が高いです。

 一般的な男性の場合、キーを少し下げて歌うというのも十分にあり得る選択肢です。原曲キーよりも1~2程度下げると、地声の最高音がmid2G(#)程度に設定されます。
 一方で、『クリスマスソング』は音域がやや広めで低音部もあまり余裕がありません。キーを大きく下げると、Aメロ辺りが歌いにくくなる可能性があります。また、サビでは裏声なども多く駆使する必要があります。よって、普段歌い慣れていない人が『クリスマスソング』のキーを大きく下げて歌い慣れたりすることについては、私自身はあまりお勧めしません。

 『クリスマスソング』は今の時期(9月上旬)はまだ早いですが、興味を持たれた方は、12月に備えて練習をしても良いかもしれません。